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【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】シーズン6第2話あらすじと感想(ネタバレ)

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Fear The Walking Dead@AMC

さぁ、腰の調子も良くなったので、じゃんじゃんレビューを執筆したいと思います。

と、思っていたら今朝はトラブル発生、駅まで夫と子を送って帰宅してから駅にトンボ帰り、そのまま学校まで車で送っていくことになったのですが、いつもと違うルートだったので渋滞予測ができず、1本違う道を通ってしまったために学校まで1時間20分もかかってしまいました。

腰とお尻が痛くなったので、少し休んでから帰ってきました。

もう長距離ドライブはできないなー。手術してヘルニアとらないと無理かもね。

ではでは「フィアーザウォーキングデッド」シーズン6第2話のあらすじと感想、いきますよ。

第1話のあらすじと感想を読む

 

【フィアーザウォーキングデッド】シーズン6第2話のレビュー

実は、少し先に進んで第4話まで鑑賞済みなんだけど、今シーズンは前シーズンよりずっとマシ。マジでマシ。想定外の良さに困惑している。

とはいっても、あの酷さから改悪できるほうが難しいんですよ。

どれだけ酷かったかをちょっと紹介すると、モーガンたちは前シーズンの第1話で、存在するのかしないのかも分からない生存者を助けるために、目的地も分からないまま、飛ぶのか飛ばないのか分からない小型飛行機に乗り、どこだか分からない場所に墜落していた。

そして広大なテキサスの荒野にワケが分からないまま取り残され、原発の被ばくと戦いながら「助けなきゃ」と唱え続け、ある者はビール印のアドバルーンに乗り、最後は再び飛ぶか飛ばないか分からない(別の)飛行機に乗って逃げるというから騒ぎぶり。

一体、モーガンたちが何をしているのか、さっぱり分からなかったし、何を観させられているのか分かりませんでした…。

観続けている自分が情けなかったです。

フィアーはファーストシーズン以外は本当に低クオリティなんだけど、それでもなんだかんだで以前の主演のマディソン(キム・ディケンズ)がいた頃はまだ救いようがあったの。

マディソンも実は生きている説がまことしやかに流布されたが、結局ちゃんと死んでるようだしね。あれもなんだかなーだったよなー。

なお、モーガン軍はまだテキサスにいる。

前シーズン最終話では、パイオニア軍団のリーダー、ヴァージニアにモーガンが撃たれ、ゾンビたちが迫ってきたところで終わりました。モーガンの生死はクリフハンガー。

そして前回の第1話で、モーガンが生きていることが明らかになりました。

モーガン、生きてるよー、皆。

「俺には貯水タンクしかないんだ」とか言ってたけど。

まぁモーガンは最後まで死なないと思うね。ウォーキング・デッド・ユニーバスの映画3部作が終わっても(出演するのかしないのか分からないけど)、モーガンは生き残るんじゃないかなと予想しています。

えーそして今回の第2話は、ストランド、アリシア、ダニエルの話です。

モーガン軍はヴァージニアによってバラバラにされてしまいましたが、ストランドとアリシアとダニエルはパイオニア軍の本拠地ロートン(Lawton)に配置されたようです。ローソン(Lawson)じゃないよ、ロートンだよ。

ストランドとアリシアは「くっせー」と文句を垂れながら皆の糞の始末、ダニエルは理容師に復帰。

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パイオニア・コミュニティの糞の始末をするアリシアとストランド

ダニエルはどうやら記憶を失った…設定のようだけど、あの曲者のことだからきっと演技に違いない。というか人間そんな簡単に記憶喪失なるの…?

ダニエルについては後述の通り。

ストランドとアリシアは、レンジャー(パイオニア軍の中間管理職兼治安維持役)に楯突いた罰として、倉庫内のウォーカー大群を始末する任務を与えられる。ここでチャーリーも合流。脱走しようとした罰だったかな。

ヴァージニアの素敵な妹ダコタちゃんによると、バージニアたちは倉庫内にある武器を手に入れるために長い間苦戦しているそうです。ダコタちゃん可愛い。

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バージニアの妹ダコタ(味方)

