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ホームインベージョン系おススメホラー映画ランキング

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The Strangers © 2008 - Universal Studios


アメリカに住んでいる私が、何よりも恐れる恐怖が3つあります。

なんだと思いますか。

それは

ホーム・インベージョン

テロ

誘拐

です。

日本は今のところ世界で稀に見る安全な国なんで、日本に滞在中はそこまで危険を意識しません。一方で、アメリカにいると、この3つはずっと身近に感じられます。まぁ、安全なエリアに住んではいるので、そこまで危機感は感じませんけど。

とはいえ、ホーム・インベージョンの映画がたくさん作られているのも、実際にそれだけ事件があることの裏返しに他なりません。

今回はホーム・インベージョンを扱った映画を紹介します。これらの作品を見て、ホーム・インベージョンの怖さ、悲劇、理不尽さを疑似体験して、戸締りを忘れないようにしましょう。

一人っきりで見て怖さを体験してください。

(随時更新)

 

ホームインベージョン系おススメホラー 

 

14. わらの犬(2011年)

原題:Straw Dogs

オリジナルは1971年のダスティン・ホフマン主演のスリラー。2011年にケイト・ボズワース主演でリメイクが作られています。感想はこちら

ホーム・インベージョンに入れるべきかどうか迷うところですが、後半は家に入ってこようとしてバトルになるので、一応入れときました。熊のトラップを使うシーンだけでも見る価値はありかな。

 

13. パージ(2013年)

原題:The Purge

パージは3作目まで製作されてますが、1作目は舞台が家なのでホーム・インベージョン仕立てといっていいでしょう。ホラーよりアクション要素が強いので、ホラーが苦手な人も見やすい一作。

イーサン・ホークとレナ・ヘディ(ゲーム・オブ・スローンズのサーセイ・ラニスターを演じている)が夫婦になっている。レナ・ヘディは作品によってぜんっぜんイメージが違うから、あとになるまでレナ・ヘディだと気づかなかった。

 

 

12. サイレンス(2016年)

ホラー映画サイレンス

原題:Hush

聾唖の女性の家に男が侵入しようとする映画。聾唖の女性というところが、これまでにない試みですね。まあまあ見れる作品。感想はこちら

 

11. ノック・ノック

お色気の天国かと思ったらホーム・インベージョンでゲゲゲの一作。家庭持ちの男性(キアヌ・リーブス!)が一人で留守番中に、女性二人がお色気を使って家に侵入してきて帰ってくれない。

女性二人がホーム・インベーダーで男性が被害者というレアなホーム・インベージョンもの。エロも堪能できてけっこうおもしろい。

 

10. スペイン一家監禁事件(2010年)

原題:Kidnapped

王道ホーム・インベージョンものです。ホラー好きには有名どころの一作。「リアルで怖かった…」という感想を多く目にしました。私は何故かあまり怖さを感じなかったです。ところどころイライラして個人的にはあまり好みではない作品ですが、世間の評判はまずまずのようです。

スペインの割とリッチな家族の家に数人の強盗が侵入してきてギャー!恐怖の一夜になるという話です。ドキュメンタリーのようにリアルな雰囲気なので、怖いのは怖いと思います。

 

9. 屋敷女(2007年)

原題:Inside

これもホラーファンなら知っているグロめのスラッシャーホラー。 屋敷女という邦題はなかなかのセンス。個人的にはあまり好みの映画ではないんですが、主人公を襲う女性のブキミさはなかなかのもの。すきっ歯がこんなに怖いとは。

夫を事故で失い、妊娠中の独り暮らしの女性の家に、夜中にある女が訪問してきて恐怖の一夜の幕開けです。妊娠中の女性をこんな被害者にするとか、けっこうケダモノですよね。

妊娠している女性は見てはいけませんよ。私は見ましたけど。

リメイクが創られましたが、オリジナルの方がよさそうです。

 

8. CAGEケージ~ベビーシッター恐怖の一夜~(2014年)

原題:Berkshire County

これも結構面白いB級ホラー。良作です。

邸宅でベビーシッターをしていたら、何者かが襲ってくる話。非力なベビーシッターなのに、二人の小さい子もいて、グループに襲われて一体どうしたらいいの!?

ホラー映画ではよくありそうな話ですが、よくできたB級ホラーなので楽しめます。おススメ。感想はこちら→ 『CAGEケージ~ベビーシッター恐怖の一夜』ホラー映画の感想~良作ホームインベージョン! 

