シカゴPD、シカゴ・メッドと共に一挙に3シーズンの更新が決定した「シカゴ・ファイア」。アメリカでは先日シーズン9の第1話と第2話が放映されたところです。
シーズン8はコロナの影響で20話で終了となりました。
20話だとやっぱり短く感じますね。
シーズン8ではどんなドラマが繰り広げられたのでしょうか。
シーズン8を観終わったので振り返ってみたいと思います。
以下、ネタバレ注意!
【シカゴ・ファイア】シーズン8あらすじと感想
あの人が死亡
第1話のマットレス工場の火災で、オーティスが死んでしまいました。
まさかレギュラー陣から死人が出るとは予期していなかったのでビックリしました。でも消防士のドラマですからね、危険な任務に関わっていて死と隣り合わせですから…
しかし、それにしてもオーティスの退場は痛い。
クルーズ、マウチ、スティーブンハーマンと並ぶムードメイカーのシーズン1からの準主役だったので、結構悲しいし、信じられなかったですね。シェイの時よりビックリしたなー。
ロシア語でクルーズに言った最後の台詞も忘れられない…
私も自分が死ぬときに家族に何て言うんだろう、と考えてしまいました。旦那にだったら「痩せろこのデブ野郎」て言って死んでやろうか、とか思いました。喧嘩中だったからの。
あぁ、悲しい。
ボーデンの計らいで、消防署の敷地内にオーティスの記念碑が建てられました。ボーデンいいよなぁ…実は今「上司にしたいドラマのキャラランキング」という企画を考えているんだけれど、ボーデンは間違いなく上位に入ってますよ。
新しい消防士見習いのギャロ
オーティスの穴を埋める形で新人が入ってきました。ギャロという青年で、まぁ性格は良いけどセブライドとケイシーが最初にギャロを入れるか入れないかで揉めます。
シーズンの最後までにはギャロは皆と馴染み、うまくやっていきます。
でもオーティスがいないと寂しいなぁ…
ブレットが戻ってくる
ブレットが婚約解消して戻ってきましたー。
結構簡単に婚約破棄するね?実はそんなに好きじゃなかったんじゃないの?
ブレットが新天地に馴染めなかったことや、元の忙しい職場と仲間を恋しがっていたのも大きいのだけれど、恋の比重がやけに低いよなーと感じました。
まぁ、ケイシーいるしな。
クロスオーバーは人食いバクテリア感染
今シーズンのクロスオーバーは人食いバクテリア感染でした。
コロナ発生より前に放映されたのだけれど、シカゴPDの「青い壁」と並んでこちらも現実とのタイミングがピッタリだね。まるで予知したかのように。
なお、クロスオーバーはこの順番で放映されました。ドラマそれぞれのシーズンが違うのでご注意下さい。
- シカゴ・ファイア:シーズン8第4話「Infection Ⅰ(感染)」
- シカゴ・メッド :シーズン5第4話「Infection Ⅱ」
- シカゴP.D.:シーズン7第4話「Infection Ⅲ」
私はシカゴ・メッドだけは観ていませんが(シーズン1と2くらいは観た)、メッドを飛ばしてPDを観ても全然平気です。
クルーズが結婚!
クルーズがついにクロエと結婚!
