ブログを始めて1年半弱。
PVを稼げるブログの書き方のコツがだんだん分かってきました。
主婦が語る、ブログ収益を毎月10万以上コンスタントに稼ぐための基本という記事を書いた時に、「この人は本当に主婦なのか」という意見も目にしたので回答します。
ふつうの主婦です。
ガッカリさせて、ごめんなさい。
PVは、最近は45万前後をキープしています。
少ないときで30~35万PV、多いときで50~60万PVです。
この1年5か月のトータルは582万PVです。
主婦でもこのぐらいできたということで、PV&収益アップが望めるであろう、私が実践しているブログの具体的な書き方を伝授します。
伝授って偉そうに言ってると、怒られる。
素人の主婦が語る、PV30万、収益10万を達成するためのブログの書き方
対象読者をイメージする
ブログの教科書や、プロブロガーがよく言われていることですが、ブログの対象読者をイメージすることは、やはりPVのアップにつながります。
たとえば、当ブログのターゲット読者層は
・国際結婚をしている
・国際結婚をする予定
・外国人と交際している
・海外ドラマが好き
・映画が好き
・英語や海外に興味がある
です。
「国際結婚をしている」「英語が好き」「海外ドラマが好き」「映画が好き」というのは、ほぼ必ず共通項になっています。自分が当人なんだけど。
当ブログは、海外ドラマや映画の感想を中心にしつつも、ブログ、ビザ、社会、教育などの記事も書いているので、雑記ブログに入ります。
ですが、その中でも上記の一定層をターゲットにしているということで、雑記ブログと特化ブログのいいとこ取りをしている雑特ブログと言えるかもしれません。
あまりターゲットをニッチすぎる分野に狭めてしまうと、ターゲット層の人口が圧倒的に少ないのでPVは思うように伸びません。
そのニッチな分野が、テレビなどで紹介されて、他に競合がほとんどいないと、爆発的にPVが伸びるという奇跡もあります。しかし、日の目をみるかどうか分からない不確かさのために、いつかバズるかもしれない奇跡を待ちながらコツコツと無給でブログ更新することは、非常に厳しいものがあります。
たとえば私は別サイト One Chicago を運営していますが、まだシカゴシリーズのファン層が少ないこともあって、思うようにPVが伸びていません。PVもこのブログの10分の1くらいしかないので、モチベーションが上がらず、更新するのが面倒くさくなるという悪循環に陥っています。
これが海外ドラマ全般を扱うサイトであれば、海外ドラマのファン層はけっこう大きいので、当ブログのように、PVは間違いなく伸びるはずです。
ちなみにOne Chicago については、シカゴシリーズの第4弾であるシカゴ・ジャスティスがキャンセルされたこともあって、時期をみてサイトを閉鎖することも検討しています。
飽き性ブロガーだから。
断定する
ブログを書くということは、多かれ少なかれ、自分の意見を述べることになります。そのとき、できる限り、断定調にすること。
つまり
「私は~~~だと思います」
「~~~じゃないかと思うんだけど」
「~~~じゃないかなぁ?」
ではなく
「~~~である」
「~~~だ」
と断定してしまうことです。
PVが稼げないブログにありがちなのが「~~~だと思います」「~~~だと思うんですけど」という、自信がなさげな文章です。
なんでもかんでも断定しろと言っているわけではありませんが、ブログのPVを増やしたいのであれば、この文調はやめて、断定調にしてみましょう。
たとえば私のブログ記事を例に出してみましょう。
最近、書いたこの記事のタイトル
よくやってしまいがちなのは
「国際結婚の一番大変なことは、子どもの教育問題かもしれない」
「国際結婚の一番大変なことは、子どもの教育問題じゃないかと思う」
といったタイトルです。
もちろん「国際結婚の一番大変なことが子どもの教育問題」なのかどうか、正解は分かりません。国際結婚で他にもっと大変な悩みを抱えているカップルもいるでしょうし、人によっては子どもの教育問題はそれほど大きな問題じゃないかもしれません。
しかし、その意見が正しいのか正しくないのかがポイントではありません。
断定してしまうことで、対象読者の興味をそそることが目的なのです。
断定すれば、賛成なり反対なり、反応(リアクション)を得ることができます。それが目的なのです。
「何言ってんだこいつ。国際結婚の一番大変なことは子どもの教育問題なんかじゃないよ。リコンだよ!リコンが一番大変なの!国際リコンをしてから言ってくれ」
という反対意見が頂けたら、しめたものです。
実は私も気がついたら「~と思います」「~ではないでしょうか」などと婉曲表現を使っていることが往々にしてあります。日本人なので、こうした表現を使うことが身についてしまっています。
そういう時は、やはり読み返して、「~と思います」を「です」「だ」に変更するわけです。
とはいっても私はプロではありませんので、まだまだ改善すべき余地があります。
突っ込む隙をつくる
かんどーさんが少し前にこんな記事を書いていました。
英語の文章をアウトプットすることを、やめたい - 接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!
