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【ザ・ワイヤー】おススメ海外ドラマ:シーズン1感想:続きが観たくなる犯罪捜査ドラマ

超おもしろい海外ドラマザ・ワイヤーシーズン1あらすじ感想

ザ・ワイヤー@HBO

おっす!オラ爺!

ブログの統合とスマホメニューの改善していたので、なかなか記事を書けてませんでしたが、本音は鬼のように書いてやりたかった胸中をお察しください。

おかげさまでスマホメニューの多階層バージョンを実装することができましたので、ユーザビリティがちょびっと改善したかと存じます。

さっそくですが、この度、地道なエンタメコンテンツ発掘活動が実を結んだ瞬間を皆さんと分かち合いたいと思います。

何言ってんだか分からないと思うので、端的に説明しますとですね、ハマる海外ドラマを発掘致したということでございます。爺さん、やりました。

その名は「ザ・ワイヤー」。

ちょっと前にシーズン1を観始めたよーなんていう記事を書いたところでしたが、これがもう超絶おもしろい。

見始めると面白くて、あっという間にシーズン2を完走しちゃったや。

ザ・ワイヤーのことは以前から存じていましたが、地道に盗聴だけしている刑事ドラマだと勘違いしていたんですねぇ。私のように盗聴ドラマだと勘違いしている人は少なからずいらっしゃるかもしれません。

でも違いました。確かに盗聴が捜査を大きく進展させたのは間違いありませんが、完璧な犯罪捜査ドラマでございます。

しかも濃密な人間ドラマを組み込んでいまして、とにかくザ・ワイヤーは犯罪捜査ドラマでおそらく頂点の位置にあると断言できるドラマです。

どれぐらい面白いかと言いますと、今のところmyベスト3に食い込んできたといえます。

2019年5月現在のマイBEST海外ドラマTOP3

  • ゲーム・オブ・スローンズ
  • ブレイキング・バッド
  • ザ・ワイヤー(新入り!) 

ウォーキング・デッドとウェントワース女子刑務所は順位を落としました。

ウェントワース女子刑務所はシーズン4までだったら「ザ・ワイヤー」と同位かもしれませんね。まだ「ザ・ワイヤー」を最終シーズンまで観ていないので最終判断はできませんが。

なお、ゲーム・オブ・スローンズのジョン・スノウ役で人気の英国俳優キット・ハリントンは、ベスト海外ドラマに「ザ・ワイヤー」「ソプラノズ」「ブレイキング・バッド」を挙げています。

 

【ザ・ワイヤー】シーズン1の紹介

「ザ・ワイヤー」は全米屈指の犯罪都市ボルティモアで、刑事たちとドラッグ犯罪組織との終わりなき戦いを描いたドラマだ。

物語の舞台はメリーランド州西ボルティモア。

麻薬の売買が絡んだ殺人事件をきっかけに生まれた、特別捜査班と麻薬組織の追跡劇を縦糸に、ボルティモア市警察内部の政治的駆け引きや麻薬取引の世界での権力闘争を横糸にして、硬派で型破りなドラマが展開する。

ザ・ワイヤー-スーパー!ドラマTV

麻薬組織と刑事の戦いが主軸で、そこに警察内のポリティクスと麻薬組織内のドラマが加わるというたいへん濃密・濃厚なドラマです。

放映は2002年~2008年なので観始めはちょっと時代が古いと感じるかもしれませんが、シーズン1を観終わる頃には時代の古さなどなんのその。

逆に「今の軽い海外ドラマに足りてないのはこれだよなぁ!」と唸ってしまうほど緻密に絡み合った人間ドラマにあなたはどっぷりハマっていること請け合い。

シーズン1ではやっと警察内で「盗聴」という捜査方法が確立してきたような状況なので、逆にいま見るとフレッシュで滋味に富んでます。

リンク先のスーパー!ドラマTVで詳しく紹介されていますが、全米メディアも絶賛、受賞歴も華々しいものです。

 

【ザ・ワイヤー】登場人物

特別捜査班メンバー

まずは特別捜査班のチームメンバーから紹介します。

有能な刑事、チームの推進力ジミー・マクノルティ by ドミニク・ウェスト

ザ・ワイヤー登場人物

ジミー・マクノルティ

主人公はジミー・マクノルティ刑事。

ドラッグが蔓延し、麻薬売買組織が暗躍する全米屈指の犯罪都市ボルティモアでは、刑事さえも捜査を投げ出しているかのような状況だった。

そこへこのジミー・マクノルティが半ば独善的に捜査を開始し始めたことから、マクノルティの情熱に感化され、周囲の刑事たちも重い腰を上げ始める。

刑事としては優秀だが、女癖が悪く、妻と別居中。子どもが2人いる。捜査に夢中になるあまり、家庭を顧みることができなくなる。

演じるは英国出身のドミニク・ウェスト。ドミニク・ウェストといえば演技派の脇役というイメージで、スパルタンを描いた「300」でゴルゴ女王様にむかって「マイ・リトル・ホー・クイーン」といった印象しか残っていなかったのだが、完全にmyレーダーを潜り抜けていた。