冒頭で他の民が倉庫内のゾンビを始末しようとするんだけど、シャッターをあげるとタールみたいなベトベトして滑る液体が流れてくる。すると、みんな空気を読んでタールに足を滑らせ「ギャー」と言いながらゾンビに引きずり込まれていく。空気を読まなくていいレンジャーまで「ウォッ」と足を引っ張られて引きずり込まれていくわけだこれが。

このシーンは馬鹿馬鹿しいんだけど、C級ホラーみたいで割と好きですよ。

さて倉庫内のタルタルゾンビをどう始末するか、アリシアとストランドは考えました。そこで、家畜運搬車の檻をトンネルのようにしてゾンビを倉庫から歩かせ、出口のドアを半分開けて一体ずつ始末していくという作戦を思いつきます。

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Fear The Walking Dead@AMC

思ったんだけどさぁ、出口で対峙しなくとも、檻の横から頭を突いていけばいんじゃね…?まぁいいや、フィアーなので細かいところを言い出すとキリがないので見過ごしましょう。あんなにシャッターから溢れでていたタルタル肉汁もどこにいっちゃったのか…とか考えてはいけません。

作戦は最初はうまくいっていたのですが、タルタルゾンビの数が多いので満員電車ぽくなり、通路の途中のパレットがゾンビを支えきれずに倒れ、そこからゾンビが飛び出てしまう。

ここを警備しているレンジャーは何故か二人しかいないのだが、倉庫内にいたダコタを発見して慌てて捕まえようとするが、みすみすゾンビに食われる。お前ら、自動銃も持っているのに、なんなん?

ストランドとダコタだけは倉庫の外に出られるが、アリシアとチャーリーと他の民はゾンビに押し負かされて逃げられなくなる。

ストランドはダコタを連れてすぐ傍のキャンピングカーに避難する。すると、そこには倉庫のシャッター係だったはずの臆病者サンジェイが身を隠していた。

サンジェイは冒頭のゾンビ始末任務でも臆病風を吹かしていたが、今回もシャッター係という一番簡単かつ危険の少ない任務であるにも関わらず、途中で任務を放棄してシャッターを開けっぱなしにしたまま逃げた立派な青年です。憶病な奴は生存率が高い。覚えとけ。

ストランドはダコタをキャンピングカーに残したまま、サンジェイのナイフをとり、「サンジェイ、早く来い」とサンジェイを外に連れ出す。

サンジェイと一緒に陽動作戦でもするのだろうかと思っていると、ストランドはサンジェイの足を刺す。

そしてサンジェイを生贄に差し出す。

陽動作戦は陽動作戦だったけれど、サンジェイを生贄にする陽動作戦とは予想外でした。

ストランドを初めて見直しました。

その隙にアリシア達がレンジャーの自動銃を入手してゾンビを皆殺し。ストランドとサンジェイのおかげで全員が無事でした。(レンジャー2名以外)

そこへバージニアたちが現れ、倉庫の真実が明かされるのだけど、倉庫内に武器があるというのは嘘で、これはバージニアが民の潜在能力を見極めたいテストであったことが分かる。

トンネル通路のアイデアを考え、機転を利かした上に、臆病者サンジェイを生贄にする勇気があったストランドがここでレンジャーに昇進することになりました。ふぅん。。。

そもそもなぁ…バージニアがどうしてもヴィランに見えないし、ウォーキング・デッド・ユニバースの終着点が見えちゃっているから、映画3部作にたどり着くまでの時間稼ぎにしか見えないんだよねぇ、この対パイオニア戦は。

そして最後のシーン。

ロートンにいるダニエルは、レンジャーの一人と荷馬車でゲートの外に出たところで何かを察する。ダニエルはレンジャーに忘れ物を取りに行かせ、鳥の鳴き声をまねる。すると、同じ鳥の鳴き声が帰ってくる。

叢からモーガンが現れる。

そこでダニエルは記憶喪失の演技を止め、モーガンと再会を喜ぶ。

ほらな。

やっぱりダニエルは演技してただけだったね。

ダニエルはストランドをまったく信用していないので(裏切られ続けた経緯があるからね)、記憶を失ったフリをしているのでしょう。ストランドは事大主義者なのでどちらに転ぶか分からないリスクをいまだに持っています。もしかしてそれがフィアーのチャームポイントとでも言いたいのかもしれないが、あまりおもしろくないんだよな。

第3話のあらすじと感想を読む