Photo courtesy: Gene Page/AMC
ウォーキング・デッドのシーズン7第10話の感想です。
前回の感想はこちらです。
【ウォーキング・デッド】シーズン7第10話の感想(ネタバレ注意)
キングダムと救世者
冒頭から緊張感あふれる展開です。
キングダムが救世者たちに物資を渡しに行くシーンです。
前回の物資引き渡しのときに、リチャードと殴り合いになった相手が再びリチャードに絡んできます。
そしてリチャードに銃をよこせと要求し、リチャードと銃を構え合う事態に。
リチャードは怯みませんが、エゼキエルに命令されてやむなく銃を渡します。
ほーらリチャードの想定していた通りになった。
リチャードは遅かれ早かれこうなることは目に見えていると、モーガンとキャロルに説得していましたよね。
エゼキエルもさ、リチャードに「銃を渡すんだ」とか言ってんだけど。偉そうにしといて、だらしなくね?キングとか呼ばせておいて、さらにトラまで飼ってるくせによお。
顔はハンサムだけど。
まあでも、コミュニティの住民の命を預かってる立場ですからね、仕方ないんですけどね。
キングダムのマンパワーと軍事力がどのぐらいあるのか、ドラマだと分からないのでなんとも言えません。
救世者の男が銃でリチャードを殴ろうとした瞬間、なんとモーガンが動きました!
なんていうか、反射的な動きでしたね。モーガンの「人を殺したくない」という思いが伝わってきます。
ちょっちゅカッコいいよ~モーガン~、あとはタバサ(ヤギ)の飼い主の洗脳が解ければ~(名前忘れた)
しかし六尺棒も奪われてしまいました。
だーかーらーこうなることくらい分かってたでしょうが!!
エゼキエルもモーガンも覚悟決めないと!
リチャードはもう覚悟決めてるし、ベンジャミンだって立ち上がろうとしてるじゃない。
ベンジャミンいいね。モーガンたちを助けようと咄嗟に動いた。これが自然だよね。
ロジータがユージーンに言っていたことを皆さん覚えてるでしょうか。
自分が死ぬより、仲間が死ぬのを見るのが嫌だから戦うってこと。子どもが出来てから、私の中でこういう思いは強くなりました。子どものためなら命は惜しくないわ。
こんな人間の本能を語らせるゾンビって偉大なんだなぁ…
モーガン、六尺棒が命の次に好きなんだろうなぁ…
ちなみに救世者がモーガンに「センセイ」と皮肉を言ってますけど、日本語の「センセイ」はすでにこちらで知られています。忍者タートルの影響も大きいかもしれませんね。
しかし救世者たちはクソだらけですね。
ニーガンを倒しても、こいつらと仲間になるのはイヤじゃないか?
リチャードはもうキングダムから出てリックたちに合流したほうがいんじゃないか?
ダリル
救世者たちに会った後にモーガンが耳らへんから血を出してるのを見て話しかけるダリル。
ダリル(ノーマン・リーダス)の声って低くて渋くて、いんだよね~。やっぱりモデル出身だけあって、スタイルもいいし。顔も、目が細目で、ちょっとアジア人の血が入ってそうな感じがまたいい。
そしてクロスボウが似合う!
リチャードがキャロルを餌にするとは思わなかったわーちょっとそれはダメよね。でもダリルが気付いて良かった!リチャードの株下がった。
キャロルとダリルの友愛は最高だよね。この二人は簡単に恋愛とかに発展させないで欲しい。お互いを愛しているのは明らかだけど、それは恋を超越した「愛」であって、お互いのためなら死ねるようなレベルだから、恋愛沙汰にしちゃうとその高尚な想いが失われてしまうんだよね。
こういうふうに死ぬか生きるかのアポカリプスで、お互いを助け合いながら生きてきたからこそ芽生える愛であって、簡単な色恋で台無しにしてほしくないわ。
同じ理由でリックとミショーンがくっついたのも反対。お互い気持ちがあるのは分かってたけど、なんかヤダ。ミショーンには、リックが他の女性と結ばれたり別れたりする一方で常にリックの側にいてリックの味方であるという、他の女性より大事な女性でいて欲しかったのよね。
ゴミ・コミュニティ
よく見たらゴミ集積所とスクラップ工場を兼ねたところだね。
ガブリエル神父よかった、裏切ったわけじゃなくって、やっぱり人質になってた!
