アメリカでは【シカゴ・ファイア】シーズン6が終了したので、あらすじのおさらいと感想です。
ネタバレ注意
【シカゴ・ファイア】シーズン6のあらすじまとめ
- ケイシーとギャビーは、ここにきてギャビーの突っ走り行動や秘め事、子どもに対する考え方の違いで、すれ違いや口論が多くなる。
- シルヴィーはシカゴPDのアントニオとカジュアルな関係を再開させてしまうが、将来が見えず、再び別れることに。
- シルヴィーの旧友ホープがシカゴに遊びに来て、消防署のオフィスで働き始めるが、トラブルばかり起こして最後は追い出される。
- ケイシーは昇格。
- ボーデン署長はシカゴ市長の推薦や周囲の要請を受けてシカゴ消防総監に立候補するが、グリソム署長に決まってしまう。
- セブライドとキッドは交際を始める。レネーが戻ってくるが…
全部はカバーできませんが、大体こんなところでしょうかね。
【シカゴ・ファイア】シーズン6の感想
シカゴ・ファイアは安定してますね。シーズン1からずっと面白さをキープしています。面白さが変わらないのは1話完結型のメリットです。続きモノだとこれが難しいんです。視聴率を見たら、今はウォーキング・デッドよりも高いですね。
シーズン6も色々な事が起きました。まずはケイシーの昇格、おめでとうございます。セブライドも昇格できそうな感じだけど、本人がポリティクスが嫌いだから昇進のハシゴを昇って行くことには全然興味ないようですね。
グリス(グリソム)署長
今シーズンはグリス(グリソム)署長がセブライドの周りに頻繁に姿を見せますが、最初から気に食わなかったなぁ、この人は。セブライドを押しつつ、自分の思い通りにならないと復讐心丸出しだし、なんなのこのパワハラは!!
あげくの果てに最後はズルしてボーデンを引きずり下ろし、自分が消防総監になるとか、汚すぎィ。でもこういうのアメリカではけっこうあるよね…ボーデンみたいに清廉潔白で皆からリスペクトされる人がリーダーになれるとは限らない社会なので、だからこそこういう「リスペクトされるべき人物がリスペクトされる」ドラマが人気があるんだろうと思いますよ。
でもオーティスが最後にグリスの不正に気付いたので、これは消防総監の任命は白紙になるんじゃないかしら?
シルヴィー
アントニオと復帰して嬉しかったのも束の間、friends with benefits(都合の良い男女の友人関係)ぽくなってしまった二人。お互い好きなのは明らかなのに。
でもこの二人は真剣に交際しようとしないのかしら。名目ではアントニオに子どもがいて、前妻とも揉めてるから、今はそんな時機じゃないっていう感じだったけど、全然そんなことなくない?
