ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

後鼻漏の原因は慢性上咽頭炎!Bスポット治療を開始

f:id:oclife:20190109111210j:plain

後鼻漏って知ってますか?

後鼻漏とは、鼻水が鼻から出ずに喉の方へ落ちてしまう症状です。成人では3人に1人が後鼻漏だということです。

実は私はこの症状に10年くらい悩まされ続けてきました。数年前までは気になるほどではなかったのですが、数年前から症状が明確に出てきました。

とりわけ風邪のあとの症状がひどく、風邪は直っても後鼻漏とそれに起因する痰・咳が止まらず、せき込んだり、むせたりして、吐いてしまうことも少なくありませんでした。また、数か月激しい咳が続き、ぎっくり腰になってERに運ばれたこともあります。

色々調べるうちに、自分の症状が後鼻漏に似ていると気がつきました。しかしアメリカでかかりつけ医に訴えても、鼻炎スプレーとアレルギーの薬をもらうだけで、症状はなんとなく軽減するくらい。

日本で耳鼻科にもかかりましたが、鼻の中を軽く見られるだけでアレルギー性鼻炎と診断されて薬が出されるくらい。

後鼻漏の鼻水が喉に流れ落ちる感触はいつもあって、咳と痰がでるし、とにかく不快でした。12月に風邪をひいたのですが、やはり風邪は直っても咳と痰が残っています。また、声が枯れていてハスキーなままです。

そこで通える範囲で後鼻漏を扱っている耳鼻科を改めて探し出し、このほど来院してみました。

ちなみに先月CTも撮ったので副鼻腔炎の心配はなし。レントゲンも撮ったので肺の方の心配もなし。

 

後鼻漏の原因は慢性上咽頭炎、Bスポット治療体験談

慢性上咽頭炎の症状

私が10年に経験した症状です。

  • 後鼻漏
  • 風邪が治ったあとも痰がからんだ咳が残る
  • 咳でせき込む
  • 喉に異物感
  • 鼻水が喉の方に流れる
  • 咳が激しいと喉が痛くなって血痰が出る
  • たまに鼻の奥が痛くなる
  • 飛行機に乗ると鼻が乾燥して鼻の奥が痛くなる
  • 鼻血が出たあと、凝固しかけた鼻血が口から出てくる
  • 声が出ない、ガラガラハスキーボイスになる
  • 喉の奥に痰か鼻水がべたっと張り付く感じ➡一瞬、息ができない
  • 一日中、咳払いしてる
  • 痰はだいたい無色透明、卵の白身のような感触(鼻水みたい)
  • 卵1個分の卵白のような痰・鼻水?がまるごと口から出てくる時がたまにあった
  • せき込んで嘔吐

 

診察

いざ診察。医師は初老の男性で、ボソボソ喋るけど腕は確かそう。あらかじめ問診票に10年も前から後鼻漏の症状があると書きこんでいたので、すぐに医師の診察が始まりました。

後鼻漏の確認とその原因を突き止めるために、鼻に内視鏡を入れます。

鼻の内視鏡は初めてなので、ウィ~ンと内視鏡が近づいてきた時は「うおっ」とドキドキしました。胃カメラをやった方で、鼻からカメラを入れた人は経験あると思います。

鼻の中に内視鏡が入っていきます。

すると先生が「鼻の奥に炎症がないか見て行きますねぇ~…炎症があったら上咽頭炎だからね~」

痛っ…

先生「あ~けっこう炎症あるねぇ~出血してるし」

怖いので目をつむっていた私に看護婦さんが「目、あけてみてください」というので、目をあけたら、先生が血だらけの綿棒を見せてくれました。

鼻の内視鏡を入れたまま、上咽頭炎に直接お薬を塗ります。塩化亜鉛という消炎剤をしみこませた綿棒を直接箇所に塗りつけているようです。

イ、イッ…痛ェッ…

けっこう痛い…自然と涙が出てました。後で知りましたが、けっこう痛い治療だそうです。

鼻の奥をグリグリやられる感じの痛みです。

そのあと、喉の方からも同じことをやります。

これがノドチンコの後ろにある咽頭の上の方に綿棒をグリグリ擦り付ける処置なので、オエッとなるわけですね…喉の方も出血が認められ、綿棒が赤く染まっていました。

まあ喉の方は3秒くらいなので、オエッとなったくらいで終わるので我慢するしかないです。

そのあと、鼻からネブライザー吸入をして治療終了です。

治療後は、喉が少しヒリヒリするくらいでした。

3日間分のお薬をもらい、お薬が切れる頃にまた来院してBスポット治療をすることになりました。

 

初めてBスポット治療をしてみた感想、効果

治療は痛かったけれど、やってみて良かったです。

まだ数時間しか経過していないけれど、明らかに後鼻漏の症状が軽減している気がします。咳も痰も出ていない!

私のように慢性の上咽頭炎だと、治療は週に1~2回を10~15回(3か月程)しないと完治しないようです。

ちょっとあの痛みを毎回するのかと思うと凹みますが、背に腹は代えられません。俺、ファイト。

もし後鼻漏でお悩みの方がいましたら、後鼻漏を治療してくれる耳鼻科に通うことをおススメします。上咽頭炎は多くの人が患っているのに治療している患者さんがすごく少ないということですので。

病院でこの本を紹介されました。