日本に来る前、アメリカで 既婚者から口説かれた。
しかも家の前で。
既婚者からナンパされたのは、これで2度目ですよ!
私は若い頃からナンパされるのは少ない方だと自分で思っているのですが、ナンパされるとしたら中年のおじさんか外国人ばっかりなんですよ。なんででしょうかねぇ…派手な外国人好きのブスみたいな日本人像を想像しましたね?
いやいやけっこう地味なんですよ、わたくし。色も黒かグレーかベージュかネイビーか黒か白か黒しか着なくて、男みたいですよ。
ナンパというよりは、たまたま通りかかった人に話しかけられ、世間話の末、口説かれモードになったんですけど、自分で思いました。
こんなおばさんをよくもナンパしますね、あなた、と。
さらに驚いたことに?
近くに奥さんらしき女性と子供二人がいるがな。
きっかけ
今、我が家を売り出し中なので、家の前に売却中のサインを立てている。
その男性は家を探していて、奥さんらしき人と子供二人とうちの前を車で通りかかった。
私はちょうど家のガレージに車を入れ、車から降りて子供と一緒に家の中に入るところだった。
そのとき、その男性(Jとしよう)が車から降りて話しかけてきた。
おそらく30代半ばくらい、可もなく不可もなく。
子供は5歳前後の女の子が二人。奥さんは車の中にいて見えない。
J「すいません、こちらの家を売りに出しているんですよね?」
私「そうです。家をお探しですか?」
最初は不動産の話だった。
potential buyer(家を探している人)だと思って、もちろん返答した。
その後、Jがどこに住んでいるか、家賃はどのぐらいか、治安はどうか、など家の話が続く。
話が逸れていく
ところが、途中から話が逸れてきた。
Jは、最初にも「アジア人女性は魅力的」とか「アジア人女性が好き」と軽く言っていたのだが、だんだん私を見る目つきが違ってきた。ちょっと獲物を見つけ、仕留めようとしている目っぽい。
そして「旦那さんはなんてラッキーなんだ」「うらやましい」を連発。
家の話を全くしなくなってしまい、私はだんだん居心地が悪くなってきた。
私の子供はJの子供二人と路上で遊び始めたが、奥さんは車の中で携帯をいじったまま出てこない。
そして、最後にJは i'll give you my number, so call me sometimes, we should grab a coffee or something...(電話してよ。コーヒーでも飲もうよ。)と言って、私に名前と電話番号を教え、車に乗って去って行った。
私の電話番号を聞かれなかったのは幸いだ。聞かれてもデタラメ言えばいい。
もちろん私はすぐに彼の電話番号と携帯から削除した。旦那に見つかったら大変なことになる。アメリカ人の旦那はヤキモチ焼きなので言っただけでも大変だ。
以前、スーパーでナンパされて電話番号の書いた切れ端をうっかりテーブルにポンっと置いておいたことがあって、あとで問い詰められた。
それにしても物好きだなー。いくらアジア人女性とはいえ、服装もお母さんぽいし(スキニーパンツにTシャツにカーディガン)年齢も若くない女を口説くなんて。
既婚者のナンパって、私が想像する以上に多いのかもしれない。
アメリカ人は特に、相手が結婚しててもハードルが低いんだよなぁ。