「ウェントワース女子刑務所」シーズン5第3話の感想です。
【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第3話の感想
全体の感想
分かっていたことですが、キャズは本当に無能ですね。
おまけにトップドッグの座を保証するためにドラッグディーラーのティナと取引してドラッグの許してたとか、情けなすぎます…
ブーマーに押さえつけさせて、でも暴力はダメよ!ってブーマーに言ったりしてるのは面白いんですけどね。
でもキャズはそのうち引き下ろされそうな気がします。
なぜって?暴力反対だから。
暴力は私も反対ですが、必要悪という一面があります。刑務所では、ある意味、暴力が秩序を保っているという皮肉があるわけです。
ファーガソンが何か大きなこと企んでるから、キャズのトップドッグに地位も長くはないと思われますね。
不思議なことにファーガソンがトップドッグに立つというミラクルが起きそうな予感…ファーガソンは皆嫌いだけど、自分の利益のために役に立つことをしてくれるファーガソンを利用したいと考える輩はたくさんいるでしょう。ドラッグディールしている連中は特に。
ファーガソンはヴェラへの復讐を誓ってますし、彼女はいまだに所長というポジションに執着している。囚人なのに所長になろうなんておかしいですが、ファーガソンはサイコパスなので、所長になれないのなら違う手を使ってトップに上り詰めて刑務所を動かそうと考えるのは自然な流れですね。
ファーガソンのキャラを作ったウェントワース女子刑務所は最高ですね。
ブリジットとのカウンセリングで、ブリジットが無意識に自分の髪をなでつけた後、まったく同じ動作をしてましたね。ミラーリング効果と言われるやつを。
ブーマーとファーガソンのシーンが爆笑もの。
ファーガソンがトップドッグのキャズに話をしたいというシーン。ブーマーがファーガソンが見えないフリ(笑)
ブーマーは身体がデカイから頼りになるなー笑
フランキー
フランキーがブリジットを遠ざけていますが、フランキーの気持ちが分かりますね。刑務所に入っているなら入っているなりの心構えになる必要があります。(入ったことないけど)同時にフランキーはブリジットを愛しているから巻き込みたくないという面もあるわけで、「愛してるから助けたい、何もしないわけにはいかない」というブリジットは愛の押し付けのような気もします。ちょっとブリジットうざかったですね。
フランキーのこういう男気にあふれたところが好きです。フランキーの立場に立ってみれば、静観しているのが一番だって気付きますね。自分の無罪を晴らすのに忙しいんだから、ほっといてやれよ~と思ってしまいました。まして一緒にいるところを見られたらそれこそ状況が悪化するというのに。
あとフランキーとアリーがくっつきそうな気がします。お似合い。
そしてマイクを殺した黒幕はファーガソンではないっぽいですね。ということはマイクはフランキーを嵌めるために自殺をステージしたということかな?
リズ
リズ…もう言葉が出ない。
言わんこっちゃない!
今回のエピソードはリズのことで冷や冷や、緊張しまくりでした。
あの男に強制されたと何故言わないんですか!!?
ソーニャは無罪放免になり、リズは偽証罪で15年食らうかもとか…
なんだろう、自業自得なんだけど…リズはけっこう年もいってるし、そこはかとない絶望感を感じてしまいました。
最初から偽証なんてダメだと普通の感覚なら分かるんだけど、刑務所に長くいて、男の甘い口車に乗せられて、仮出獄と男との新しいライフという「希望」をみせられて、判断がつかなくなったのでしょう。
ルーシーに洋服姿のところを見られてしまっているので、あとあと密告がバレそうな予感…
今回もおもしろいエピソードでしたが、やっぱりビーが恋しいです。
ウェントワース女子刑務所はHuluで視聴できます。
次回の感想はこちら→【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第4話の感想(ネタバレ)