「ブレアウイッチ」を見ました。
低予算だけどかなりヒットした「ブレアウイッチ・プロジェクト」の続編です。
ブレアウイッチ・プロジェクトは1999年の作品なので、あれから実に…17年ぶり。
そんなに経ってたんだ…
ブレアウイッチ2という映画が2000年に公開されていて、ブレアウイッチの監督二人が製作総指揮をしているのですが(ジョー・バーリンジャー監督)、それは正式な続編ではないそうで、今回の「ブレアウイッチ」が正式な続編だそうです。
なお、もともとは「ザ・ウッズ」というタイトル名でしたが、「ブレアウイッチ」に変更されました。
続編「ブレアウイッチ」を見ました
前作「ブレアウイッチ・プロジェクト」の説明
ここで「ブレアウイッチ・プロジェクト」を見ていない人に簡単な説明とあらすじ。
ブレアウイッチは、製作費(6万ドル=600万円)の超低予算映画で、1億4000万ドル(159億円)を叩き出した映画です。
ネタバレしようにもネタがないような映画ですが、とりあえずホラーものです。
あらすじ
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に通う三人の学生、女性監督のヘザー、撮影担当のジョシュ、録音担当のマイクは、その土地に今なお残る伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリー映画を撮影するために、メリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森に向かう。
だが、森の中で撮影を続ける三人は、不可解な現象にまきこまれ、想像を絶する恐怖を体験し、そのまま消息を絶った。手掛かりが発見されないまま、やがて捜索は打ち切られる。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが、森の中で発見されたのだ…。
(出典:Wikipedia)
本作もPOV手法
前作同様、今回もPOV手法でした。
私はPOV手法はあまり好きじゃなくて、唯一許せたのは「Rec」くらいかな?
何が起きているかよく分からなくて楽しめないし、カメラの振れで酔ってしまうんですよね…
「ブレアウイッチ」のあらすじと感想
あらすじは、前作同様ですが、前作に出ていたヘザーの弟が出ています。姉ヘザーに何があったのか、行方不明のヘザーはどうなったのかを知りたいために友人たち5名と森の入ることになります。男性3名、女性3名です。
中央がヘザーの弟のジェイムズ。
Photo by Chris Helcermanas–Benge - © 2016 - Lionsgate
ジェイムズのガールフレンドのリサ。
ジェイムズとリサが主演です。
続編だけど前作と同じ設定なので、緊張感や恐怖感は半減しているかな。
突っ込みどころも結構多くて…森だから木だらけなのに薪取りに行ってくるって声も聞こえない姿も見えないところまで取りに行っちゃうとかね…その辺に薪落ちてるし…木が隣にめっさぼうぼう生えてるし。
女の子の一人が早々に足に怪我をしちゃうんだけど、足痛くてずっと寝てたはずなのに、猛ダッシュで走って逃げたりします。
人の会話の声は小さいんだけど、その他の音がやけに響いて非常~に耳障りでした。
効果音というか、たとえば100mくらい動けるドローンを使うんですが、ドローンの音が非常に不快。あとテントのジッパーを上げる音とかね。
でもきっとそれは狙って出している効果音だと思うんですけどね。
あ~くるくる~きそう~って時に「ピャー!」とかいう効果音出したりするんだけど、ちょっとなぁ…
肝心なところで何が起こってるのかさっぱりわからなくて。そういうシーンばかりなのよね。
前作は昼間も半分くらいだったと思うけど、本作はずっと真っ暗なのよね。
映画館で見たら恐怖心ていうより突然の音にビックリ!で疲れちゃいそう。
でもね、後半アレを見つけてからはちょっと目を凝らして真剣に見ちゃった。
謎が明かされるのかなぁと思って…というか、何か見えるかなぁと思って。
一番最後の方は、ああ!インディアナジョーンズでこんなんやってた!
映画館で見た方がいいのか悪いのか…まあ1800円出す価値はないですね。1000円でもどうかなぁ…私は出せないけど。
評価:40点