旦那がどうしても見たいというので【パシフィック・リム2:アップライジング】を見てきました。
当ブログ読者の方はご存知だと思いますが、運営者はSFやアメコミが好きではありません。そのため本記事は私のようにSF苦手な方向けの記事となっているので、映画好きの方はプププッと見下すかもしれません。
ちなみに前作は観ていません。
【パシフィックリム:アップライジング】作品情報
原題:Pacific Rim: Uprising
公開年:2018年
上映時間:111分
監督:スティーヴン・S・デナイト(代表作:ドラマのスパルタカス、ドラマのデアデビル)
出演:ジョン・ボイエガ(スターウォーズ:最後のジェダイ) 、スコット・イーストウッド(ワイルドスピード8)、カイリー・スパイニー、ジン・ティエン(グレートウォール)、菊地凛子(パシフィックリム、バベル)
製作国:アメリカ
言語:英語
ジャンル:SF、アクション
前作はシェイプ・オブ・ウォーターでアカデミー賞を獲ったギレルモ・デル・トロが監督を務めましたが、今回はネギトロさんは製作に回り、スティーブン・S・デナイトが監督を務めます。
名は体を表すというが、なんとなく騎士(ナイト)ぽい。
ジュードロウに見えなくもない。
自分大好きっぽい。みんな、Deナイト・プロダクションをよろしくね。
主演はスターウォーズ:最後のジェダイに出演していたジョン・ボイエガです。
そのほか、クリントの息子スコット・イーストウッド、チャイナの壁でバンジージャンプしてたジン・ティエン、それから菊地凛子さんが続投します。
菊地凛子さんは本作では脇役っぽいのが残念でした。最初の20分くらいしか出てません。
【パシフィックリム:アップライジング】あらすじ
戦いは終わりではなく、始まりだった-。
前作で描かれた人類(イェーガ―)とKAIJUの死闘から10年が経過し、平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とす。
よりスタイリッシュに洗練されパワーアップを果たした新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロット達は、迫りくるKAIJUを撃ち滅ぼすことが出来るのか!?
【パシフィックリム:アップライジング】感想
ガンダムみたいなごっついのがたくさん出てきます。トランスフォーマーかと間違えそうになるのですが、実は本作のマシンはなんと人間が中に入っています。各マシンには人間が二人ずつ入っていて、マシンにテザーされて人間の動きとマシンが連動しています。
マシンとコネクトする時に人間の過去の思い出がフラッシュバックしたりするんで、それがマシンにも伝わっているのかしら?その辺はよく分かりません。
人間が操るので、トランスフォーマーのようにマシンは喋ってくれません。あと車にも変化しません。あと、動きも人間ぽいです。
トランスフォーマーのように色が付いていないので、見分けるのが少し大変でした。
絵は迫力ありましたが、途中で映画以外のことに意識が飛んでしまいました。
一番の原因は主役不在ではないかなと。主演のジョン・ボイエガはスターウォーズ:最後のジェダイでも主演級でそれなりに存在感はありますが、映画をけん引できるカリスマ性が足りない。
加えて脇を固める俳優たちも、いずれも発展途上にあって全員力不足です。そんなキャラたちが映画を引っ張っているわけなので、観客を惹きつける魅力がまったく感じられません。
ジョン・ボイエガ演じるジェイクは前作で菊池凛子さん演じるモリ・マコさんのステップ・ブラザーらしいんですが、人物描写もきちんと描かれていないので共感するに及びません。
やはり人気作の続編はオリジナルキャラが続投しないと圧倒的に不利ですね。オリジナルがいいものであればあるほど、キャラへの思い入れがあるので、続編でメインキャラを変えてしまうと、喜びも半減してしまう。
わずかな時間ですが続投してくれた菊池凛子さんはさすがの存在感でした。さすがにお年を召した感じがしましたが、キリッとした芯の強さを感じる素敵な姿を見せてくれたので、彼女の映画が見たくなりましたね。
ジン・ティエンは綺麗でしたが、人工感がハンパない…鼻と目、整形してますよね?でもこの人工感が未来的な絵図とマッチしていました。
それから若き訓練生アマラを演じていたケイリー・スピーニーは、目ヂカラがあるので乞うご期待です。
最後のバトルは東京が舞台です。怪獣がレアアース欲しさに富士山に向かってるらしいw 東京のすぐ隣に富士山があったりしますw
世界を救うバトルなのに怪獣と戦うのがジェイクとネイト(スコット・イーストウッド)以外は皆ティーンという目玉が飛び出そうな展開です。
評価:35点