しかもあの勇気!!またまた見直しましたよ!
リックとガブリエル神父が仲良くなると、嬉しいな。
それにしてもリックは次から次へと大変なことやらされるなぁ…
また手にナイフ突き刺さってる…
リーダーは大変です。
今シーズンの第1話でも、ニーガンにいろいろやらされて大変そうだった。
リック演じるアンドリュー・リンカーンのギャラが1話50万ドルというのも頷ける話です。
スパイク・ゾンビ、スゲエ!
これ救世者たちに武器として使えるんじゃない?
ゾンビにナイフぶちこんで、アジトに大勢放つとか、いいアイデアだよ!
でも目が鉄仮面で見えてないような…目の穴は開けてあげて!
でもこのゴミ・コミュニティの女リーダーが好きじゃないなー。
髪型、変じゃね?プリンだし。あと歯がイヤだ。
なんなんだろう、この人たちは…巨大な男もいたけど…ボートハウスの物資を自分たちで捕りに行かずに、誰かが捕るのを待ってたとか…よく分からん人たちだ。とにかくエキセントリックな人達ですね。
あーこれがリックの過去の友人とか、シーズン1で交えそうになった老人ホームを守る善人ギャングだったら本当にテンション上がったのになー!!そう思いませんか?
キャロルとダリル
そして待ってましたーキャロルとダリルの再会!
へへ…おかしいな…なんでだろ…涙出ちゃうや。
つーか夜なのに、キャロルの家泊って行かないのダリルは!?夜中うろうろしちゃ危ないよ!
ダリルと虎のペアが似合いすぎる。
今回はダリルの登場が多くて嬉しい回でした!
感想まとめ
全体的には大きな動きはなく、新しいゴミ・コミュニティと取引を取り付けることと、ダリルとキャロルの再会が大きなイベントでした。
リチャードの言う通り、救世者たちがいつキングダムに乗り込んでくるかも分からないし、キングダムもこの先無事ではいられないでしょう。
予想では、今度はタラがオーシャンサイドにヘルプを求め、武器を確保ですね。
そしてアレクサンドリア、ヒルトップ、ゴミ、オーシャンサイドの4つのコミュニティ vs 救世者たちで戦うことになる。
そしてリックたちがピンチの時に、エゼキエルと虎とキングダムが登場~!!
ってな具合になりそうですね。
アレクサンドリアは人数が少ないし、リックたち以外は武闘派がいないからマンパワー的にはヒルトップと同じくらいしかないのが痛い!やっぱりニーガンがエイブラハムを選んだのは戦略的に当然だな。
ゴミ・コミュニティのみんなの戦闘レベルも未知数だし、銃を持っていない。
オーシャンサイドは武器はあったけど女性だけ。
救世者たちはヒルトップやアレクサンドリアの武器も根こそぎかっさらっていったので、軍備的にはオーシャンサイドの武器だけじゃ足りないような気がしますが…
あのあたりに米軍基地はないんですか?
遠くても基地に行ってありったけの武器や戦車を取って来て準備に準備を重ねた上で奇襲したほうがいいんじゃないだろうか…
ニーガンは頭も良いから、ニーガンの思惑を上回るプランを考えないとダメだよね。
ニーガンの倍返しが怖いですし。
ウォーキング・デッドはHuluで視聴できます!
次回第11話の予告のネタバレ感想
次回予告を見ましたが、どうやらダリルを逃がしたのはドワイトじゃないようです。 予告では、ダリルが殺したファット・ジョーイの死体の周りに救世者たちが集まっています。ドワイトもやってきます。ドワイトはダリルのバイクがなくなってることに気付き、急いで牢屋に向かいますが、そこはもぬけの殻。ドワイトはドアを蹴ります。 となると、やっぱりシェリーしかない…ですよね。 ドワイトが今更リックのほうに寝返るのもなんだかなーと思うので、シェリーがダリルを逃がしたことを知ったニーガンがシェリーを殺し、シェリーを殺されたドワイトがリックに寝返るという感じかなぁ???
次回の感想はこちら→【ウォーキング・デッド】シーズン7第11話の感想