【シカゴPD】シーズン8第3話あらすじ感想ネタバレをお届け。
【シカゴPD】シーズン8第3話のあらすじと感想
第3話の主役はキム・バージェスです。
検索してみるとシカゴPDのキム・バージェス+嫌いという検索語が出てきたので、バージェス嫌いの人も少なくないのかな。
私はバージェス回はいつも面白いと思っていたんだけど。
過去シーズンにおけるバージェスのルゼックへの冷遇が不評の原因かも?
あと後述しますが、バージェスについては今回一点気が付いたことがあったのでそれも不評の原因かもしれない。アメリカの掲示板を読んでたら私が感じたのと同コメントがけっこうあったので。
バージェスはインテリジェンスに昇格してくるまでは、ケビン同様に制服警官だったんですよね。当時二人は制服警官としてパートナーを組んでいました。
あの頃はバージェスがトゥルーディ巡査部長に弄られたり、制服警官とインテリジェンスの協力や兼ね合いが面白かったんですよね。
バージェスとケビンの相性も良かったし、お互いを思いやる警察ブロマンスが良かった。
でもインテリジェンスになってからはバージェスとケビンの兼ね合いどころか対話さえ稀になってしまって残念。
ドラマ全体としての面白さは変わっていませんが、細かい部分が雑になってしまった感があります。
第3話のあらすじはこんな感じ。
バージェスとルゼックが出勤途中に少女が道路に飛び出してきます。二人は少女を保護しますが、少女は言葉を発しません。
バージェスとルゼックは少女の洋服に書かれていた名前から自宅を突き止めますが、自宅には3人の遺体がありました。殺害された3人は少女の家族でした。少女は目撃者として保護されます。
インテリジェンスはドラッグやギャング絡みの線で捜査を勧めますが、捜査は意外な展開に進んでいきます。
という粗筋です。
このバージェスが着ているダウンジャケットはノースフェイスのHyaliteダウンジャケット(カラー:British Khaki)です。可愛いね。
焦点は発見したバージェスが少女を命懸けで守ろうとする母性愛なのですが、これ、まんまシカゴ・ファイアのギャビーのルイへの母性愛と一緒やん。
前シーズンでバージェスが〇〇したこともあったので母性愛を入れてきたんだろうな。
でも既視感がものすごいし、そもそもバージェスはあの時〇〇のことも考えずに刑事の仕事を優先して〇〇していたので、今更この少女にあんなに固執して「この子は私が守る!」みたいにされてもなぁ…ちょっとシラけちゃうかなぁ…まぁ面白いですけどね!
ところで、バージェスて何でルゼックと別れたんだっけ…?
さて、ここで冒頭のバージェスに関する一点気になった点です。
バージェスていつも必ず進行中の犯罪シーンで怒鳴るんですよね。
他のメンバーも怒鳴る時はあるけど毎回ではない。でもバージェスの場合は、たとえば少女を見つけたときも怒鳴ってるし、隠れ家を襲撃されたときも付き添いの女性に怒鳴ってるし(犯人に聞こえちゃうじゃん)、犯人を取り囲んだ時も犯人に怒鳴ってる。
犯人を取り囲んでいるときに犯人にあんなに怒鳴ったら犯人を下手に刺激して余計に興奮させちゃって逆効果だと思わない?私が犯人だったら、あんなに叫ばれたらパニくって「ふぬぅ!」なんつって逆に撃とうとして撃たれて終わりよ。
はい、バージェスの話は終わり。
次はジェイとアプトンです。アプトンと言ったらいいのかヘイリーと言ったらいいのかいまいち定まらないのだけれど、今回はアプトンでいきます。
アプトンはFBIから仕事のオファーを受けます。
なんか前も研修だか何だか行ってなかった?あれはエリンだったっけ?あっ。確かアプトンが数エピソード不在だった時があったね。FBIの研修だか何だかに行ってるという設定で。
