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【クリミナル・マインド】シーズン12の感想:ホッチ降板&モーガンゲスト出演!(ネタバレなし)

クリミナルマインドシーズン12の感想モーガン

Photo: CBS


【クリミナル・マインド】シーズン12の感想です。

皆さん、すでにご存じの通り、シーズン11でデレク・モーガンが降板シーズン12でBAUチームリーダーであるアーロン・ホッチナーがクビになって降板となりました。クリマイの顔ともいえる主要戦力二人を失ったことで、ドラマ存続の危機をファンは感じたと思います。

 

【クリミナル・マインド】シーズン12の感想

モーガンとホッチの代わりを埋めたのは、エミリー・プレンティス(パジェット・ブリュースター)とルーク・アルべス(アダム・ロドリゲス)です。ホッチがいなくなってBAUのチームリーダーどうするの?と心配しましたが、チームリーダーはプレンティスが取って代わりました

またアイシャ・タイラー演じるドクター・タラ・ルイスがレギュラーに昇格、スティーブン・ウォーカー(デイモン・グプトン)も加わりました。

中盤ではスピンオフ「クリミナル・マインド国際捜査班(ビヨンド・ボーダーズ)」のメンバーがリード絡みでヘルプに駆けつけてくれたのも嬉しかったですね。残念ながらクリミナル・マインド国際捜査班はシーズン2でキャンセルとなりましたが、シモンズ(byダニエル・ヘニー)はなんと本家クリミナル・マインドのシーズン13に出演することが決定しています。

 

ホッチ不在

まずはホッチ。当初のクリマイの主役だったギデオンの勝手な降板劇の後、クリマイをけん引していったのはやはりホッチ(トーマス・ギブソン)でした。

ホッチ降板の影響はやはり大きかったのか、クリミナルマインドのシーズン12の平均視聴率は7.46ミリオンと、前シーズンの9.01ミリオンから大きく下落しました。コアとなる18歳~49歳の視聴率を見ますと、前シーズンより -22.45% と大きな下落です。

SNSでは #NoHotchNoWatch(ホッチが出ないなら見ない)というファンの嘆願も見られました。

プレンティスが帰ってきたことは嬉しかったのですが、私も実はホッチがいなくなってからクリミナルマインドを見るのをいったん止めてしまいました。ホッチが出ないなら見ないという信条ではなく、なんとなく見る気が起きなかったんですね。それほどホッチの存在感は大きかったのだと思います。

なお、ホッチがクビになる原因となった事件の当事者である脚本家は、すでに辞職しているので、ホッチが戻ってくる可能性もゼロとは言えませんね。

 

プレンティス

ホッチ降板後、BAUのチームリーダーという大役を担ったプレンティスは、理想の上司女性版があったら間違いなく1位にしたくなるリーダーでした。こんな上司がいたら惚れる。優しく、思いやりがあって、頼りになる。冷静沈着で人脈も多い。ホッチの穴埋めはこの人しかいなかったと思います。

でも前髪はない方がいい。

プレンティスが入ってきてから、JJの存在感が薄れてしまった気もします。キャラ的にはかぶってはいないので、JJは元のメディア窓口の役も兼任していた方が良かったと思います。

 

ルーク・アルベス

モーガン降板の代わりに入ってきたのがこの人ルーク・アルベス(アダム・ロドリゲス)。最初は、FBIのエリートのなかで凡庸な感じが逆にいいかと思いましたが、やはりイマイチ。

自然すぎるというか、演技力があまりないのか、セリフ棒読みじゃない?クリマイは連続殺人や猟奇殺人のプロファイルをするので、専門用語が出てくるんだけど、ルークが話しているとすごく言いにくそうで、合ってないのよね。

モーガンは体育系のマッチョな風貌+叶姉妹風に言うならグッド・ルッキング・ガイ+インテリと3つを兼ね備えていましたからね。さすがにモーガンの代わりは無理。ルークを見る度にモーガンを思いだして、モーガン帰ってきて~と思ったファンは私だけではないでしょう。

あとルークはちょっと髪の毛が変。もう少し切った方がいい。

 

スティーブン・ウォーカー

シーズン12で新しくレギュラー入りしたのがウォーカーさん。嫌いじゃないんだけど、ロッシとキャラかぶってませんか?

