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【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン4第8話あらすじと感想:3人の死

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Courtesy: History

 

【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン4第8話あらすじと感想

パリ

パリはヴァイキングに勝利して超祝賀モード。

ギスラはロロとの子どもを宿したことをチャールズ皇帝に報告する。

オド伯はフランク国を勝利に導いた立役者ロロを信用すべきではないとチャールズ皇帝に進言する。

ロロに嫉妬するオド伯がいつものようにフィフティ・シェイズ・オブ・グレイの相手の女性とSMに興じようとすると、女性に「今度は貴方がMやってみない?」と口説かれ、手枷足枷されたところでローランドが登場して鞭打ちにて殺害する。

ちょ…オド伯はオド伯は元々パリを純粋に守ってきた宿将で、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイが好きという性癖で視聴者をドン引きさせてこれから面白くなってくるところだったのに、時期尚早でしょぼい死に方だったなぁ…

一応チャールズ皇帝の命による処刑なんだけど、オド伯は実際に反逆を企てていたわけではなく酔っぱらってSM中に「チャールズ皇帝な、ありゃダメだ」みたいに愚痴ってただけなのに。要するにハメられて反逆罪にされたわけだ。

これはちょっとドラマ的にしょぼいというか、ガッカリだなぁ。

オドたんが死のうが死ぬまいが私の感情はちいとも揺さぶられないけれど、こんなしょぼい退場の仕方をさせてしまうとは…

これまでのオドたんに費やしてきた時間が無駄に感じてしまうよね。もったいない!!

まぁでもパリ戦が終わりに近づいているということなのかもしれないけど。

 

ウェセックス

エクバート王がウェセックスに戻るとクィンスリスがエセルウルフの子どもを妊娠していた。

あぁー糞っ、このドラマ、どいつもこいつも簡単に妊娠しよる!なんで私は二人目を妊娠しなかったんだ!

ていうか、クィンスリスてエクバートともベッドを共にしたよな。

父親(エクバート)と息子(エセルウルフ)の両方と寝るなんて…親子で穴兄弟とか恥ずかしいな。

ちなみにジュディスも父親(エクバート)と息子(エセルウルフ)の両方と寝てるし…

…ダブル穴兄弟じゃん。

この時代は血縁の有無を問わず、家族関係にある者同士の性交は今よりは多かったのかね?医学的知識も今のようになかっただろうから、多かったとみるのが自然かもなぁ。

エクバートがクィンスリスに「あ、そうそう。マーシアを譲り受けたのでマーシアの王も私です。」と話すとクィンスリス激昂。「あんたはモンスターよ!」と吐く。

まぁエクバートはモンスターではあるが統治者としては優れているし、少なくともクィンスリスが統治するよりはマーシア国は太平を得られることでしょう。

クィンスリスは息子マグナスを連れてこっそりウェセックスから逃げようとするがジュディスに裏切られて捕まる。

エクバートはラグナルが戻ってきたときにマグナスを人質として手にしておきたかったのだった。

でもマグナスは本当にラグナルの子なの?あのときクィンスリスはラグナルにオシッコをかけただけであって、性交はしていないよねぇ。。

おそらくヴァイキングの強さを見たクィンスリスがでっち上げた嘘だと思うけどね。

夜、クィンスリスは寝ているエクバートの首にナイフを突きつけるが、背後からジュディスに刺されて死ぬ。赤ちゃんも死んじゃったね。

クィンスリスの死はオドよりは実のあるものだったけど…クィンスリスはどうも最初からパペット扱いというか、色情魔のエキセントリックな信用できない人物として描かれていたのでどうも軽視されてる気がしてならなかった。

クィンスリスを愛されキャラにしていたらもっと盛り上がったんじゃないかしら。

たとえば親族から性的虐待を受けたのでエクバートを利用して復讐を果たし、人民からも愛され、親衛隊もいる女王だったら…親衛隊も殺され、今回のように最後はジュディスに刺されて死ぬ…だったらもっと面白かったように思います。

