ワイルドスピードもついに8作目。
7作目の製作中に主人公のポール・ウォーカーが急逝してしまったこともあって、7が最後かと思われましたが、8作目も製作されました。このまま10まで行きそうな勢いですね。
ちょっとみんな年を召してきたけどね。
初作ワイルドスピードの写真をみると、初々しさに驚きますね。
『ワイルドスピード8:アイスブレイク』のネタバレなし感想
豪華キャスト
ポール・ウォーカーが抜けたこともあってか、キャストが豪華です。
ヴィン・ディーゼル、ロック(ドゥエイン・ジョンソン)、タイリース・ギブソンなどのワイスピチーム。
レティ不在の時にヴィン・ディーゼルと恋仲になったエルサ・パタキも出演しています。エルサ・パタキは映画「ソー」シリーズのクリス・ヘムズワースの年上女房です。
クリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッドも出演しています。
そしてカート・ラッセルにシャーリーズ・セロン。
豪華ですね。
ヴィン・ディーゼル、ロック、ジェイソン・ステイサムで3ハゲトリオの共演が実現しました。たまりませんね。
そしてさらにビックリなことに、ゲーム・オブ・スローンズの野人トーマンドが出演しています。
ドムとレティがベッドにいるシーンて初めてじゃない?二人がいっしょに仲良くしているシーンてあまりないから、今回初めて見た気がするな。レティはドムの周りにいるとすごく可愛く見える。
レティ役にミシェル・ロドリゲスを起用したのは正解ですよね。これが普通の美人だと、薄っぺらくなる気がするし、数ある美女の中から、美女ではないレティを選ぶドムが格好いいというか。
ミシェル・ロドリゲスはリアルライフではちょっとDQNぽくて好きじゃないんだけど、女優としては凄く好き。斜めに睨む表情がいんだよね。目ヂカラが強い。
シャーリーズ・セロンは久しぶりに画面で見たんだけど、やっぱり年を召しましたね。なんとなく目が小さくなったような…しぼんだといいますか。マッドマックスのシャーリズは格好良かった!彼女は美人なので、髪が短いほうが似合いますね。坊主であんだけ美人てどういうことなんだろう。
でもさすがAリストのスターだけあって、圧倒される演技です。悪役ですけど、似合ってました。
ネタバレなし感想
肝心のストーリー展開ですが、いつもは「オーシャンズ」シリーズや「ミッション・インポッシブル」シリーズみたいなミッションやり遂げます系が多いなかで、今回はドム対ワイスピチームの戦いということもあって、シリアスモードなストーリー展開でした。なかなか面白かったと思います。
冒頭でドム(ドミニク)とレースをしたキューバ人の男性が雰囲気と存在感あって良かった。映画かドラマで見たことあるな。キューバの街並みも素敵でした。ドムの車に火がついちゃったのでバックで走ってる!すげえ!
車が電気になっちゃうと、映画のようにオーバーライドもできちゃいそうでちょっと怖いですね。ま、うちはドアのロックや窓さえ手動の90年代のトラックですから心配ありませんけど。
『 ワイルドスピード8:アイスブレイク』ネタバレあり感想
ロシア人を追うときの車の群れが、ワールド・ウォーZのゴミゾンビのようでした。
あと、あれだけの車をハッキングできるのに、ロシア人たちの車はハッキングできないんですか?ロシア人たちが乗っている車のセキュリティレベルが高くて無理なの?そっちをハッキングしたらもっと簡単に止められたんじゃないでしょうか…
NYのカーチェイスは迫力満点!ワイルドスピードらしいカーアクション、カーチェイスが見られます。
特にドミニクを追って皆で追い詰めて、四方からワイヤーでピン留めしたときがすごかった!!
予告を見た時は、なぜドムがファミリーを裏切って悪人の側についたか分かりませんでした。シャーリズ・セロン演じるサイファーが催眠術でも使って洗脳でもしてダークサイドにドムが落ちたのかと勘違いしていました。
しかし実際はサイファーにファミリーの命を脅されていたわけですね。ファミリーを愛するドムならなんでもやるでしょう。
何より驚いたのがドムに子どもがいたこと…!!!そう、レティが死んだと思われたときに付き合っていたブラジル人の女性エレナとの間に子どもがいたんですね…!もちろんドムは知りませんでした。
レティどうすんの…!?レティがちょうどドムにそんな話を持ちかけていましたね~。
ということは…子どもは助かるけど、エレナはもしかしたら今作で死亡フラグ?と思ったらやっぱり…エレナはちょっとかわいそうすぎますね。レティが戻ってきたら自ら身を引いたりといい女性でしたからね。
デッカード・ショー(byジェイソン・ステイサム)とホッブス(ドゥエイン・ジョンソン)が仲直りしたのも嬉しいですね。
でも、まさかのデッカードもドムにあっさり殺されちゃった…
と思ったら、生きてました~!!!
しかも弟とダブル共演!!ショー兄弟格好いいじゃな~い。弟が出ることも知らなかったから、嬉しい驚きでした。テンション上がる。
冒頭にドムがこっそりとコンタクトしたパワーウーマンがショー兄弟のママとはね~
キューバ人ともしっかり協力してて、ワイルドスピードらしからぬ伏線に大満足です。
ドムの息子かわいすぎる~~
デッカードとドムの息子の一連のシーンがキュンときてしまいました。しかもドムの息子をチャイルドシートに入れたまま敵をなぎ倒すデッカード、強すぎる。
氷上で、ロシア軍とロシア潜水艦を相手にカーチェイスも凄かったですよ。迫力満点。
ブライアン(ポール・ウォーカー)とミア(ジョルダナ・ブリュースター)は子供をもったので引退した設定となっています。ローマンとレティの会話にちょこっと出てくるので、そのちょっとした気遣いが嬉しかった。でも、やっぱりCGでもいいから、ブライアンの顔が見たくなりますよね。ジョルダナ・ブリュースターも可愛いし。
ローマン「ブライアンならドムを説得できるはず」
ミア「ダメよ。決めたでしょ、二人はもう巻き込まないって」
ローマン(タイリース・ギブソン)もレティ(ミシェル・ロドリゲス)も、こういうシーンはブライアン(ポール・ウォーカー)を思いだして悲しんだろうな。
そして、ドムが息子に「ブライアン」という名前をつけるという涙でそうな最後で終わりました。
サイファーが逃げ延びてしまったので、また出てくるんでしょうね。楽しみです。
今作は良かった!!