2017年3月1日、シカゴ・シリーズの第4弾(シカゴ・ファイアーのスピンオフ第3弾)である「シカゴ・ジャスティス」の放映が開始されました。
シカゴ・シリーズって何?という人はこちらの記事をどうぞ。
シカゴ・シリーズは以下の4つのドラマのことを言います。ただし、シカゴ・ジャスティスはシーズン1でキャンセルとなりました。
シカゴ・ファイアー
シカゴPD
シカゴ・メッド
シカゴ・ジャスティス
シカゴ・ジャスティスのシーズン1第1話パイロット版は、シカゴ・ファイアー&シカゴPDとのクロスオーバー回で始まりました。
簡単に言えば、シカゴ・ファイアーで始まった放火事件の犯人をシカゴPDで逮捕し、シカゴ・ジャスティスで裁くという、ドラマをまたいだストーリー展開です。
「シカゴ・ジャスティス」シーズン1第1話のあらすじ
シカゴの倉庫で火災が発生。死亡者は39名にも登ります。
生き残っても重度の火傷を負った人も多く、最悪の事件となります。
シカゴPDのインテリジェンスチームがシカゴ消防庁と協力して調査に当たったところ、放火であることが判明。
シカゴPDは犯人を見つけ、逮捕します。
火事の犠牲者の中には、シカゴPDの刑事の家族も一人巻き込まれていました。
シカゴ検察局の検事ピーター・ストーンは犯人を起訴します。
「シカゴ・ジャスティス」シーズン1第1話の感想
うーん、率直に言って、まあ普通かな?
ロー&オーダーを見てしまっている私としては、若干物足りない気がするのは確かです。
ロー&オーダーは警察が犯人を捕まえるまでと裁判の様子と両方楽しめるので、このように単独物の検察&裁判ドラマを新たに作るのであれば、何か特別な要素が必要なんじゃないかなと思います。
シカゴPDに続いてスピンオフとして作られた医療ドラマ「シカゴ・メッド」も、すでに多数ある良質な医療ドラマの中に埋もれてしまい、まったく輝きが見えません。私の中では、あくまでシカゴ・シリーズにとってつけたようなどうでもいいドラマ扱いです。
このシカゴ・ジャスティスも、何かしら特別な要素がなければ、シカゴ・メッドのようになっていく気がします。
シカゴPDからの視聴者を引っ張ることも考えてアントニオ(ジョン・セダ)を呼び込んだのでしょうが、第1回を見たところアントニオの登場シーンが少ないです。こちらのファンのコメントも見てみましたが、同じように「アントニオの登場シーンが少ない」「アントニオがこのくらいしか出てこないなら、見なくなると思う」という意見が多かったです。
それならば、思い切って、シカゴPDで逮捕した犯人を毎回そのまま受け継いでシカゴ・ジャスティスで裁くという毎回クロスオーバー制にした方が良かったんじゃないでしょうか。ロー&オーダーは毎回1時間枠に警察と裁判の様子を入れていますが、シカゴPDとシカゴ・ジャスティスで同じ事件を扱うようにすれば、シカゴPDの視聴者もそのまま流れてきますし、他の検察&裁判ドラマとは異なる特別さが出てくると思います。シカゴ・ジャスティスにヴォイトや他の刑事も登場することができますしね。
次に、キャストですが、アントニオの登場シーンが少ないのはやはり問題です。
そして主役のピーター・ストーン(フィリップ・ウィンチェスター)はまだイマイチ好きになれません。
ピーターとペアを組んでいる女性のアンナは、めちゃカワ!でもインパクトがまだなくてツマラナイかなぁ。
あと、カール・ウェザースも検察官として出ています。みんな知ってるかな?ロッキーのアポロの中の人よ~。やっぱり存在感がありますね。ちょっとのシーンでもしっかり脳裏に刻まれる俳優です。
そして私のお気に入りは、以前にこの記事で書いた通り、ローラ(ジョエル・カーター)です。ハーフジャパニーズらしきハタナカさんは出演しないんですねー。まあ、アントニオが入ってきましたからね。
ローラがとてもいい!
どこかで見たことある女優なんだけど、いろいろ出演しているのでどこで見たのか分かりません。この女優さんで175cmもあるんだなーやっぱりこっちの人はデカイなー。175cmあっても、アメリカにいると、いたって普通ですからね。さすがに女性でヒールなしで180cmくらいあると目を引きますけど、175cmくらいだと大勢いるんですよね…
ティモシー・オリファントのドラマ「Justified」に出演してるので、スルーしてたけど見てみようかな。
あと主役のフィリップより、弁護士のオジサンの方が存在感あって良かったな。
さてシカゴ・ジャスティスどうなるでしょうか。
最初はシカゴPDからの視聴者が見込めるかもしれないけど、シカゴPDとタイアップするとか何か特別な要素がないと、生き残るのは難しいかも?
シカゴ・ジャスティスがポシャった場合は、アントニオ(とローラも)シカゴPDに戻してくれよな!