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【ウォーキング・デッド】シーズン6第13話の感想&レビューです。
今回はマギーとキャロルが主役のエピソードでした。
特に注目は我らのキャロル。
キャロルは弱いのか強いのか全くわからないキャラですが、本国での人気は相当なもので、ウォーキング・デッドでもトップ5に入る人気者です。
私は最初キャロルが苦手でした。シーズン2で、カールの反抗的な態度をローリにチクッた時がなんか危ない未亡人ぽい感じだったんで。
リックから島流しの刑にあった後、テルミナスに一人で挑み、全員無事に救い出した時から私のヒーローになりました。
こんなか弱き女性がこのアポカリプスでここまで生き延びてこれたのは偶然ではありません。キャロルの底力です。生存能力なのです。
もちろんダリルやリックなど、良き仲間に恵まれたことが大きいですけどね。
ウルフに成りすまして反撃するなど、何気に頭もキレます。
強さを持ったか弱き女性、それがキャロルなのです。何気に私Gの理想の女性像かも。
以下ネタバレ注意
【ウォーキング・デッド】シーズン6第13話の感想&レビュー
手足を縛られ、さるぐつわをされた状態で過呼吸を起こすキャロルですが、これはどこまで本当だったんだろう。
私が思うに、たぶん本当に過呼吸を起こしたんじゃないかと思う。結果的にさるぐつわを外してもらうことに成功したわけだけど、騙すのはミカタからどころか騙すのは自分からを実践したんじゃないかな。
キャロルは自分では意識していないのかもしれないけど、か弱い何もできない女を演じて相手を油断させ、隙をつくのがキャロルの最大の武器。今回はそんなキャロルを十分堪能できるエピソードでした。
途中、涙を流してポーラに話しかけるところも、あれは演技じゃなくてキャロルの本心なんですよね。だからこそポーラたちはまんまと油断してキャロルを一人にしてしまった。そこがキャロルの凄いところなんですね~。
気になる点
でもひとつ気になる点が…前回のエピソードからキャロルが罪の意識にさいなまされているところが気になります。
最後にダリルに「大丈夫か?」と尋ねられたときも、キャロルらしからぬ「いいえ」と答えていたし。
最終エピソードのニーガンの犠牲者が誰なのか、本国アメリカでは議論が延々と続いています。
ニーガンの犠牲者になるであろう犠牲者の一人が「キャロル説」で、罪悪感になやまされるキャロルが他のメンバーの身代わりになるという説。
ここまでキャロルの罪悪感が描かれると、その布石にも見えてきてしまいます。
私の今のところの予想では、エイブラハムかキャロル。
シーズン1からのオリジナルメンバーがいなくなるのはやっぱりイヤです。
マギーはイケイケでしたね。マギーのキャラも好きです。かわいいし。赤ちゃんもできたことだし、だんだん強くなってきているよね。
お腹を切り付けられたときはドキッとしましたが。
ポーラの身の上話シーンは退屈でした。あのシーンはいりません。ポッと出の、しかもすぐに死ぬキャラの身の上話は不要だと思う。
敵キャラで好きだったのは肺がん患ってもタバコ吸ってたおばあちゃん。
敵が皆して調子こいて「私たち皆ニーガンだ」「俺がニーガンだ」ていうのが気に食わなかった。コミックを読む限り大して意味ないし。
ところで、ウルフは絶滅したの?
ダリルのバイクを盗んだ二人はニーガンの餌に?これはあとの3エピソードで明らかになりそうですね。あの時、ダリルのバイクを盗んだ3人衆が逃げてたのはニーガンたちっぽいですね。
今シーズも残りあと3話となってしまいました。ニーガンの登場が待ちきれないとともに恐ろしいGの感想でした。
ウォーキング・デッドはHuluで視聴できます。