ナチュラルボーン歌舞伎顔。

ジミーの相棒で良き理解者バンク by ウェンデル・ピアース

バンク

ジミーの相棒で、よき理解者。普段はつかず離れずの関係だが、ジミーがアルコールに走ったりした時にふと隣にいるような存在。

シーズン1では特別捜査班の一人には加わっていないが、殺人課の刑事なのでチームと連携している。

演じるウェンデル・ピアースはいまNBCの「シカゴPD」でシカゴ市長選を目指す政治家として準レギュラーを務めている。17年前と一切変わっていないのでハイランダー症候群に認定したい。

有能な紅一点の刑事キーマ by ソーニャ・ソーン

キーマ

マクノルティの情熱によって暫定的に設置された特別捜査班のなかで、マクノルティが早々に信頼を置いたのがこのキーマちゃん。キーマカレーを想像させる素敵な肌色。

無能だったりやんちゃだったり捜査のイロハを知らない刑事たちの中で、後述するレスターと並んで唯一刑事の仕事のやり方を知っている。

ソーニャ・ソーンは見てお分かりの通り、黒人と韓国人のハーフなので、アジア人の顔の特徴が親しみやすい。本作ではレズビアンの役を演じている(ソーニャは旦那さんと結婚していて子どもがいるのでストレート?)。

ドジっ子刑事カーヴァー by セス・ギリアム

カーヴァー(ガブちゃん)

特別捜査班の中のドジっ子その1はカーヴァー刑事。相棒のホークもドジっ子なので、二人でヘマをしたりトラブルを起こしたりするが、やる気はある。

演じるはご存知ウォーキング・デッドで牧師ガブちゃんを演じているセス・ギリアム。

お単細胞のドジっ子刑事ホーク by ドミニク・ロンバルドッジ

ホーク

ガブちゃんと並ぶもう1人のドジっ子はホークで、ガブちゃんの相棒。シーズン1の前半は、この二人のドジっ子ぶりに心配になるが、マクノルティやキーマ、レスターについて捜査を進めることで、少しずつ刑事らしくなってくる。

演じるは犯罪ものに欠かせない名わき役のドミニク・ロンバルドッジ。映画「マイアミ・ヴァイス」でもコリン・ファレル様と共演してますぅ。

ベテラン優秀刑事レスター by クラーク・ピータース

レスター

犯罪捜査を熱心にしていたために13年間も窓際族にされていた有能なベテラン刑事。

特別捜査班のリーダーであるダニエルズが「絶対に外せない」とレスターを引き抜いた。

ベテランだけに捜査のイロハを知っていて、肝心なときに存在感を見せつける賢人。

警視の義息子の新米刑事通称プレッツ(プリズビルスキー) by ジム・トゥルー・フロスト

プリツビルスキー

部屋で銃をぶっ放したり、麻薬地区に乗り込んでいった挙句にパニクって少年を殴って目を失明させてしまったりとクビ寸前だったプレッツだが、特別捜査班に加わって暗号解読という分野で目覚ましい功績をあげる。

義理の父が警視のバルチェック。

特別捜査班のチームリーダー・警部補ダニエルズ by ランス・レディック

警部補ダニエルズ

特別捜査班のリーダーの警部補(のちに警視)ダニエルズは、シーズン1では度々マクノルティと衝突するが、少しずつお互いをリスペクトし始める。

ダニエルズは上司のポリティクスに立ち向かう気概も持ち合わせているが、犯罪捜査と事件の解決を目指す責任感の強い人物。

ダニエルズが警察署内での昇進にあまり意欲を見せないため、妻のマーラが不満そう。

ここまでが特別捜査班のメンバー(+アルファ)ですが、警察署内には他にも濃厚なメンバーがそろっていて、いずれも魅力あるキャラです。

ボルティモア警察の副署長ロールズ by ジョン・ドーマン

ロールズ

ボルティモア市警の副署長。成績第一で、部下にめっぽう厳しい。マクノルティを厄介者扱いしていて、シーズン1では無能な部下二人とマクノルティをダニエルズ警部補に押し付ける。

ハートレスな人間かと思いきゃ…意外な一面も持っている。

 