 

7. サイレント・ハウス(2011年)

原題:Silent House

二味くらい変わったホーム・インベージョンスリラー(感想はこちら)。1940年代にウルグアイで起きた実話に基づいています。見終わった後に実話であることを知ると、ゾクゾクくる作品。

主人公サラが父と叔父と一緒に、人里離れた湖畔の別荘を修復しにやってきたところ、家の中で物音がしたり、不穏な気配を察します。そんな中、父が何者かに襲われ・・・という話。

主演はオルセン姉妹の妹エリザベス・オルセンです。

 

6. サプライズ(2011年)

原題:You're Next

予備知識なしで、なにげなく見たらけっこう面白くてびっくりした映画。軽くツイストもあり、主人公の女性が意外な面もあったりして、楽しめます。グロシーンちょっとあり。 

家族が集まってディナーをしていたら、突然、動物のマスクをかぶった者たちが襲ってくるという話。ホーム・インベージョンされたら、住人の中に実はツカえる奴がいたっていう設定はありそうで実はあまりないかも。

ホーム・インベージョンてだけで怖いから、ひたすら恐怖心を煽られるホーム・インベージョンものより、反撃に出るホーム・インベージョンものの方がスカッとします。

 

5. ファニーゲーム(1997年)

原題:Funny Games

ファニーゲームっていう名前だけど、全然おもしろくないので注意。むしろ「てめ、なにがファニーゲームだ!ぜんっぜんおもしろくねーだろがよぉ!」と怒りさえ覚えるかもしれません。最初から最後まで胸クソが悪い作品です。

でも王道のホーム・インベージョン作品です。トラウマになる人もいるかもしれないので、ホラー苦手な人や、精神的に弱ってるときには見てはいけない。とにかく「胸糞の悪さ」をテーマにしているので、あなたが胸糞悪くなったら映画は良作だという証。これだけ胸糞悪い作品を作ったことには敬意を払います。

 

4. ファニーゲームUSA(2007年)

原題:Funny Games

ファニーゲームのリメイクとか、何作ってんだ。だからさぁ、全然おもしろくないんだよ、何だ、そのタイトルは。リメイクも最初から最後まで胸糞悪くなる映画です。したがって、おススメすべきなのかすべきじゃないのか、どう扱っていいのか悩むところであります。

冒頭のロックミュージックからしておかしい、胸クソ悪くなる。トラウマになるかもしれないので、心臓弱い人は見ないでください。こんなに胸糞悪い作品のリメイク作ってどうするんでしょうか・・・

もう凡人には意味がわからない。

主演はティム・ロスなんだけど、ティム・ロスのクセモノ感がちょっと邪魔かな。直美さんは良かったと思いますよ。

  

3. ストレンジャーズ~戦慄の訪問者~(2008年)

原題:The Strangers

リブ・タイラー主演。ホーム・インベージョンの王道ともいえる作品。ストレートなホーム・インベージョンです。

ブキミな様子や不条理さがとてもよく伝わってきたし、カップル二人の恐怖感もしっかり伝わってきます。なにより実際にありそうな雰囲気が本当に怖かった。

リメイクが2018年の春に公開予定です。タイトルは Strangers: Prey at Night となっています。出演はクリスティーナ・ヘンドリックス、ベイリー・マディソン、マーティン・ヘンダーソンなど。3人のマスクを被った訪問者に道中で襲われるそうです。

 

2. THEM ゼム(2006年)

原題:Them

舞台がルーマニアという点がミソ。ネタバレなしで見ないと、面白さが半減してしまいますので、ネタバレなしで観て下さい。

ハリウッドにありがちな「ホラー映画あるある」などがあまりないので新鮮で面白かった。派手な演出やCG、スプラッタシーンもないので、逆に「ホラー映画あるある」が好きな人だと地味な印象を持ったり、中だるみを感じるかもしれない。

実話を基にしているということもあって、私はえらく怖かった。

 

1. ワナオトコ(2009年)

原題:The Collector

ホームインベージョンというか、ワナ男が他人の家にワナを仕掛けるのが中心なんだけど、ワナ男のホームインベージョンには間違いない。個人的に大好きな映画です。

ワナ男がいつのまにか大量にワナを仕掛けていて、「ええっ、ちょっ・・・いつ仕掛けたの」と主人公のアーキンと一緒にツッコミを入れて見ること。ケチな泥棒のアーキンさんが盗みに入ったはずの家から出られなくなっちゃうという感涙な物語。最高だわ。もっかい見よっと。

主演は、クリミナル・マインドでJJの夫、ドラマ版「ザ・シューター」で伝説の狙撃者ソロトフを演じているジョシュ・スチュアート。ひ弱そうな主人公が意外に奮闘するところがまたいいんだなこれが。お気に入りの一作。

続編はワナオトコ2ではなくて「パーフェクト・トラップ」というタイトルになっているのでご注意!これじゃワナオトコファンは一瞬分からないよね。

 

以下は、未見なので、今年中に見たいホラー・インベージョン映画です。

 

スリーピング・タイト~白肌の美女の異常な夜~(原題:Mientras Duermes/Sleep Tight(2011年)

ベッドの下とか、虫だとか、気持ち悪いだとか、割と評判がいい作品なので、是非観てみたい一作。

 

ホーム・インベージョン(原題:Home Invasion)2015年

賛否両論ある一作。どうもこのパッケージのアブナイエロ感が邪魔して、まだ観ていません。