 

カテガット

さすらい人ハーバードは王座に座って「お前ら全員愛してるぜー」と愛が全開。

人民を愛する余り、3Pに興じる。

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博愛のさすらい人ハーバード。愛が止まらず3Pにもつれ込む。

ハーバードを胡散臭がるアスラウグの三男シグルズは、「ママ、見てー」とアスラウグママに女二人と絡み合う3P真っ最中のハーバードの姿を見せる。

今度はアスラウグの嫉妬が全開。

王の間で「ふざけんじゃないわよー」とばかりに物を投げまくるアスラウグ。

ラグナルには見せなかった嫉妬心だよね。

アスラウグ趣味悪ー。

ハーバードは「嫉妬はダメよーダメダメー」と言いながらまた去っていく。

・・・貴方、何しに来たんですか!

 

パリ周辺のヴァイキングたち

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ロロ率いるパリ軍にコテンパンにやられ敗走したヴァイキングたち。

ハーラルはラグナルの力量を疑い始め、ラゲルサもビヨルンもラグナルの衰退を感じ始める。

崖に差し掛かったとき、ラグナルが妙案を思いつく。

「船を崖の上に吊り上げて、山を越え、フランク国の砦を超えて、上流の川に船を戻します。」

・・・えぇっ?

さっきやられた門の砦を通過するために、船を崖の上に吊り上げて船を引きずりながら山越えするということ?

聞くだけで面倒くさい。

でもなぜかハーラル達には「それいいねー!さすがラグナル様やで!さっきは君の能力ちょっと疑って御免ね」と好評で草。

たまにヴァイキング民が分からなくなる。

というわけで船を崖の上に吊り上げることにします。

こらまた大仕事です。

そこで船大工フロキの出番です。

フロキは「ラグナルのためならできる。俺はすべてラグナルのためにやってるんだー」と、実はアセルスタンを殺したことを「ラグナルのため」と暗に弁解してたりもするんだけど、一応このミッション・インポッシブルと前回のラグナルによる金槌フロキ救出劇によって二人は心を通じ合わせた模様。

フロキよぉ、さっきまでハーラル達にラグナルの悪口言ってたくせに、このすっとこどっこいが。

というわけで前代未聞の船吊り上げ&山越え作戦が開始しました。

どんだけ時間かかるんだろう。

思ったんだけど、わざわざ崖をよじ登らせなくても、陸がある低地から船を引っ張っていけばよくない・・・?

船の崖登り作業中にヤクの切れたラグナルがイードゥに「薬よこせー」と迫ります。

イードゥが薬はもうないと言います。

ラグナルが「お前を連れてきたのは薬のためだけ。どうなるか分かってんのかー」とイードゥを脅す。するとイードゥが「イングランドにいる同胞入植者たちがエクバート達に虐殺された秘密をみんなにバラすわよ」と言ったので、ラグナルはイードゥを溺死させます。

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イードゥ

あぁ…イードゥも死んじゃった。今エピソードは3人目よ、死んだの! 

なお、ラグナルがイードゥを溺死させるのをウベとヴィットゼルクが目撃してました。

ラグナルは息子二人に「・・・大丈夫大丈夫」とか言ってイードゥのポケットから残りの阿片を取り、イードゥの死体をそのまま川に流します。

ヴァイキングたちは船を崖に吊り上げると、盤木を敷きながら船を引っ張って山を移動し始めました。

すごい体力だな。

 でも上流に持って行くことで戦略的にそんなに大きなメリットになるのですか?

どっちにしろ川から攻撃することになるのだから、あまりメリットがないような気がするけど、今回大敗した門砦を避けるためかな?

あの門砦はむしろ夜中に陸からこっそり奇襲攻撃かけて潰した方がいいような気がするけど。

いずれにしても中州内の要塞を強襲で開城させるのは困難だね。