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スティーブン・キング原作【The Outsider(アウトサイダー)】第3話あらすじ感想

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Photo courtesy: HBO

ここのところアメリカンデブ(夫)に付きっきりだったので、思うように記事を書けなかったのだけど、昨日は3つも記事あげちゃったよ。

その理由は2つある。

一つはアメリカンデブをアメリカに無事送り返したこと。(寂しい)

二つはオフセもらったからだよ! 

あなたのオフセがブログのライフライン。ありがとお。

ofuse.me

というわけで本題です。

言い忘れたけど、本作【The Outsider(アウトサイダー)】はスティーブン・キング原作です。

 

【The Outsider(アウトサイダー)】第3話あらすじ感想

第3話のタイトルは「Dark Uncle」。劇中で紹介されますが、ダーク・アンクルは「ドッペルゲンガー」の意味だそうです。スイスでそう呼ばれていると言ってたかな?

ジャック・ホスキンス刑事、噛まれる

ラルフの後釜刑事ジャック・ホスキンスは、不良刑事らしくストリップバーで踊り子をハラスメントしたりと時間を存分に浪費したあと、犯行時の衣服が見つかった納屋にやってきます。夜中に。

そうしたら案の定そこにキャンディマンが現れてあーらビックリ。キャンディマンじゃないよフーディマンだよ。

この瞬間ビビッたー。ホスキンス刑事じゃなくてもオシッコちびりそうだったよ。フーディマン、その登場の仕方やめれ!

ホスキンス刑事も「うわぁ」なんつってビビるんだけど、フーディマンはいつのまにか背後に回ってて、ホスキンス刑事の首の後ろを…なにしてる?

噛んでたみたい。

ホスキンス刑事てっきり死んだのかと思ったけど、噛み噛みしてただけみたい。

まぁねー、ホスキンス刑事の傍若無人ぶりが完全にフラグになってたけどねー、ホスキンス刑事の役者さんが割と好きなんでちょっと悲しい。

噛まれたホスキンス刑事は、ストリップバーで酩酊しながら痛みを感じているようで何やらブツブツ唱えています。「ダーク・アンクル(=ドッペルゲンガ-)、何でもします」みたいなこと言ってる。

私の見立てでは、ホスキンス刑事のドッペルゲンガーが殺人を犯すんじゃないかと思うのだけれど、フーディマンがホスキンス刑事になりすますのかな?

でもテリーが手首に傷を負ったあと、テリーの様子がおかしいなんていう声は家族から聞こえてない。テリーもフーディマンによって傷を負わされたのなら、ホスキンス刑事のように禁断症状に苦しんでいるかのような症状が出るはずなんじゃないのかなー。

 

あり得ない物的証拠が見つかる

納屋で見つかった犯行時の衣服の中に馬の紋章がついたバックルベルトがありました。

州警察のユニスは、バックルベルトに付着した指紋に、テリーが80~90歳の年代になったときに見られるであろう劣化した指紋を見つけたとラルフに報告します。

…ということは?あのフーディマンのドッペルゲンガーは年寄りの指紋を持っているということか。というかドッペルゲンガーなので、コピペすると細かい点が雑になるということか!

なるほどね!

なるほどじゃねー!

私がオカルトものが嫌いなのは、こうして必死に凄惨な事件を捜査しているというのに、その犯人がオカルト野郎だったら此れ迄の必死の捜査が無駄になるということに尽きる。

捜査が無駄になるということは、一緒になって考えてきた私たちの脳の活動が無に化すということで、こんな不条理なことがあってたまるもんですか。

 

テリーの娘ジェッサ

テリーの娘ジェッサは合計4回、「男」に接触しているようで、男はラルフに「おやめなさい。さもなくば悪いことが起きる」というメッセージもジェッサに託してました。

ジェッサによると、男は最初テリーに似ていたけど見た目が悪くなり、そして今は少し良くなったということです。

男というのはあのフーディマンだと思うのだけど、テリー→自分→ホスキンス刑事?のドッペルゲンガーに扮しているのかな?

 

碩学な私立探偵ホリー・ギブニーの協力

ラルフはテリーの弁護士ハウイー(ビル・キャンプ)とハウイーの調査官アレック(ジェレミー・ボブ)にバンの情報とメイトランド家のデイトンへの家族旅行のことを伝えます。

そして碩学な調査官ホリー・ギブニー(シンシア・エリーヴォ) に協力を頼みます。刑事ではなく、アレックと同じような私立探偵のようです。アメリカでは弁護士側や検察側にこういう調査官がついているみたいですね。

資料を見たホリーはこう結論付ける。

ドッペルゲンガ-ね!

知ってた。たまに自分のドッペルゲンガ-目撃報告を知人から頂くから。

ラルフは「解明できないことに付き合う暇はない」と無下にするものの、ホリーはユニークな才能を持った自分(今から204年後の5月1日が何曜日か分かる、1954年以降のロック音楽の歌詞をすべて言えるなど。原作では自閉症スペクトラムがあると描写されている)を例にしてラルフを黙らせる。

この辺はちょっと「クリミナルマインド」のリード博士みたい。

ホリーはオハイオ州デイトンの老人ホームに入居しているテリー父に面会しにいった先で驚くべき事実を知る。男性看護師が2人の少女をレイプ、殺害した罪で投獄され、テリーの父が警察に事情聴取を受けたという。

その男性看護師は劇中でときどき出てくる眼鏡を尖らせて武器にしようとしている黒人男性で、男性看護師は他の囚人から殺されそうになる寸前で自分の首を掻き切る。

ということはだよ?

何らかの邪悪なスピリットが傷を媒体にして人間に少年少女を襲わせているということか。あ、待てよ。テリーは無実でテリーのドッペルゲンガー(フーディマン)が悪事をこなしているのだから、この獄中で自害した看護師は同じように無実ということになるかね。2人の少女をレイプ・殺害したのも、もちろんこの男性看護師のドッペルゲンガーでフーディマンということでしょう。

でもなんで少年少女のレイプと殺害ばかりしているんだろうか、このドッペルゲンガ-は!