ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

ビッグ・ベアー・レイク体験記:滞在ホテル、アルパイン動物園、おススメのレストラン

ビッグ・ベアー・レイク

オレンジカウンティから車で3時間ほどにあるスキーリゾート地「ビッグ・ベア―・レイク」に行ってきた体験記です。

とても素敵なところで家族ともども気に入ったので是非紹介させてください。

 

【ビッグ・ベアー・レイク】

ビッグ・ベアーってどこにあるの?

ビッグ・ベアー・レイクはロスアンゼルスから東に車で2時間ほど行ったところにあるスキーリゾート地です。

オレンジカウンティからは北西に2時間半くらいですかね。

f:id:oclife:20180608024856j:plain

公式サイト: https://www.bigbear.com/


ビッグ・ベアー・レイクは、標高6,752フィート(2,058m)にある湖です。

富士山が12,388フィートなので、ちょうどその半分くらいの標高ですね。

いまだにフィートの感覚がつかめず、6000フィートとか標識が出ていても「それって何メートル?」状態になっちゃうのよね。

冬場は雪が降るのでスキーやスノボーのリゾート地、夏場は暑さを逃れてやってくる避暑地として人気があります。現地の人に聞いたところ、雪が降るのは1月~3月くらいで、2フィートくらい積もる時もあれば、数センチしか積もらない時もあるそうです。

ロスから2時間ですからお気軽に行けますね。LAX(ロスアンゼルス国際空港)からは114マイル(183km)で2時間18分で行けます。

ちなみに名前の通り、ネイティブインディアンが居住していたころは、クマがたくさんいたそうです。

 

ビッグ・ベアーまでの旅路

ビッグ・ベアーに行くまでの様子をお楽しみ下さい。

f:id:oclife:20180608033117j:plain

91フリーウェイ

この日はちょっと曇り空でした。でも私には暑すぎない曇り空がベストです。

途中でトレーラーの事故に遭遇しました。とにかくアメリカは交通事故が多いです。

f:id:oclife:20180608033330j:plain

f:id:oclife:20180608033504j:plain

f:id:oclife:20180608033536j:plain

あの山を登って行きます。

f:id:oclife:20180608033612j:plain

この辺はサンベルナルディーノ・カウンティのレッドランド辺り。サンベルナルディーノは2015年に障害者センターでイスラム系夫妻と友人男性の3人による銃乱射事件が起きたところですね。

f:id:oclife:20180608033924j:plain

f:id:oclife:20180608033950j:plain

f:id:oclife:20180608034015j:plain

あそこらへんからここまで登ってきました。山道がけっこう長いです。

f:id:oclife:20180608034054j:plain

だんだん雲に近付いてきました。

f:id:oclife:20180608034156j:plain

雲に到達。温度が6度まで下がりました。

f:id:oclife:20180608034233j:plain

さすがに半袖で6度は寒いです。5分ほど車の外に出て足を伸ばしましたが、すぐに車の中へ入りました。

f:id:oclife:20180608034328j:plain

山道を抜けて、ついにビッグ・ベアー・レイクに到着です。うってかわってお天気でした。空が青い!

 

滞在ホテル

今回はCoolCabinsのコテージに滞在しました。

Big Bear Lake ホームページから、いろいろなタイプのホテルを探すことができます。

f:id:oclife:20180608034725j:plain

実は最初はAirbnbやVRBOなどのバケーションレンタルを探していたんですが、いつのまにか「サービス料」なるものが課金されるようになっていたんですよね。それがバカ高い。

