「ウォーキング・デッド」シーズン10第6話のあらすじと感想です。
前回のお話はこちら。
【ウォーキング・デッド】シーズン10第6話あらすじと感想
コモンウェルスとのファースト・コンタクト?
さて、ついにこの第6話で「コモンウェルス」が初めて紹介されました。
「コモンウェルス」はオハイオ州ベースの高度文明化された社会を築いているコミュニティで、珈琲ショップからコンサート会場まで一通り揃っています。階級社会であり、支配層がいます。原作ではウィスパラーズの次に出てくるコミュニティです。
マギーが手伝いに駆り出されたきっかけとなったジョージーもコモンウェルスの人間ではと考えられています。ジョージーの整った身だしなみや、ヒルトップへのプレゼント等を考えると、やはりコモンウェルスの人間なのかも。
今回の第6話では、落下してきたロシアの衛星から流用した部品やナビラの協力で、ヒルトップに一時滞在しているユージーンがついに外部のある女性と接触をとることに成功しました。
原作ではこの女性はコモンウェルスでラジオ連絡を担当しているステファニーという女性です。
ドラマ内では名前を明かしませんでしたし、ドラマと原作で名前を変える可能性もありますが、ステファニーに相当する女性とみて間違いないでしょう。
女性はユージーンと話したがるものの警戒心を表していて、自身やコミュニティのことを語ろうとしません。またユージーンにも、お互いの安全のために語らないで欲しいと頼みます。
二人は信頼を築くために互いのコミュニティの事は語らずに会話を続けていこうという約束を交わしました。
シーズン9で降板したマギー(ローレン・コーハン)が戻ってくることが決まっていますが、ショーランナーのアンジェラ・カンは、今シーズン中にマギーを観る(or聞く)ことができるだろうと語っています。なんでもユージーンの無線絡みで、ということですので、ユージーンが無線のむこうにマギーの声を聴くのかもしれませんね。
ていうかマギーどこまで行ったの。
もしかしたらマギーは帰りたくても帰れない状況ということもあるね!ヒルトップほったらかしにしているから、その線にしたほうがマギーのためには良いし、筋が通るね。
アレクサンドリアに病気が蔓延
アレクサンドリアンは謎の病気が蔓延して病人が多数出ています。前回からロジータが高熱を出してダウンしていて、セディークが診療所に連れて行きますが、診療所は他にも同じ症状の病人でいっぱいに。
これはもうウィスパラーズが小川をウォーカーの血や内臓で汚染しているからでしょう。
ウォーカーの血で汚染されているということは、飲んだら感染するので、やがて死んでウォーカーになっちゃうんじゃないんですか?
とするとロジータ死亡フラグ?
原作ではロジータはウィスパラーズのパイク(晒し首)で殺されていて、ユージーンとカップルでした。
それからセディークはPTSDが悪化してて幻覚を見まくったりしている。
キャロルとダリル
キャロルが「ニーガン捜索言ってきまーす」とか嘘をつくのでダリルが同行します。
キャロル「本当の意図はアルファのゾンビ大群を見つけて全滅させるけん!そうしたらウィスパラーズと戦えるけん!」と言ってるけど、また嘘ついてるだろお前。
ウィスパラーズwithウォーカーの円陣が散歩にくるのを待ってる間、二人でチャットします。この時間良かった。ダリルの恋愛話にまで及んで。
ダリル「王様がヨロシク言ってたで」
キャロ「コニーは元気か?あんた、好きなんやろ?」
ダリル「そんなんじゃあらへん」
キャロ「違うんか?あの子、ええ子やでー。あんなええ子、他におらんよ。」
ダリル「知ってるがな」
キャロ「じゃあ、なんなん。」
う~ん、ダリルの気持ちが読めない。もちろんコニーのことは好きだと思うけど、自分で気持ちをセーブしているのか、壁を作っているのか、大切に想ってるからこそ深入りはしないのか、家族愛なのか、友愛なのか。
今シーズンはダリルとキャロルの2ショット時間が多いですね。でも進展があまりないので、巻き戻して何度も見ているデジャブ感があるのも確か。どんぐりの投げっこは良かったし、コニーの言及も良かったけど。でもキャロルって本当にダリルに対して恋愛感情は全然ないのかなぁ…その辺が知りたいんだけど。
インタビューでは、二人の友愛関係は複雑化すると聞いているので、キャロルの無謀な行動にダリルが愛想を尽かせることがないと良いのですが。
ウィスパラーズとウォーカーの円陣が現れたので、二人はウィスパラーズの領域に足を踏み入れます。ミションがいないのをいいことに勝手な事してるけど大丈夫なのだろうか。
近くまで来たところで、ダリルがキャロルに「もっと離れなさいよ、あんた」というシグナルを送りますがキャロルは無視。代わりに枝を踏んでポキッという大きな音を立てると、ウォーカーたちがやってきます。
ダリルはウォーカーの血を塗りたくってランボー化してウォーカーをやり過ごし、キャロルとの合流地点に戻ります。キャロルはウィスパラー1名を捕獲してました。結束バンドまで用意してあったのでダリルちょっと怒る。
ということはキャロルは最初から1名ウィスパラーを捕獲して情報を聞き出そうとするプランだったのかな?次回7話の予告では、ウィスパラーが「僕はアルファを裏切りません!」とヒョロガリおやじが檻の中で言ってたけど。
ニーガンのウィスパラーズ入会
さてアレクサンドリアを脱走したもののウィスパラーズに捕まったニーガンは何をしているかと言うと。
喋り過ぎてβを怒らせたり
α「あいつ、入会させてみよか」
β「あいつは信用できませぬ!」
α「お前、リーダーになりたいんか?」
β「ネバー!」
といって膝をつくβとαをみて笑ったり
ベータにレザーフェイスの作り方教わったり
穴掘ったり
黒豚を狩猟したり
しますが、ディナーの黒豚をもらえません。
でも隣のウィスパラーが一人、黒豚の肉をちょっと分けてくれた。
そしてβの隣でウォーカーと一緒に歩きながら「入会させてよ」とねだるけど、βはニーガンに黒豚分けてくれた心優しきウィスパラーの首を掻っ切って「お前、うるさいからダメ」とニーガンをウォーカーの円陣に置き去りにする。
っていうか、そもそもニーガン、ゾンビの円陣のなかで一人だけマスク被ってないのに普通に歩いてる。
翌朝、無事に戻ってきてアルファに「私のすべてを捧げます~ハハァ~」みたいなこといって膝まづくと、アルファがニーガンの顔の臭い嗅いで終わる。
αが「シーッ」と言っていたので、入会できたんだと思う。
ニーガンとベータの二人はいい感じだね。
まぁ、ニーガンが本当にウィスパラーズに入会する気があるのかというとそんなことはないだろうね。ニーガンを脱獄させたのが誰かまだ気になるんだけど、もしかしてキャロルが秘密裏にニーガンと契約してたっていう線はないかなぁ。ニーガンが「アルファを殺してやるから檻から出して」みたいにキャロルに言ったとかで。