【シカゴ・ファイア】シーズン7第10話のあらすじと感想です。
【シカゴ・ファイア】シーズン7あらすじ
- ケイシーとナオミは火事から無事に脱出し、放火事件も解決する。
- 事件解決後、ナオミは転勤することに。ケイシーとは友好的に別れる。
- 父を失った余波でキッドを寄せ付けなかったセヴライド、友人タイラーのこともあってキッドはセヴライドに別れを告げる。
- フォスターはシカゴ・メッドの医師に誘われて一晩デートをするが、フォスターはワンナイトスタンドのつもりだったのに医師は本気だった。
- 医師はストーカーと化して、フォスターのキャリアを追い込む。
- マウチとオーティスがマジメに大喧嘩をするが、最後は仲直りする。
- 火事で自宅アパートを失ったケイシーは、セヴライドの申し出を受けて、しばらくセヴライドと暮らすことにする。
- ケイシーとセヴライドは独身生活をエンジョイし始める。
- 小隊長に昇進したハーマンは、自分の息子と大して変わらない青年が無謀な運転で重症を負ったことにショックを受け、息子に辛く当たってしまう。
- 報告書の作成など、ハーマンは小隊長としての新しい責任を実感する。
- 事故に遭ったクルーズのGFクロエさんは無事。
【シカゴ・ファイア】シーズン7第10~13話の感想
火に囲まれてピンチのケイシーとナオミ、果たして二人の運命は!?という終わり方でシーズン7前半戦を終えたシカゴ・ファイア。まあ二人とも無事です。
ケイシー役のジェシー・スペンサーが降板でもしない限り、主役のケイシーが死ぬということはほぼあり得ないでしょうから、ケイシーの安否については心配していませんでしたけど。シーズン5の終わりに死ぬ死ぬ詐欺もやったからなー。同伴のナオミぐらい死なせても良かった気がするけど。
ケイシーの新ロマンスと思われたナオミは、転勤のため第9話で去って行きます。万歳三唱。ケイシーは「ギャビーに似とる」とか言ってたけど、ナオミは最初から好きになれなくて、この人がケイシーの新しいGFとかヤメテよねと思っていたんですよねぇ。だから居なくなってホッとしましたわー。
ケイシーはブレットとくっついちゃってもいいんじゃないですかね?アパート探すのも手伝ったりしてたし。でもブレットはグーフィすぎるかな?美人なんですけどね。ケイシーは強めのタフな女性が好きそうなので、ブレットだと我の強さと強引さが足らないのかもしれませんねー。
父を亡くして傷心のセヴライドが再びダークホールのループへ入り込んでしまったため、ステラはセヴライドと別れる決心をします。ステラもさぁ、親友だかなんだか知らないけど、タイラー?テイラー?だかは男なんだからさぁ、察しなさいよと思うのよね。
案の定タイラーだかテイラーだかはキッドへ気持ちがあることを認めて、二人っきりになったときに仕掛けてきたわけだけど、お前気付かないんかよ!と言いたいよ。結局セヴライドと別れる決心をしたキッドだけど、いいの本当に?
さてさてケイシーとセヴライドのブラザーぶりをもうちょっと見たいなぁと思っていたらさっそく実現しましたよ。なんと二人はセヴライドの家でしばらく共同生活することに~。
20代の頃は他人と家をシェアとか楽しそうとか思ったり、アメリカでルームシェアとかめっちゃ楽しそうなんて憧れたもんだ。ビバリーヒルズ青春白書みたいなやつよ。大学に行きながら遅くまで恋バナしたり、夜な夜な出かけたり、デートしたりってな!!
あーもっと羽目外してもよかったなー私。こう見えても割と真面目なんですよ。危ない橋もあまり渡らないし。昔を懐かしんで元カレの存在を察知すると旦那に「このふしだら女めが」と言われるんですけど、「ふしだら男はお前だろうがよ」なんつってヘラヘラ笑う夫婦なので~ありまーす(ハペちゃんの言い回しが抜けない!)。
ちなみに互いの経験人数は~存じませんので~ありまーす。言ってもいいことないから言わないんだよそういうことは、分かりましたか。
印象に残ったのは、第13話のハーマンでしたね。ハーマン達が消防車で現場に向かう際中、青年が消防車の背後にピッタリとついて危険運転をしています。交差点で消防車の前に車が出てきたため、消防車がブレーキを踏んだことで、青年の車は消防車のリアバンパーにぶつかり、車は脇にはじき出されて車道に駐車された車に衝突します。
ハーマンたちは消防車を止めて青年の救助に当たります。青年は助かりましたが重症でした。ハーマンはいまや小隊長(かつてのケイシーのポジション)、青年が勝手に危険運転をして消防車にぶつけてきて重症になったことを報告書にまとめなければならないことに多少の怒りと不条理を感じます。
家に帰ったハーマンは息子の車に傷がついていることに気づき、息子を叱責して車のカギを取り上げます。ハーマンらしくない怒り具合に戸惑う妻のシンディは、後日消防署を訪れて真相を知ります。
ハーマンはERにいる青年の様子を見に行き、心配する青年の父と言葉を交わします。「自分にも息子がいるんだ」と。
子を持つ親ならばきっと共感してしまうであろう親心。私は子どもの頃に性的虐待を受けた人間であり、旦那は実父から暴力を受け、さらに長年米国の軍隊にいた人間です。そのため、1人っ子の娘には過保護といえるほど注意を払っているので、ハーマンの気持ちが痛いほど分かり、号泣号泣。
娘はまだ小学生なので「ママ、私のこと信頼していないの!?」とふざけて言われる段階ですが、成長するにつれ、子どもを信頼していかなければならない。子どもの心身の安否を心配する心より子どもを信頼する心を優先しければならない日がやがてやってくる。「だが、心配することは決してやめない」というハーマンの言葉が胸に突き刺さった。
ハーマンやるわぁ。ハーマンとシンディは良い夫婦だし、良い家族。ロールモデルだよね。