ホッチの代わり➡プレンティス、モーガンの代わり➡ルーク が入ってきたので、別にもう一人要らなかったような気もするんですが、ホッチとモーガンの存在が大きかったので、もう一人入れといたんでしょうかね。私はウォーカーは必要なかったと思います。

 

リード

今シーズン、台風の目となったリードのストーリーは、なかなか面白かったです。ホッチもモーガンもいない中で、リードがとんでもないことになってしまったので気が気じゃなかったですけどね。BAUのメンバーは有能だけど、リードがピンチのときはやっぱりホッチやモーガンがいてくれたら・・・と思ってしまいますね。

リードを今回のようなストーリーに持っていくと、リードの天才脳が活かせないのが難ですね。シーズン12の後半でまったくリードの天才脳を生かせないのは、もったいない気もしました。

でもリードのダークサイドも見れたし、すさんだリードも素敵だった。ガッツのあるところも見せてくれて、成長したリードを観ることも出来ました。

ペネロピ・ガルシアのあの決意も、なんだかファンの代弁をしているような気がしましたね。ホッチとモーガンがいなくなったこともあって、いろいろありすぎて無理という気持ち。ファンのことけっこう分かってるじゃないの。

弁護士役のフィオナさんもたまに他のドラマなどで見かけますが、凄腕弁護士役が似合っていて良かったです。

ただ、正直言うと、ミスタースクラッチのストーリーはあんまり好きではありません。催眠とかサイキックとかをもともと信じていないからでしょうかね。BAUの天敵としては、やはりホイエットが一番面白かったかな。ホイエットを演じたC・トーマス・ハウェルが好きなこともあるけど。

ミスタースクラッチ絡みのツイストは意外でしたが、あの人にそこまでできるとは思えないなぁ・・・ただ単に俳優の演技が下手なだけなのかもしれません。だからスペンサーとあの人のテーブル向かいのインタビューも、前回の時も思ったけど、ひどく退屈でした。重厚感もないし、心理戦も子供だましっぽいし。なんでこんな俳優使ったんでしょうかね。

リードとJJがなんかお似合いなんだよなぁ・・・JJは結婚してるし、二人は堅い友情で結ばれてるけど。最終話のエレベーターの中の二人、めちゃ可愛かった。

 

最終話のモーガンのゲスト出演

ホッチも降板して、すきま風が吹くクリマイのシーズン12で一番嬉しかった出来事は、なんといっても最終話のモーガン登場です。

ちょっと顎髭を大量に伸ばして仙人化してましたけど、モーガン戻って来てくれりゃあ、どんな風貌でも許します。

会いたかったよぉおモーガン!!な!な!みんな!

ガルシアの「モーガン!!あなた希望とハピネスのニオイがする!」にニンマリ。ガルシアとモーガンのやり取りがやっぱり恋しい・・・

モーガンは民間人になっているので、みんなと一緒に現場に出ることはできません。とはいっても本人が行きたければ行けたはずです。ガルシアに「みんなと一緒に行かなかった本当の理由は?」と聞かれたモーガンの返答から察するに、モーガン演じるシェマー・ムーアはまだクリミナルマインドへの復帰は考えていなそう。でも、逆に言えば、家族の安全が確保できれば復帰もあり得るという含みを持たせたセリフになっていました。やっぱりモーガンには戻ってきて欲しいなぁ。希望を捨てずにいたいです。

シェマー・ムーアは、2017年11月に放送開始の新しいドラマ「S.W.A.T.」でSWAT隊員のホンドー役で主演をしています。(クリミナルマインドと同じCBSのドラマです。)

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Photo: CBS

制服似合いすぎだろ。

そんなシェマー・ムーアは、クリミナル・マインドへの復帰を否定していません。「ベイビーガールの元へ戻ることもあり得ることだよ」とインタビューで述べています。

とりあえずSWATが見たすぎる。うまくいかなかったらクリマイに戻ってきてね。

 

そしてなんと、クリミナル・マインドのシーズン12はクリフハンガーで終わりです!!