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アラフォーにして自分が不注意優勢型ADDではないかと気づいた

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カミングアウトします。

アラフォーにして、自分がADD(注意欠陥障害)ではないかと最近思うようになりました。ADDにも種類があって、その中の不注意優勢型ADDに自分が殆ど当てはまることに気がつきました。

自分がウッカリ屋、ボッチ、協調性がない、人づきあいが苦手、思考が多動なのは、性格のせいだと思っていました。

私は不安障害を抱えているのですが、セロトニンを作り出すためのサプリメントを飲んである程度収まっています。それが先日、サプリメントが切れた時にものすごい憂鬱感に襲われました。

寝つきも悪く、起きるのが辛い。起きてもゾンビのようで、食べるのも面倒、なのに過剰な食欲、喋るのも面倒で、家事をするのがやっとの状態。夫にも心配されました。

そんな時でも思考は多動で、考えが止みません

「わたしの脳はやっぱりどこかおかしんじゃなかろうか」と思ったのです。

そこで「思考が多動」「うっかり」などを検索してみると、検索結果にはADD/ADHDのサイトが現れました。

サイトの内容を読んでみると、その中の不注意優勢型ADHDというのが驚くほどに自分に該当していました。

特にこちらのサイトに書かれている内容は、殆ど該当します。

気づかれにくい「女性のADHD」の10の特徴&治療に役立つポイント集 | いつも空が見えるから

 

ADHDの症状

ADD/ADHDについては多少知っていましたが、女の子の場合は物理的な多動という症状が外に現れにくいので、単なるウッカリ屋さんや、おっちょこちょいと思われるケースが多いそうです。

ちなみにADDとADHDの違いは、hyperのHがあるかないか。私のように多動はなく、思考が多動なのはADDみたいです。

不注意優勢型は、英語で inattentive type になります。 

不注意優勢型は、注意力を保つことができないのでケアレスミスが多い、細かい指示に従うのが苦手、タスクやアクティビティを計画するのが苦手、忘れっぽい、外部からの刺激に気をとられやすい、忘れ物をよくするといった症状があります。

一方、物理的に多動なハイパー型(ADHD)の特徴はこのような感じです。

女性のADHDの10の特徴

1.多動・衝動は目立たない「不注意優勢型」が多い

2.元気いっぱい。でも、ぼんやりしやすい

3.「おっちょこちょい」「うっかり者」が代名詞

4.注意の切り替えが苦手

5.頭の中が多動

6.時間の見込みがいつも甘い

7.余計なことまでしゃべりすぎる

8.片づけられない

9.「女性らしく」なれずストレスを抱えやすい

10.個性豊かな創造性

 

私の症状 

注意の切り替えが苦手なことは睡眠にも影響を及ぼすようです。私も夜になると目が冴えたりして、昔から夜型人間。朝は起きれず、昼間もボーッとしてしまう人間です。

注意の切り替えが苦手なことは、生活リズムにも影響を及ぼします。夜寝たいのに、全然眠るモードに切り替わらず、夜更かししてしまい、昼間は寝不足でぼーっとしてしまう「概日リズム睡眠障害」になりやすいと言われています。

頭の中がすこぶる多動で、次から次へといろいろなことを考えています。頭の中にとりとめのない考えがいつも溢れています。思考のしすぎで頭の中がパニックになる時もしばしばあります。

うっかりミスも多く、自分でどんなに気をつけようとしてもミスを犯します。過去にはグリーンカードの名前をミスッたり、在留証明書の住所を間違えたりしています。ミスしないようにしっかりしようと思っているので、周りには一見「しっかりしている」と思われがちですが、実情はどんなにしっかりやってもウッカリなのです。 

TOEICを受けた時に、名前を最初に書いて下さいと言われているのにも関わらず、記入する際に他の欄が気になってしまって、書かずに提出する寸前で気づいたとかですね。

人の話を聞いてないことが多く、身近な人によく怒られます。人の話を聞いている間に、他のことを考えてしまうのです。大事な話だと分かっている時でも、ボーッとしたりして右から左へと流してしまいます。

私が同時通訳や会議通訳をしなかったのは正解だと思います。ADD/ADHDの人は事務に向いていないそうですが、やはり私は事務ができない人間です。会社勤めで隣に座る事務の人を「一体どうやったらあんなに沢山のことをできるのだろうか」といつも尊敬のまなざしを向けていました。ADDの私にはできないことだからだったのだと、今になって思います。

たとえば旦那が仕事の話をしているときに、宇宙茶のことを考えていたり、家族が今言ったことが右から左に流れてしまうので、質問をして「今、言っただろ!なんで聞いてないんだ」と怒られたりします。

日系スーパーに買い出しに行くときの車中では、旦那が何か話しているというのに頭の中は忙しく他のことに注意が行って常に多動です。

「そうだ、冷凍うどん買うの忘れないようにしなくちゃ。2個買うか。あれ?冷凍庫入るかな?冷凍庫のあそこに入れよう。あーうどん入れるのに一回全部出さないといけないなーあぁ面倒くさい。あれ、お金入ってたっけかな?いくらあったっけ。クレジットに入れないとな。給食代いつ払ったっけ。日系スーパーのことブログに書こうかどうしようか」

というような感じで、次から次へと思考が動きます。

社会生活で「空気が読めない」と言われるまでは行きませんが、「口は禍の元」と思いながら気をつけようとしているのに自分で浅はかなことをウッカリ言ってしまったり、行間や文字の裏に隠れていることを読み取るのは苦手です。

パソコンに向かっている時も多動です。タブは常に15くらい開いていて、次から次へと視点や思考が動いています。そのためショートカットが昔から得意ですw

そんなわけで、体は疲れていないのに脳がすごく疲れます。

時間の見込みが甘くて、いつも遅刻します。早起きして十分な時間がある時でさえ、遅くなったりするのです。

部屋は汚くはありませんが、机の上だけは何故かいつも迷いの森です。

飽きっぽいところもあり、新しい分野にコロコロ注意が向きます。でも好きな事だけは没頭してずっと続けることができます。

親はよく「ボーッとしてて気が利かない」と言っていました。

ここには書きませんが、他にもADDに当てはまる決定的な症状があります。

生活にはギリギリ支障が出ないレベルなので、厳密にはADD/ADHDとは言えないかもしれません。(でもGCなど大事な書類のミスとかはやっぱり困る)特徴的な「物理的な多動」「元気いっぱい」「積極的」「社交的」という症状も私には見られません。

また、地図を読むのが苦手とか方向音痴という特徴もあるらしいのですが、私は逆に地図を読むのがこの上なく得意であり、方向感覚も秀でていて、夫や友人を感心させるほどです。

不注意優勢型の特徴にあるように、大事な忘れ物はあまりしないほうですが、出かけるまえに自分の持ち物を何度も確認した挙句、大事じゃないものを忘れることが多々あります。「あんなに確認したのになんでなの」といつも思います。

ひとくちにADDといっても性格は一人一人異なりますし、私がたまたま地図を読むのが好きで方向感覚が優れているだけなのかもしれません。

しかし大なり小なり、不注意優勢型ADDが疑われるので、もう少しADHDについて調べた上で、専門家を受診するなり対応していきたいと思います。

頭がいっぱいになったときの対処法のひとつとして「書き出すこと」が有効だそうです。こうしてブログに書いて脳のプレッシャーを吐き出すことは、私にとっていいことなのかもしれません。だからこそブログを続けられているのかもです。