かんどーさんが英語でブログをアップすると、事細かく「ここが違う」などと言ってくる人がけっこういるそうです。かんどーさんの記事を読んでるだけで、うんざりする気もちが手にとるようにわかりました。
しかし、これが人間の心理なのです。
重箱の隅をつつきたくなるような心理。
人間は自分をよく見せたい生き物なので、意外と難しいことなのですが、読者に突っ込む隙を与えてみてください。
たとえば、英文翻訳を仕事としていた私が、稚拙な英文を書いていたら
だっせ
こいつ偉そうなこと言ってるけど、英語大したことねーじゃん…
なんて思いますよね。
でも、実はそれが私の狙いなのかもしれません。
隙を作ること。ツッコミどころを作ってあげてみてください。
「あなた」を使う
読者に当事者意識をもって頂くために、「あなた」を使用します。
簡単ですが、効果があります。
ブログを書いているといっても、読者1人1人に読んで頂いてるものですので、「あなた」を使うことによって、直接問いかけているようなイメージにします。
タイトルに気を遣う
ブログ教科書の二番煎じばかりで申しわけないのですが、やはりタイトルは大事です。
興味をそそられるタイトル
SEO上でも大事ですし、「思わず読みたくなるタイトル」をつけられれば、その記事のPVは間違いなくアップします。
なお、重要なワードは、できるだけタイトルの前の方に持ってきます。
当ブログでPVが多かった記事のひとつが「ウォーキング・デッドのシーズン7がつまらないのは、あの人のせい」という記事です。
これは、ある人物が殺されてしまったせいでウォーキングデッドのシーズン7がつまらなくなったという記事なのですが、成功のポイントは
①ウォーキング・デッドが大人気のドラマであるということ
なのに
②「つまらない」と書いたこと
です。
まず、ウォーキング・デッドは日本でも米国でも大人気のドラマで、私も当の大ファンです。読者の方は私がウォーキング・デッドのファンであることを知っています。
そこで「つまらない」と批判することで、「ウォーキング・デッドがつまらないって一体なんなの」「ウォーキング・デッドの大ファンなのになぜ?」と興味をそそることができるわけです。
また、100%ファンを獲得できるドラマというのは存在しません。地球上の全員が見て、全員が面白いと感想を持つことはあり得ないわけです。そうすると、ウォーキング・デッドをつまらないと思う人も絶対いるわけです。
ウォーキング・デッドをつまらないと感じたあなたは、「ウォーキング・デッド」「つまらない」という2つの検索ワードをかけます。
そこで上位1位と2位に出てくるのが、当ブログの記事ということになります。
「あの人のせい」と書いたことも、興味をそそった勝因です。
実際には、誰かが悪いと書いているのではなく、ストーリー上で誰かが死んでしまったためにつまらなくなったという内容なので、正確には「あの人が死んだせい」が正しいのですが、あえて「あの人のせい」と誰かさんのせいにすることによって、「誰かdisってる、誰だろ」と興味を持ってほしかったからです。
ウォーキング・デッドを見ている人であれば「ウォーキング・デッドのシーズン7がつまらないのは、あの人が死んだせい」と書いてあったら、死んだのが誰か知っているので大体書いてあることの見当がついてしまいます。
そこで「あの人のせい」というタイトルにしたわけです。
意外性ワードを使う
はてブがつかないことを誇る当ブログでも、たまにはてブがたくさんついてビビることがあります。
その記事のひとつがこちらです。
主婦が語る、ブログ収益を毎月10万以上コンスタントに稼ぐための基本
これは、タイトルに2つの異なる単語(ワード)を並べることで、ギャップや意外性を狙ったものです。
このタイトルでは、主婦という単語と、毎月10万以上という2つの対極にある言葉を同時に使用したことがポイントでした。
上の「興味をそそられるタイトル」と少し共通していますね。
意外性ワードの組み合わせは、素人ブロガーでも比較的に簡単にできる戦法です。
例をあげると
・ニートの俺が毎月ブログで10万稼げるようになるまでにした事
・ブス&デブの二重苦の私が、5回も告白された話
という系のタイトルです。
実際こうしてみてみると、ベタな戦法ではありますが、まだまだ効果はあります。
ただし、実際に裏打ちできる事実がないと書けないのがたまにキズ。
具体的な数字を盛り込む
具体的な数字を盛り込むことも効果的です。
たとえば、あなたがダイエットに成功した記事を書こうとしているとします。
そのとき
「短期間でダイエット成功した!私のダイエット記録」
というタイトルではなく
「1か月でマイナス5kgに成功!私のダイエット法」
「60kgから1か月でマイナス10kg落とした私のダイエット法」
というようなタイトルにしたほうが良いということです。
この記事にも「PV30万」「収益10万」というように、具体的な数字を意図的に入れています。
最近、めでたく本を出版されたShinさん(Outward Matrixというブログを運営なさっています)は、さすがにコンサルタントだけあってタイトルの付け方を心得ていらっしゃり、よく参考にさせて頂いています。
Shinさんの著書「コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術」も、「コピー1枚とれなかった」「1年で激変」というワード選びや、「7つの」という具体的な数字の使い方にセンスを感じます。さすがですね。
表紙には「たった1年で外資系コンサルファームのマネージャーに!」というサブタイトルもちゃんとついていますね。
以上、ブログの書き方について5つのポイントを書きました。
記事を書き続けていると、その人の文章のクセも出てくるので、タイトルや記事にその人の個性が出てきます。そのうち、自分にベストなタイトルの付け方や、記事の書き方が自然に身についてきます。
そのとき、この5つのポイントを頭に置いておくと、PVは必ずアップします。
PVを月に数十万集めている人は、これらの基本は必ず押さえています。