ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

クリミナル・マインドの新スピンオフ「ビヨンド・ボーダーズ」が放映開始!パイロット版あらすじ&感想

クリミナルマインドスピンオフビヨンドボーダーズPhoto courtesy: CBS

クリミナル・マインドの新スピンオフ「クリミナル・マインド~ビヨンド・ボーダーズ~」の放映が始まりました。

本家クリミナル・マインドのシーズン11第19話で本家メンバーとともに活躍し誕生したチームです。FBIに所属するこのチームは、世界中で事件に巻き込まれたアメリカ人を救出するために国境を越えて活躍するチームです。こんなチーム日本にも欲しい。

本家クリマイのエピソードは、カリブ海で誘拐された家族を救出しに行くというストーリーで、なかなかの出来栄えでした。しかしそれはあくまでクリマイ本家でのストーリーで本家メンバーが出演してるのですから、出来がよくて当然です。

しかもクリマイ本家には今シーズンから協力な助っ人アイシャ・タイラーが加わり、初登場とは思えない存在感ですんなりメンバーに溶け込んでいます。アイシャ・タイラー枠はこれまでエル、プレンティス、シーヴァー、ブレイク(あジェニファー・ラブ・ヒューイット忘れてた)と多くの女優さんが共演してきましたが、アイシャ・タイラーが一番いんじゃないの?それまではブレイク役のジーン・トリプルホーンが好きだったんだけど。

 

 登場人物

さて登場人物ですが、上記クリマイ本家のエピソードで活躍したチームメンバーから少し変更されました。

ジャック・ギャレット(ゲイリー・シニーズ)…ご存じCSIニューヨークのマック・テイラー役を長年やってきたゲイリー・シニーズが主役のジャックを演じます。また刑事役なので、うっかりマック・テイラーと書きそうになってしまいました。名前も似通ってるし…ゲイリー・シニーズは好きですけどね。

クララ(アラナ・デ・ラ・ガーザ)…ロー&オーダーシリーズの地方検事役をやっていた女優さんです。本作では旅慣れた文化人類学者で、数か国語を話すFBIメンバー。ジャックと付き合いが長く右腕的存在。

マシュー・シモンズ(ダニエル・ヘニー)…体育会系イケメン。モデル出身で母親は韓国系アメリカ人。本家でいうモーガン枠かな。

メイ・ジャーヴィス(アニー・ファンケ)…怖いもの知らずでユーモアのある女性検視官。

ラス・モンゴメリー(タイラー・ジェイムズ・ウィリアムズ)…IT技術屋。本家クリマイのガルシア枠。チームが海外を飛び回る間、FBI本拠地で渉外担当や家族対応に当たる。

 

あらすじ【ネタバレはなし】

タイを旅行していた二人のアメリカ人女性が消息を絶ったことで、チームが現地に向かう。二人は直前に一人のアメリカ人男性と行動を共にしていた。チームは現地の警察と共同捜査を始める。異国の地で法律も捜査手順も異なるために捜査が難航するも、チームは手がかりを突き止める。

 

感想

残念なことにリリー役のアンナ・ガン(ブレイキング・バッド)は出演しません。私にはこれが一番残念でした。代わりにクララが加わったわけですが、パイロットを見た限りではやっぱりアンナ・ガンの方が良かった…。

そして私のお気に入りは「メイ」!最初出てきたときは「えっ!?この人がFBIのエリートチームメンバー!?」なんて思っちゃいましたが、パイロットを見た後は一番のお気に入りです。その外見に似合わず、勇猛なんですよ。

一つ気がかりな点は、海外が舞台なのでセットにかなりお金がかかるんじゃないかしら…という点ですかね。

タイの街並みを表すも大分無理がありましたよ。セットなのが丸わかりだし、建物なんか「何それ中東のセット使ってない?」みたいな…。頑張ってるのは分かるんだけど。車の外の景色もCG流してるわけですが、かなりちゃちぃなぁ…。

川岸のようなところで男を追い回し、ボートの上で捕まえたところも、向こうに見える景色がもろアメリカだったりして、気になって仕方ないんですよね。

クリミナル・マインドの前スピン・オフ「レッド・セル」はシーズン1で打ち切りになってしまいましたし、ビヨンド・ボーダーズは頑張ってほしいですけどね。

追記:クリミナル・マインド~ビヨンド・ボーダーズ~はシーズン2でキャンセルとなりました。(2017年)