たとえば1泊120㌦のバケレンでも掃除代が60㌦、サービス料が120㌦なんていうのが多くて、2泊で240㌦のはずがトータルで420㌦とかになっちゃう。

しかもそのサービス料が何なのか使途不明。こんなの使えるか!と思って、隠れコストがないホテルを直接予約することにしました。

CoolCabinsはクレジットカードかデビットによる前払い、契約書などにオンラインで署名して終わりです。

当日はチェックインオフィスでチェックインし、そこでコテージの場所を教えてもらいます。

f:id:oclife:20180608035919j:plain

こんな感じの道路を通って行くと…

こちらが滞在先のロッジです。閑静な場所にあって、とても気に入りました。

やっぱり山にきたらロッジに滞在したいでしょ。

f:id:oclife:20180608035356j:plain

f:id:oclife:20180608035731j:plain

唯一残念だったのはこのリビングの窓が道路に面していたため、カーテンを少ししか開けられなかったこと。とはいっても、ほとんど人は通りませんでしたが。

f:id:oclife:20180608035955j:plain

f:id:oclife:20180608040018j:plain

f:id:oclife:20180608040038j:plain

f:id:oclife:20180608040112j:plain

f:id:oclife:20180608040144j:plain

なお、ドアのところに鍵が入ったセーフボックスが取り付けられていて、そこにオフィスでもらった暗証番号を入力する(ダイアル式)とセーフボックスが開いて鍵を手に入れることができます。

ちなみにチェックアウトは鍵をセーフボックスに戻しておくだけでOKです(番号変えとくのを忘れずに)。チェックアウトしました、とオフィスにテキストメッセージを送れば完了です。チェックアウトが12時なのが嬉しいです。

中に入ってみます。

f:id:oclife:20180608040315j:plain

f:id:oclife:20180608040342j:plain

リビングは広々!2家族くらい余裕の広さでしたね。ただしバスルームが1つなので、トイレ事情は混雑するかもしれません。

f:id:oclife:20180608040518j:plain

f:id:oclife:20180608040526j:plain

洗濯機と乾燥機付きは嬉しいですね。洗剤と柔軟剤を持参していきましたが、こちらで用意されていました。

f:id:oclife:20180608040643j:plain

リネン類もたっぷり用意してありました。

f:id:oclife:20180608040729j:plain

f:id:oclife:20180608040754j:plain

f:id:oclife:20180608040821j:plain

f:id:oclife:20180608040828j:plain

キッチンはキッチン器具、キッチンペーパー、フライパン、皿、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーなどすべて揃っていたので、自炊もOKです。

ただし、なぜかキッチンシンクの水道が熱湯しか出ず、皿を洗うときに難儀でした。

f:id:oclife:20180608041045j:plain

2Fはロフトと寝室が1つあります。

f:id:oclife:20180608041138j:plain

子どもってロフトが好きですよね。

f:id:oclife:20180608041147j:plain

f:id:oclife:20180608041225j:plain

f:id:oclife:20180608041235j:plain

もう一つの寝室です。等身大の鏡もあります。

このロッジは、私たち家族3人にはピッタリでした。

あまりにも居心地が良くて、このままここに住んでしまいたくなりました。

夫も娘も大変気に入り、夫は独身ならこういうロッジに住めたら幸せとか言ってました。

NetflixとWifiが利用できました。コテージによって利用できるところとできないところがあるので、予約の際はよく確認してください。

こちらのロッジで2泊で412㌦でした。

 

ヴィレッジ

ビッグ・ベアー・レイクのセンター街が「ヴィレッジ」と呼ばれる町です。ちょうどビッグ・ベアー・レイクの南の中央にあります。

滞在したロッジのチェックインオフィスもその近くにありました。

こちらがヴィレッジの街並みです。レストランや民芸品店が並びます。

f:id:oclife:20180608042132j:plain

f:id:oclife:20180608042206j:plain

 

おすすめレストラン

テディベア

現地の人に聞いたおススメレストランは「テディベア」と「ブラック・ハット」でした。

テディベアはファミリー向け、ブラック・ハットはもう少しお洒落な感じのレストランです。

2店ともビレッジのメインストリートであるPine Knot Blvdにあります。Pine Knot Blvdはビッグ・ベアー・レイクのメインストリートである Big Bear Blvdを走っていれば見つかります。郵便局のある信号のところです。

さっそくテディベアに行ってディナーを食べてきました。雰囲気も可愛くて、美味しかった!フランチャイズ店では味わえない食事で大満足です。特にホームメイドのパイが美味しかったので是非ご賞味あれ。

Teddy Bear Restaurant | Home

なお、最終日にまたテディベアに戻ってブランチにパンケーキを食べようと思いましたが、待ち人が多すぎて断念しました…今度行った時は絶対食べるぞ。

 