しかも知り合いに女性を紹介してもらうことになったとか言ってるし、交際する気満々じゃんね。シルヴィーもアントニオへの本当の気持ちに気づいたら、そんなこと言われちゃってすごくショックだわよね。もう駄目なのかしら…
一方、ジョー・クルーズもシルヴィーへの気持ちに気づいたけれど、シルヴィーはジョーを大切な友人としてしか見ていないし。ジョーはいい奴だけど、「いい人なんだけど」止まりなんだよねぇ。
そんなシルヴィーは最後の方の救命現場でトラウマを抱えてしまい、ギャビーに怒鳴られてさらにどん底に。シルヴィーのこういう姿は初めて見ましたね。ギャビーに「包帯」って言われてんのにずっとハサミを出してるシーンは、わざとらしくてちょっと笑ってしまいましたが。
ドーソンとケイシー
おしどり夫婦のドーソン&ケイシーにやっと暗雲が立ち込めてきた(嬉しそう)。だってずっと安泰なカップルじゃつまらないですよ。安泰なカップルはハーマン夫婦とボーデン夫婦に任せときゃいーんです。
ドーソンも相変わらず好きになれないし、ここでちょっと別居くらいしてもいいと思うんですよねぇ。なんなら離婚してもいいかなとも思います。
ドーソンとケイシーのすれ違いの原因は、まずは何といってもドーソンの猪突猛進な性格ですね。今回はブリアという十代の女の子を助けたくて、セブライドと一緒にあちこち動きます。でもなぜかケイシーにホウレンソウしないいう不思議…ケイシーに言えば協力してくれるのに、なぜいつも秘密にするの、あなた。
もっと大きな問題は、ドーソンが妊娠できないかもしれないということですね。妊娠はできても、出産で自分の命が危なくなるらしいです。それでケイシーは再び養子を考えるのですが、ドーソンは自分で自分の子を産みたいという。
これはドーソンの気持ち分かりますね。ルイを失った経験があるし、もう二度とあんな思いはしたくないでしょう。それに自分の子どもが欲しい。そんな時にケイシーが一人で勝手に養子縁組のパンフレットをもらいにいってたって知ったら、やっぱりデリカシーなさすぎて怒りたくなります。
一方でケイシーの気持ちも分かるんですよね。子どもは欲しいけど、ドーソンを失う危険があるんだったらとても妊娠してほしいとは思えないいですよ。
でもシカゴ・ファイアなので、きっと来シーズンは無事に妊娠して出産してそうな気がします。プエルトリコに行っちゃって1年後とかの設定になるのかな。
追記:なんと!ギャビー役のモニカ・レイムンドが今シーズンをもって降板することになりました!ちょっとこれはビックリ!!モニカは新しい挑戦がしたいと言っていますね。あんな美味しいキャラをやめるなんて…
ということはケイシーとギャビーはお別れになる可能性が大ですね…ギャビー嫌いだったけど、メインキャストだったからそれはそれで寂しいわ。
— Monica Raymund (@monicaraymund) May 15, 2018
セブライド
セブライドにようやく春がやってきました。春というか秋というか。お相手は旧友のキッド。正直にいうと「キッドはないだろー」と思ってたんですよね。セブライドの相手にしてはコミカルすぎる気がして。
でもいざくっついてみると、意外とお似合いかもしれない?セブライドにはキッドくらいコミカルで明るい人の方がいいのかもしれないなと思いました。
そんなセブライドのもとに今回再び姿を現したのは、なんとレネー(サラ・シャヒ)お姉さんです。サラ・シャヒは相変わらず綺麗ですね。レネーってシーズン1に出てきましたっけ?シーズン1か2でしたよね?
昔出た出演者が出てくると、懐かしくて、おまけにドラマが起きる予感プンプンでワクワクしてきますね。しかもセブライドの元カノですよ。子ども付きだけど、レネーは弁護士で金持ちだから子どもいてもあんまり関係ないっすね。
まぁレネーとくっつくことはもうないと思ったけど(あんな仕打ちをされればね)、レネーの方はセブライドとやり直したい気満々ですよね。弁護士としてのお願いにしても、セブライドに近づく口実なのは間違いない、一石二鳥と思ったはず。
キッドがレネーに「子どもダシにしてケリーに近づくんじゃないわよ」と釘を刺してて、セブライドにバレて「子どもは関係ない、余計なことをいうな」なんて言われて二人の関係が危うくなるかと思ったけど、愛する男を奪われてはたまらないもの、言いたくなるわよねぇ。
でも私なら言えないかも…いやそもそも元カノが近づいてきて側にいるっていう状況があり得ないわ。そこからして許せない。
セブライドもあのままレネーとベッドインしたかと思ったよ…キッドが恐る恐るドアを開いていたときは、私の心臓のほうが止まりそうだったがな。
それがなんとセブライドが自分の部屋で待ってたときたら…セブライド、男になったね!誘惑を断ち切った!今までのセブライドとは違いますね。株上がったよ、あなた。2人の幸せが続きますように。