ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

海外ドラマ【BOSCH】シーズン3あらすじと感想(少々ネタバレ)

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お盆どす。

毎日、暑いねぇ。

なんというか、むぅんとする嫌な暑さだよね。

外に出ると暑いので、なるべく家に居てます。

今日は海外ドラマ「BOSCH」の話だけど、前書きが長いのでBOSCHの内容をすぐに読みたい方は目次から飛んでください。

先日、 ふかづめさんに似顔絵を描いてもらいました。

実は、私の似顔絵への想いは数か月に及びます。

事の発端は、数か月前に友人が「彼氏に似顔絵を描いてもらった」と言って美しい似顔絵の画像を送ってきたことでした。

「まぁ、素敵」と思いました。

早速アメリカにいる夫に

「友人が彼氏にこんな素敵な絵を描いてもらったんだって!…ねぇ…あんた?愛する嫁の似顔絵を…そろそろ描いてみないかい?」

と打診してみました。

無視されました。

しばらくして、恋敵のやなぎやさんが旦那さんに可愛い似顔絵を描いてもらっていることを知りました。悔しいっ。

その後、twitterでふかづめさんがこっそりとKONMA08さんの似顔絵を描いていることを知った私はWパンチで打ちのめされました。

揃いも揃って何なんでしょうか。友人の彼氏は友人の似顔絵を描き、やなぎやさんの旦那さんはやなぎやさんの似顔絵を描き、ふかづめさんは本命のKONMA08さんの似顔絵を描いている。

これは・・・

もしかして…もしかしてだよ?

私の知らないところで、「2020年は好意を寄せている相手の似顔絵を描くこと」というルールがこの世にあるということはありませんか?

もしかしたら「大切なあの人に普段言えない気持ちを伝えてみよう!似顔絵を描いてみませんか?」という似顔絵感謝デイみたいなものがあったりしませんか?

そんな話、あたし、ぜんっぜん、聞いてない。

でも絶対あるんだと思います。多分、アンダーワールドで。

じゃなかったら、なんでどいつもこいつもパートナーや好きな相手の似顔絵を描いてるんですか!?

なんで我が夫は嫁である私の似顔絵を描いてないんですかっ!?

なお、浮気者のふかづめさんは、れんげさんの似顔絵も描いていました。

アンダーワールドにおける似顔絵感謝デイの存在を悟った私は、ふかづめさんに似顔絵を描かせることにしました。

その瞬間、どこからともなく地獄目のやなぎやさんが飛んできて「G子はいいから、あたし先に描いて」と罰当たりなことを言い出しました。

ふかづめさんは「やなぎやさん、割り込み!」と私を弁護してくれました。

ましたが!

弁護してくれたのに、ふかづめさんは何故かやなぎやさんの絵を描いていました。

しかも3時間かけて。なんでやねん。

いつも裏切られる。 

やなぎやさんは「あたしの勝ち」みたいな顔してましたが、私はふかづめさんを信じていたので「何も知らない子羊、今のうちに仮初の勝利に酔いしれてな」と大人の余裕をかましていました。

私の似顔絵という力作は最後にとっておきたかったに違いない。そう思っていたのです。

そして間もなく・・・待望の似顔絵が公開されました。

・・・熊?

よく見ても見なくても・・・これ熊だよね?

確かに私はこっそりとtwitterのアイコンを熊に変え、「シャケが来たらこう」とアピールはしましたよ。

でも「熊を描け」とは言ってません。

「似顔絵描いて欲しいです。元気100%坊ちゃんの美人彼女風にお願いします。」と言ったわけです。

それなのに!

熊!?

くま!?

K・U・M・Aぁぁぁ!!

