ブログのデザインてハマると本当にハマるよねぇ。
ここ数日ブログのデザインを変えようかなぁと思い始めて。
というのも試したいアイデアがあって、それには1カラムのデザインが必要でしたの。(トップページはもちろんカード型で)
1カラムとは、記事を開いた時に、記事コンテンツのみが現れてサイドバーがないタイプ。代表的な例でいうとイケハヤ氏が利用しているデザインで、ここ数年2カラムと並んで人気があるデザインだそうです。
noteも無駄をそぎ落として、すっきりとした1カラムデザインですよね。
でもメインブログのデザインを大幅に変えるのって、なかなか勇気がいるのよね。
というわけでサブブログの方でデザインの突貫工事を始めました。
サブブログの方で1カラムを試してみて、納得いったらメインブログでも試してみようかなぁ。
ブログは1カラムと2カラムどちらがいいの?
1カラムのメリット・デメリット
メリット①:記事に集中できる
「1カラム・ブログ」で検索すれば、1カラムのメリット・デメリットについて書いている記事がわんさと出てきくるので是非参考にしてほしい(私はほとんどすべてのページに目を通した)。
そのの中で自分が実感した1カラムの最大のメリットは、やはりなんといっても記事に集中できること。
書籍と違ってインターネットのコンテンツは、ノンリニアーつまり非線形の読み方をする。要するに必要な記事の必要な部分をかいつまんで読んでいくパターンで、最初から最後まで直線的に読むことがない。
もちろん、神的な文章を書く人の記事やファン(とアンチ)がいる人は例外的に最初から最後まで読んでくれるのだが、とりあえず自分の記事を最後まで丁寧に読んでくれる人はほぼいないと思ったほうがいい。インターネットのボリュームは膨大なので、読み手は次から次へと興味のあるページに飛んでいく。
書き手にとってそんな頼りない状況で隣にサイドバーがあれば、読み手の意識がサイドバーに向かってしまうリスクを想像できるかと思う。読んでいてもサイドバーがちらついて、気になって本文のコンテンツに身が入らない人もいるかもしれない。
1カラムだと記事を読むか、ページを閉じるしかないので、記事に集中しやすくなる。ひいてはページ滞在率が改善されるというメリットが考えられる。
メリット②:シェアされやすい
ミニマムでシンプルな1カラムは、書き手のプロフィールや個性が見えにくいため、バイラルメディアでシェアされやすい側面がある。シェアする側も、広告が多かったりサイドバーに色々貼ってあったり情報過多なサイトより記事オンリーのほうがずっとシェアしやすいはずだ。
メリット③:写真が映える
写真メインの人は1カラムはかなりおススメだと思った。大きめサイズの写真も掲載できるし、周りが空白だと写真が映える。
私はスマホで撮影したいい加減な写真しか載せていないが、一眼レフで撮った素敵な写真をボンッと載せたら気持ちいい。
メリット④:アドセンスの特大バナーを記事中に貼れる
私が1カラムを導入してみた第一の理由は、意外にもアドセンスの特大バナーを記事中に入れてみたかったからだった。
アドセンスの特大バナーのサイズは970×250なので、2カラムだと無理。1カラムなら余裕で貼れるというわけだ。
デメリット①:直帰率の懸念
一長一短というべきか、1カラムのメリットはそのままデメリットにもつながる。
1カラムの記事を開いた時、読者がとる行動は2つに1つ。記事を読むか、ページを閉じるかだ。導入部を読んで興味がある記事だったらそのまま読み続けてくれるだろうが、興味がない記事だったらページを閉じることになる。
サイドバーがあれば、開いたページが興味なくてもサイドバーを見て他のページをクリックしてくれるかもしれないが、1カラムではそれができない。
1カラムの場合、関連記事などは下に置いてある。記事を読まずに最後までスクロールして関連記事をクリックすることは考えにくい。
したがって直帰率が悪化する可能性がある。
記事が低質なら直帰率はまちがいなく悪くなるだろう。記事が「おもしろくない」「興味ない記事だった」と思われると、1カラムだと逃げ場がない。サイドバーがあればそちらをチラッと見て、クリックしてくれるかもしれないが、クリックする場所がないのだからページを閉じるしかなくなる。
記事一つ一つのコンテンツで勝負しなければならないので、2カラムより厳しい目で記事の作成に取り掛からなければならないのは確かだ。
とはいえ、巷の1カラムのトライヤーを参考にさせてもらったところ、直帰率が改善されたケースの方が多いようだ。
また現代はPCではなくスマホ全盛期なので、PCの1カラム・2カラムのデザインによる影響はそれほどないのかもしれない。
さらに、記事を最後まで読んでくれた読者が、記事下にある関連記事や他の記事を読んでくれる可能性は2カラムより高くなるだろう。したがって1カラムの時は記事下に関連記事などを置くことが必須となる。あるいはハンバーガーボタンを追尾型で置くのも効果があるだろう。
デメリット②:コンテンツが探しにくい
記事しかないので他のコンテンツを読んでみたいと思った時に探しにくいというのはかなりのデメリット。
とりわけ映画や海外ドラマを運営している私としては、他のブログを訪れてもサイドバーから他の記事に行くことも多いので、ジャンルによってはやはりサイドバーがあった方が良いのかもしれない。
デメリット③:ブログのコンセプトが伝わりにくい
サイドバーのない1カラムだと、このブログでは他にどんな記事を書いているのか、筆者はどんなバックグラウンドの持ち主なのかが分かりにくいので、ブログがどういうコンセプトで何をターゲットにしているかが分かりづらい。
サイドバーがあれば、そのブログが主にどんな内容かがわかるが、1カラムだと読み手にとって再訪問する価値のあるブログなのか、自分にマッチしたブログなのかが分かりづらいというデメリットがある。
サブブログの旧デザイン
サブブログの旧デザインのスクショを撮り忘れてしまいました。
でもこのブログとまったく同じです。色も同じだったので、どっちだかわかんねーよとイラっときた方もいるかもしれません。唯一の違いは、サブブログにはグローバルメニュー(ナビゲーションメニュー)がなかったことだけです。
サブブログの新デザイン
サイトはこちら Gちゃんねる
まだ細かいところを直してないのですが、トップページは旧デザインと同じカード型です。
サイドバーがなくなったので、横3つに並んでいます。
サイドバーは記事下に落として、直下に最新記事、関連記事、人気記事を10つずつ載せています。
サブブログの方はもろ雑記ブログになってしまって、カテゴリーがまだ落ち着いてないので、グローバルメニュー(ナビゲーションメニュー)はまだ導入していません。
今のままだとちょっとシンプル過ぎて殺風景なので、トップページのヘッダーに画像を入れたり、カテゴリメニューを追加したいと考えてはいます。
それから検索窓を上に持っていきたいです。
まとめ
とりあえず試験的にサブブログの方を1カラムにしてみました。サブブログの方は雑記ブログなので、当ブログに比べて直帰率もだいぶ高いので1カラムにしても問題ないと判断しました。
また、旅や遊びの記事で自分が撮った写真を載せることがあるのですが、1カラムだと写真にも注意が行くので、旅ブログや料理ブログなど写真が重要なときは1カラムはオススメかもしれません。
当ブログの方もできるだけ読み手に配慮したいと思い、トップのカード部分の説明記述をばっさり削除しました。たぶん皆さんタイトルを読んでクリックするか判断していると思うので、説明文を不要ですよね。