ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想もガッツリ書いている、ホラーを愛する国際結婚&アメリカ在住女のブログです。

信頼しているアメリカ人の友人に裏切られた・・・

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信頼している友人(アメリカ人男性)に裏切られました。

彼の名はTとしましょう。Tはもともと旦那のミリタリー仲間でした。Tと旦那はかれこれ10年の付き合い。私とは9年くらいの付き合いでしょうか。

 

親友T

Tはユーモアのセンスがあるので、女性にはモテるタイプです。また、女性と長続きせず、とっかえひっかえすることもあって、旦那はしばらく私に紹介することを避けていました。当時は付き合って1年くらいだったので、旦那としては私もTもそこまで信用できなかったのでしょう。

Tは旦那と違うタイプです。教会には毎週行くし、教会のボランティアに参加したり、募金をしたりします。毎週3回はジムに行き、10kmマラソンに毎年参加している人です。倫理観も高いようで、「人間たるもの」とアメリカ人のマナーのなさや、トンデモな話をよく私に聞かせてくれました。

100%メディカルディスチャージを受けて海軍を除隊したTは、働かなくても一人で暮らしていけるくらいの金額を毎月受け取ることができます。(ソーシャルセキュリティと合算して)

 

家族ぐるみの関係だったT

Tがほんの歩いて5分のところに引っ越してきたこともあって、Tと我が家の距離はぐっと縮まり、家族のような存在になりました。あるときは、私と月200㌦で週5回夕飯を食べさせる契約を結んだり、娘の誕生日やクリスマスには高価なプレゼントを買ってくれたり、私や旦那の誕生日にも必ずプレゼントをくれました。

Tは私たちにとって、弟のような存在でした。

コミコンでウォーキングデッドのエイブラハムに会って私の名前入りサインをもらってくれたのも、この友人です。

旦那が仕事で忙しい中、Tはむしろ旦那よりも私と仲良くなっていきました。私と娘を連れてカーニバルに行ったり、プールに行ったりもしました。え?男女の仲?それはないわ。だってタイプじゃないし、私は旦那が好きだもの。

ただ、Tは性格的に細かいところがあって、先述の「人間たるもの」という強い倫理観があるようで、他人に厳しいところがあります。したがって、欠点の多い野人旦那の言動をよく批判します。旦那本人にも言うのですが、本人は意に介さないタイプなので、私に言ってくるようになりました。

私も旦那の愚痴を言いたい時があったので、Tに愚痴っていました。気分は完全に女子会です。

でも私は根底に旦那への愛があるので、愚痴ってもしばらくすれば怒りは収まるし、結婚しているので「もう仕方ない」という部分があるので、そうそういつまでも愚痴ってません。

しかしTはずっと愚痴るタイプだったので、日本に帰省中も私に旦那の愚痴をこぼしていました。(あ、帰省中はTが旦那と我が家に同居していました。)最初は取り合っていたものの、たいがい愚痴がイヤになってきたので無視していました。

というのも、旦那は確かに口が悪いし、ムカつく奴なんだけど、Tの面倒を色々見てきています。Tが家の鍵を中に置いたままドアを閉めちゃって入れない時も、旦那がピッキングして開けてあげたり、Tの家のトイレが壊れた時も直してあげたり、エアコン取り付けてあげたり、車の修理してあげたりとかですね。もちろんTも私たちを助けてくれたりもしましたが。旦那の功労を考えると、そのぐらい水に流してあげなさいよと思うわけです。

 

日本からアメリカに戻ってきた時のこと

日本からアメリカに戻って来ると、Tの姿は消えていました。旦那が「昨日出て行った」と言っていました。Tからメールがきて、旦那と一緒にいるのが限界なので、二人(私と娘)の顔を見れないのは残念だけど出て行ったんだ、と書いてありました。旦那のTへの態度が冷たすぎると書いてありました。女かっ。旦那は特に何も言ってませんでした。Tとすれ違いになってしまったのは残念でしたが、まあ仕方ないと思っていました。

数日後、薬棚をチェックしていたときのこと。医者に処方された強い鎮痛薬のボトルを手にしてみると、薬が1つしか入っていません。「あれ?まだ3分の2くらい残ってたと思ったんだけどな・・・」と思って、旦那に電話して聞いてみると「え?知らないよ。てか、俺は自分の鎮痛薬が死ぬほどあるから、あんたのなんか取らないよ」と言った後、旦那がなにかヒラめきました。旦那は「Tだ」と言いました。

私はTが倫理観が強いことが知っているので、「えーまさか、それはないでしょ」と思いました。「日本に行くときに鎮痛薬を他のボトルに入れていったので、もうほとんどなかったんだろうなー」と、自分の記憶違いだろうなと思ったのです。

自分の記憶が確かじゃないのに、Tがとったと言うわけにはいきません。しかし旦那は考えるより先に行動してしまうタイプなので、Tに電話してしまいました。旦那が「嫁の薬知らない?」って聞くと、Tは「俺が盗ったとでもいうのか!」と逆上し、怒鳴った挙句に電話を切ってしまったということです。

その後、Tから私に「G夫は俺が薬を盗ったと思ってるの?」とメッセージがありましたが、旦那にTとの接触を禁止されたので、Tには返信もせず、かかってきた電話も出ず、留守録が何件も入っていましたが、聞いていません。番号も旦那に消され、接触を断ちました。

ちょっとやり過ぎなような気もしていましたが、私が結婚しているのは旦那ですし、旦那がTと私の関係にジェラシーを感じ始めていたのが伺えたので、ここは旦那の言う通りにしました。

その後も、何度かTから私にメッセージや電話がありました。留守録は一切聞いていないので、留守録に何を残したかはわかりません。

 

1カ月後が経過した頃・・・

旦那が「ほら、やっぱりだろ」と言って、私にTからのメッセージを見せてきました。

そこには、私の薬を盗ったのは自分であること、しばらく鎮痛剤に中毒になってしまっていたこと、リハビリに通い始めたことと謝罪が書かれていました。

えええええ

あのTが?倫理観が強くて、旦那をあれだけ批判していたあのTが、私の薬を盗んでいたと?

次の日、私にもTからメッセージがあり、同じようなことが書かれていました。電話もあって、留守録が入っていたので、初めて聞いてみました。謝罪の言葉と、リハビリに行くという趣旨のメッセージが入っていました。また、自分も旦那にヒドイ馬事雑言を吐いてしまったと書かれていました。(アゲイン、旦那は意に介さないタイプなので、Tに馬事雑言吐かれたことも私には何も言ってませんでした。)

 

心境

別にショックというほどではないのですが、まさかTがと思っていたので、ビックリしましたね。きっと私の記憶違いだと思っていたので、Tを責めたようで申し訳ないような気持ちもありましたし。

人に裏切られたのはこれが初めてではありませんが、ここ10年ほど、裏切られてもあまりショックを感じなくなりました。というのも、人間というのは不確かな存在だからです。Tのように、どんなに倫理観が強くて信頼できる相手でも、薬を盗むことがあるように、どんなに立派な人間でも、魔が差すということはあり得ます。そういうふうにニュートラルに構えていると、裏切りを感じても、ショックに感じないものです。

Tにリーチアウトすべきなのか迷いましたが、旦那が言うには、アディクト(中毒者)にはしばらく一切の接触を断つのが一番なんだということです。確かにそうかもしれんな。旦那に「もう一生電話しないの?」って聞いたら、数か月後に電話してみるよと言っていました。

私より旦那の方が包容力があるので、旦那はきっとTとまた友人に戻ることはできるでしょうが、私がTを信頼できる日は二度と来ないでしょう。