ドラマででてくるFBIのオファーの基準てまったく出鱈目で、特に素晴らしい功績をあげたのでオファーとかじゃなくて、藪から棒にランダムにオファーしてくる。アプトンてボイト以外に唯一のオフィサーなんだっけ?だからボイト不在時はアプトンに指揮権が回ってくるはずだけど、ボイトは前に黒人ボスに嵌められてピンチだったときにインテリジェンスはお前が指揮するんだってジェイに言ってたよね。
後述のジェイとの会話では、FBIの仕事の内容は大物の尋問ということらしいけど、アプトンは別に尋問に長けた「クローザー」というわけでもないのになんで?とか思っちゃうよね。
まぁいいや。アプトンは有能女性枠だから。
それにこのFBIの仕事オファーはジェイとアプトンの恋愛の試金石に過ぎない小道具ですから。
アプトンが着用しているのはカナダグースのChilliwackボンバージャケットですね。
注文したことあるけど滅茶苦茶あたたかいですよ。私は腰が悪いのでお尻が隠れる丈が欲しくて返品してしまいましたが、アクティブな人はこの丈だよね。
少女の家族を殺した犯人が捕まった後、ジェイとアプトンは二人でバーで飲んでます。
ジェイ「で?FBIの仕事…受けるの?」
アプトン「分からない」
ジェイ「でもやりたい仕事なんでしょ?」
アプトン「分からない。あの時はそう思ったんだけど。」
ジェイ「今は違うの?」
アプトン「なんで?仕事を受けたほうがいいって言ってるの?」
ジェイ「いや、そうじゃないよ。でも君にはその価値があるって言っているだけ」
アプトン「止めないの?」
ジェイ「君がしたいようにすればいい」
アプトン「FBIの担当者がね、警官がこの仕事を断るのは変化が怖いからーそれだけだと。私にとってここは安心していられる場所なの。でも私がこの仕事を受けたくない本当の理由は、あなたとパートナーを組んでいたいから。ボイトも仲間もいる。ここが私の居場所だから、オファーは受けないわ」
ジェイ「そうか」
アプトン「それに…あなたのことをパートナー以上に思っている」
みたいな大学生みたいな可愛い会話をしたあと、二人はキスします。
アプトンの子犬みたいな様子は可愛かったけど、アプトンとジェイ…どう?
賛否両論あると思うけど、私はこの二人は似合わないと感じている。
どうもケミストリーが感じられないというか・・・アプトンがジェイのことをずっと想っているのは伝わってきたけど、ジェイの方はずっと興味なさそうじゃなかった?
ルゼックとのカップリングもどうかと思ったけど、ジェイとはもっと「ないわー」と感じた。
単なるケミストリーの欠如だけじゃなく、理由は他にもあります。
- アプトンは同僚とは交際しないと言っていた
- アプトンは部署内に3人しかいない男性のうち2人と交際することになる
- アプトンがルゼックと別れたのは、二人の関係が仕事に干渉するから(私情を挟んでしまうから)なのに、ジェイとならOKというのは納得いかない
こうした理由も手伝って、ないわーと思ったんだけど。
そもそもシカゴPDは犯罪捜査が主脈であって恋愛沙汰は別に期待していないのだから、無理矢理くっつけなくてもいいんだよ。
でもジェイの立場からすると、エリン・リンジー(ソフィア・ブッシュ)はFBIに行ってしまったので、アプトンがFBIの職より自分を選んだという事はジェイにとって大きな意味を持っています。たとえエリンが母絡みでやむを得ずシカゴを離れたのだとしても。
あとロハス刑事の後釜を早く入れてほしい。
オリンスキーもアントニオもいなくなってしまったので、インテリジェンスがなんとなく寂しい。若すぎる刑事ばっかりだし、もう少しベテランを入れて欲しいと思うんだよね。せめてボイトをよく知る人物とかさ。