クロエが突然「やっぱり貴方と結婚できへーん」とか言い出したから、こりゃまたいつものパターンでクルーズが「やっぱり貴方とは」と振られちゃうのかと思いきゃ、実はその逆で、クロエがもし消防士の仕事で死んでしまったらと思うと耐えられないから別れようとしたことが判ります。
ここはブレットの説得でクロエがクルーズとの結婚を決意、二人は無事に結ばれました。良かったよねー。お似合いだし、クロエ可愛いし。オーティスに見せたかったよなぁ。なお、花婿のベストマンになって欲しいとクルーズがセブライドにお願いし、セブライドが快諾というのも良かった。
キッドが女子専門の消防士育成プログラムを開始
キッドは今シーズン、ボーデンの応援を受けてリーダーシップのコースを受講したりと指導者としての目標に向かって歩き出します。
キッドのアイデアで女子専門の消防士育成プログラム「ガールズ・オン・ファイア」を開設。消防士に興味がある若者や高校生に消防士の訓練を施します。
キッドは在学中に悪事に手を染めたりする高校生たちを見て思い立ったわけだけど、実際に行動に移すのが凄いし、何よりあきらめずに上層部を説得して実現するところが凄い。
セブライドは今シーズンもずっとキッドと安定した関係を維持しているんだけど(誘惑にも動じない)、キッドのいいところをしっかり理解しているのよねー。
セブライドとキッドはいつのまにやらケイシーとギャビーに代わる理想カップルとして君臨しました。このままずっと仲良くいって欲しいね。
代わりにケイシーの自由恋愛をエンジョイできるようになったし。セブライドは色男でフラフラすると心配なので、ケイシーが自由恋愛していたほうが安心して観れたりもする。
この二人の主演男優が片方はシングル、片方はパートナーありでドラマのバランスが取れていますよね。
セブライドが一時的に火災調査課に異動
セブライドが一時的に火災調査課に異動になります。現場の救助活動命な男セブライドは大反対。しかもグリソムが糸を引っ張っていたということが判るのですが、実は私怨からではなく、火災現場でのセブライドの観察眼をグリソムが正当に評価して推薦したという背景でした。
火災調査課にはセブライドに好意を抱いているあのショートカットの女性がいて、何度かセブライドを誘いますが、セブライドは最後まで断ります。誘惑に乗ってしまうんじゃないかと、ちょっとドキドキしたね。
ギャビーが再登場
先日の記事でお伝えしましたが、ギャビー役のモニカ・レイムンドが第9話にゲスト出演しています。
ギャビーは嫌いでしたけど、シカゴ・ファイアの中心人物でしたし華がありましたから、やはり居なくなると寂しいものがあったので、ゲスト出演は嬉しい。
普通はドラマを降板すると再登場することは殆どありませんが、逆に全く存在が消えてしまうのでストーリー的に不自然だったりしません?話にさえ出てこないとか。
でもこうやってたまに出てくると「降板した」とか意識しなくて済むのでドラマ的には辻褄が合いやすいですよね。
プエルトリコの災害救助に向かったという設定でギャビーはいなくなりましたが、今回はシカゴに2日間だけ戻ってきたという設定です。
「焼け木杭に火が付くかなーでもブレットどうするんだろうなー」なんて思いながら観てましたけど、ブレットはケイシーにギャビーに会いに行くように勧めてましたね。ケイシーについては「好意がある相手に聞いてどうすんだ」と思ったけど、彼なりにブレットの反応を探ろうとしていたのかもしれないね。あそこでブレットが「行かないで」て言ったら逆に二人が結ばれたかもしれないし。
でもなぁ・・・親友の元旦那だからなぁ・・・ギャビーが知ったらどうなるんだろう。その辺の修羅場も見てみたいよね。まぁギャビーの女優さんが出演してくれないと叶わない白昼夢だけど。
今回は結果的にケイシーがギャビーに会いに行き、一夜の焼け木杭をエンジョイしました。元夫婦だからね、火つきやすいよね。
ブレットの実の母が登場
養子だったブレットですが、なんと実の母が登場します。
ブレット母は16歳でブレットを出産したらしい。育てることができず、里子に出したわけです。
母から会いたいと言われ、ブレットは悩みます。ケイシーが背中を押してくれて(しかも一緒に家に行ってくれて)会いに行きます。
いったんはブレット母の夫が動揺して追い返されてしまいますが、そのあと母が会いに来てくれて再会を果たします。
なお、母は妊娠していました。つまり・・・ブレットの異父姉妹ですね。
ブレットは母と失われた時を取り戻そうと親交を深めていきます。それを温かく見守るケイシー。ケイシーとブレットの心の距離もどんどん縮まっていってますね。
しかしブレットの母が分娩時に死亡してしまいます。これはショック・・・!
しかも残された夫は自分独りでは赤ちゃんを育てられないからといって、ブレットに赤ちゃんを引き取ってくれないか、とか無茶なお願いをしてきます。最終的にブレットが説得してママの夫は正気を取り戻すんだけど。
フォスターが退場
救命士のフォスターが今シーズンで退場します。
オーティスに続いて今シーズンは2名も退場しちゃいました。
まぁフォスターは別に愛着なかったからいいけど。
フォスターはやはり医師の道に進みたいらしく、ブレットと衝突もしましたが、医師の道を目指すことになりました。
シーズン9の第1話・第2話には出演しておらず、言及もないので再登場はなさそうです。