しかもこの熊は大好きなシャケをぶった斬っているので(魚斬拳だか何だかで)、鮭の刺身が食べれません。

なお、今まで猫かぶってたけど、私は家でクマさんと呼ばれているので自分に正直に居ようと思い、twitterのアイコンを熊に変えました。

やぶれかぶれの私は間髪おかずにふかづめさんに「コリン・ファレルの似顔絵を描いて」と再挑戦しました。

頼んでもいないのに目をつぶって描かれました。3分で。あ2分か。ゴロを合わせるために3分にします。やなぎやさんは3時間なのに、コリン・ファレルは3分とはどういう了見なのでしょうか。

そんなコリン・ファレルの似顔絵を見たい人はここ。

 

【BOSCH】シーズン3のあらすじと感想

おもしろいので一気見してしまい、あっという間にS6まで観終わってしまいましたー。

こうなるともう4シーズンも前の事件の内容なんか記憶が飛んじゃってて全然思い出せない。

そういうわけでさらっとした記事に仕上げますよ。

個人的にシーズン3は最も満足度が低いシーズンでした。

まずボッシュが執拗に追っていたらしいガンという男が殺されるのでボッシュが容疑者として浮かび上がります。ここからして、つまらなそう。だって主人公のボッシュが犯人なわけないじゃん。シカゴPDのボイトならまだしも、ボッシュは一線は超えないという信念を持った古臭い刑事だから。

したがってボッシュを疑うロバートソン刑事の一連の展開は観る前から無駄骨になることが分かるので、鑑賞にも身が入らないというわけでした。

それからシーズン3は、ボッシュシリーズを通して私が好きじゃない点が目立っていました。

現実的といえば現実的なのだけれど、ボッシュでは一度に複数の事件が進行していくので、あっちこっちに話が飛んで気が散るという点です。

たとえばシーズン3では、上記のガン殺害事件に加え、ホランドという容疑者の(連続)殺人事件があります。最終的にこの2件の道は交わるので、この2件の殺人事件だけならいいのだけれど、困ったことにもう1件大きな事件があるわけです。

もう1件の事件は、退役軍人が殺された事件で、元特殊部隊の仲間たちが容疑者として浮上します。一応、本筋はこちらなのかもしれないけれど、時間配分的には五分五分くらい?

退役軍人殺害事件は、エドガーが初めてある人物を撃って殺害したり、逆に狙われたりと、本筋にふさわしいアクション性とスリルがあるのだから、こちらをメインにしてもっと時間を割けば面白かったと思います。他の2件の事件の方は「ボッシュが容疑者かも」路線なので観てても無駄に感じちゃうからね。ホランドの傍にいっつも砂使いのマミーがおるしな。

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かつてのマミー

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こうやるだけで砂を自由自在に操っていた時期

しかもボッシュの母の殺人事件も時々出てくるからさぁ。登場人物こんがらがる。

それでもエドガーがボッシュの秘密主義に振り回されて愛想を尽かしたり、エドガーが危険な目に遭ったので刑事を夫に持つ妻の気持ちが変化する点など、感傷的にもおもしろいと思ったけどね。

そういえばシーズン3あたりでやっと気づいたんだけど、エドガーて「ザ・ワイヤー」の麻薬キングピンのマルロ様でした…雰囲気が違い過ぎて分からなかった…。「ザ・ワイヤー」のマルロ様も良かったけど、真面目な刑事のエドガーもいいね、やなぎやさん。

そして見どころは最後のボッシュと犯人との戦い。これまでは、ムカつく上司の腕を捻り投げてガラス窓を突き破らせたり、「おいこらてめえ」とツカツカやってきた男性をヒョイッと軽く交わして不戦勝だったりと、節約モードの戦いばかりしてきたボッシュだが、そんな私の嫌味がボッシュに伝わったのか、今回は大きく動いてきました。

島でラスボスと攻防戦になるのだけれど、あれはやっぱり年の功というか、ボッシュが上手。グッドアイデアでしたね。まともに戦ったら相手の方が現役だし若いし敵わないので、知恵を凝らした作戦が功を奏しました。

というわけで、シーズン3の感想でした。

BOSCH/ボッシュはAmazonプライムで視聴できます。