犯罪者メンバー

お次は犯罪者チームです。犯罪者の役なのに魅力的なキャラばかりで当惑する。

麻薬売買組織のリーダーエイヴォン・バークスデール by ウッド・ハリス

エイヴォン・バークスデール

西ボルティモアを仕切る麻薬売買組織のボス。少年時代からの親友ストリンガーを右腕に携え、その下に用心棒や部下がいる。エイヴォンとストリンガーは金の管理だけをし、麻薬には手を触れない。

知的なストリンガーと比べて直情的だが、鋭い直観も持ち合わせている。

麻薬売買組織のNo.2ストリンガー・ベル by イドリス・エルバ

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ストリンガー

麻薬組織のNo.2であり、エイヴォンの右腕となるストリンガー。麻薬売買をビジネスととらえており、ときにエイヴォンをなだめながら無用な争いを避けつつ効率的・合理的な麻薬売買事業を行おうとする。

カレッジで経営学を学んでいる物腰穏やかなインテリだが、冷酷な一面も持ち合わせており、ビジネス上の敵や組織を脅かす存在は、誰であろうと簡単に抹殺する。

演じるは英国出身のイドリス・エルバ。英国アクセントをすっかり隠してアメリカ人になりきっています。英国には素晴らしい俳優が多いですね。

ドラッグ・ディーラー(エイヴォンの甥)ディアンジェロ by ラリー・ギリアード・Jr

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ディアンジェロ

麻薬組織のトップのエイヴォン・バークスデールの甥で、ドラッグディーラーのディアンジェロ。シーズン1ではキーパーソンとなる人物です。

演じるはラリー・ギリアード・Jrで、「ウォーキング・デッド」のボブ役でも有名ですね。ウォーキング・デッドからガブちゃんも含めて二人が出演しているんですね。

麻薬組織も恐れるならず者オマール・リトル by マイケル・K・ウィリアムズ

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オマール

「ザ・ワイヤー」に変化球的な華を添えてくれるのがこのオマールさん。

オマールは麻薬組織のメンバーではなく、麻薬組織から麻薬を強奪して売って生計を立てているならず者。

エイヴォンの組織に恋人の男性を惨殺された。

麻薬組織vs警察の狭間でちょこちょこ出てくる重要キャラ。

演じるはマイケル・K・ウィリアムズ。個人的に大好物!顔の真正面を縦に走る傷は本物で、25歳の時にバーの喧嘩で負った傷だが、逆にオファーが増えたとか。インパクトあるから一度見たら忘れられない俳優ですね。

今回は珍しくゲイの男性を演じています。

麻薬中毒者バブルズ by アンドレ・ロヨ

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バブルズ

ヘビー級ジャンキーのバブルズは情報提供者でもあり、キーマに情報提供して得たお金でヘロインを買うの繰り返し。麻薬をやめたくても辞められない。

シーズン1では友人を麻薬組織にボコられた怒りから、警察に協力して捜査に貢献する。

 

【ザ・ワイヤー】シーズン1感想

最高!

犯罪捜査ものでこれだけ濃密な人間ドラマを描いたものはないです。断言します。

まず挙げたい「ザ・ワイヤー」の魅力は、なんといってもそのリアリズム。本作のクリエイターは長年ボルティモア・サン紙で犯罪記事を担当した元記者で、ボルティモア市警に足繁く通った経験が徹底したリアリズムの再現に活きている。

そこには従来の刑事ドラマのような善vs悪の分かりやすい構図は存在せず、善であるはずの警察内の官僚主義、ポリティクス、パワーゲームが惜しげもなく描かれている。

組織に属するがゆえに妥協したり、ぐっと堪えなければならないシーンも多々あり、それは本ドラマの警察内のことだけでなく、麻薬組織内でも描かれている。

完璧な人間が存在しないように、本作にも完璧な刑事は存在しない。ヘマを繰り返す刑事もいれば、怠惰な刑事もいるし、超肥満の刑事もいる。

格好よい刑事もいなければ、格好つけた陳腐なセリフを吐く刑事もいない。そこには等身大の人間がいるだけだ。

「悪」というラベルの麻薬組織やジャンキーなど犯罪者も同様であり、仲間とボスへの忠誠心の間で揺れるドラッグディーラーの微妙な心理や、人間らしさを見せるキャラクター、ドラッグディーラーにならざるを得ない様子など、「悪」というシンプルな言葉で片づけられないキャラクターたちが本ドラマをいっそう魅力的なものに仕上げている。

あっというまにシーズン2を観終わってしまったが、シーズン2はシーズン1からの流れも汲んでおり、これまた感に堪えないドラマが展開されている。

後悔はさせない。観て!観て!