Grizzly Manor Cafe

その他、レビューで高評価なのは Grizzly Manor Cafe でしたが、巨大サイズのパンケーキを食べたいという人でない限り、別に行かなくてもいいかも…

Grizzly Manor Cafe はメインストリート(Big Bear Blvd)にあるので簡単に見つかりますが、いつも行列ができていました。

それからバイカーっぽい家族が多かったためか、旦那がNGを出してしまいました。(異常なほどに安全第一)

近くにデニーズもありましたが、朝はデニーズでさえ人が並んでいましたね…アメリカ人、そんなにパンケーキが食べたいのか。

気持ちはわかる。

 

The Grind & Grill Cafe

パンケーキを求めてドライブすること30分?最後に見つけたのがやはりメインストリート上で偶然見つけた The Grind & Grill Cafeです。

5ファミリーほど前に待っていましたが、30分くらい待って席につくことができました。

出てきたのがこのパンケーキ…まずそう…

と思ったんだけど、食べるとやっぱり美味しかったです。(私のは普通のサイズでした)

f:id:oclife:20180608043914j:plain

こんなの食べてるんだもん、太るよね。

 

アルパイン動物園

2日目はビッグ・ベアー・レイクの観光名所であるアルパイン動物園に行ってきました。

Big Bear Alpine Zoo

アルパイン動物園は傷ついた動物の保護とリハビリを兼ねた動物園です。

 

入場料
  • 大人: $12
  • 子供:$9(3歳~10歳)
  • シニア:$9(60歳以上)
  • ミリタリー:$9

f:id:oclife:20180608044346j:plain

アルパイン動物園はスキー場の真向かいにあり、隣にはゴルフ場があります(写真むかって左)。

f:id:oclife:20180608044608j:plain

こちらがスキー場。当たり前ですが、誰もいません。閉まってます。

動物園の駐車場はこのスキー場の駐車場を使っていました。

f:id:oclife:20180608044659j:plain

f:id:oclife:20180608045049j:plain

f:id:oclife:20180608044709j:plain

f:id:oclife:20180608044725j:plain

f:id:oclife:20180608045237j:plain

無垢なホワイトが高潔なスノーアウル

f:id:oclife:20180608045331j:plain

寝るのは俺に任せなグリズリーベア

f:id:oclife:20180608045411j:plain

洗ってやるぜアライグマ

f:id:oclife:20180608045435j:plain

夜中に飛び出すコヨーテ

f:id:oclife:20180608045542j:plain

触れそうグリズリーベア

f:id:oclife:20180608045609j:plain

大きい猫と呼ばないで山ライオン

f:id:oclife:20180608045715j:plain

羊に見えるけど違う

f:id:oclife:20180608045800j:plain

私は白オオカミ

f:id:oclife:20180608045856j:plain

遠吠えヤメレ

f:id:oclife:20180608045935j:plain

ウルセ

f:id:oclife:20180608050008j:plain

良く見えないけどスノーレパード

 

帰路

f:id:oclife:20180608050208j:plain

ボートはレンタルできます。私たちはしませんでしたけど。

この下の方でボートを借りたヤングなパリピが雄たけびをあげていました。若いな。

f:id:oclife:20180608050301j:plain

f:id:oclife:20180608050310j:plain

f:id:oclife:20180608050324j:plain

帰路は快晴なので、とても綺麗な山景色を堪能できました。空気も澄んでるし、空は青いし、最高。

ただ、山道が数十キロ続くので、運転には気を付けて下さい。こっちの人は山道でもすごい速さで飛ばします。でもところどころに「追い越してくださいスペース」があるので大丈夫です。

 

服装

私たちは5月にビッグ・ベアー・レイクに行ったんですが、おそらくベストシーズンだったと思います。(夏場はあがっても80度くらいです。)

5月の平均気温は19℃(最高)~1℃(最低)です。

昼間は半そで一枚か長そで一枚で、厚手のジャケットが1枚あればOKです。

私は寒がりなので、

1日目(18℃~1℃):Tシャツに中程度の厚さのカーディガンと薄めのダウンジャケット

2日目(21℃~7℃):半袖一枚か長袖一枚とカーディガン

3日目(23℃~7℃):半袖一枚とカーディガン

でした。

気温が低い早朝や晩は外にいないので、ダウンジャケットは1日目しか使用しませんでしたが、早朝や夜出かける人であれば薄めのダウンジャケットあたりは必要だと思います。