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【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第9話の感想(ネタバレ注意)

ウェントワース女子刑務所シーズン5

Photo: Showcase

「ウェントワース女子刑務所」シーズン5第9話の感想です。

以下、ネタバレ注意

【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第9話のあらすじ

キャズと看守ジャクソンは、ジェイクがドラッグの取引に関与していることを証明しようと、アリーにヴェラにジェイクの正体を言うように頼みます。

アリーがヴェラに密告すると嗅ぎ付けたティナはファーガソンに「アリーをなんとかしなきゃ」と言います。ファーガソンは「私に任せなさい」と言い、フランキーの幼い妹の写真をフランキーの部屋に置き、「アリーに聞きなさい」というメッセージとともに脅します。

妹を脅されたフランキーは、ヴェラにジェイクのことを密告したら妹の身が危ないとアリーに言います。

アリーはヴェラに呼ばれますが…

一方、フランキーとアリーは、フランキーの父の助けを得て、脱獄の準備を着々と進めます。

リズは刑事のドンが休暇を取っていると聞き、ソーニャに殺されたと思い込むようになります。

 

【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第9話の感想

いやー今回はウェントワース女子刑務所らしいエピソードだった気がします。

というのも今シーズンは、今までのシーズン1~4のようなサスペンス性が薄いというか、あまりドキドキ感がないんですよね。やはりビーがいなくなってしまったことで、視聴者の視点が失われたことが大きいと思います。

またビーは看守のジャクソンとも親しかったので、ビーがいなくなったために看守ジャクソンもこれまでメインストーリーにあまり絡んでいなかったんです。やはりメインキャラを失うことのリスクというものは無視できませんね。

ウォーキング・デッドでもあるメインキャラが殺されてしまったばっかりに、視聴者は重要な視点を失い、他キャラへの共感性までもが失われたことを書きましたが、ウェントワース女子刑務所でもデジャブを感じています。

そう考えると、勢いがまったく衰えないゲーム・オブ・スローンズは恐るべし。半端ない。

ウェントワース女子刑務所に戻りますが、今回はジャクソンがけっこう絡んできていることで共感性も増し、ウェントワース女子刑務所らしい面白さが感じられました。

特に、かつて敵同士だったキャズと結託したのは嬉しいです。しかしキャズはやはりキャラとして弱いですね。悪い人じゃないし女優もいいんだけど、キャラ設定が頼りない。もう少し芯の強さを見せて欲しいな。

ヴェラ、ジェイク、ジャクソンあたりが面白くなってきましたね。ウェントワース女子刑務所は囚人だけじゃなくて看守のストーリーを展開したほうがやっぱり面白い!ヴェラは嫌いじゃないんだけどジェイクに骨抜きにされてしまって心配ですね。

真相が明らかになるといいのですが、なにせファーガソンがバックにいるからなぁ…とてもジャクソンとキャズだけでは手に負えないですよね。裏の裏をかかれるから。ジャクソンもジェイクに直接対峙しないで、証拠を握るまで泳がせておいた方がいいのに…舌を切られたジュースはもう戻ってこないのでしょうか?

そしてマイクを殺したのは誰なのか?イマーンだっけ?あの人は何者なんだろう。マイクの死とどのような関係があるのでしょうか。偶然にしては出来過ぎてるし。

後半は色々と加速しそうな気がしますね。

フランキーが刑務所内のポリティクスに興味ないこともあって、今シーズンはブーマーとの絡みがあまり見れません。時折見ることはできますが、フランキーは脱獄計画のためにアリーと一緒にいる方が多いです。

次回の感想はこちら→【ウェントワース女子刑務所】シーズン5第10話の感想&あらすじ(ネタバレ注意)

ウェントワース女子刑務所はHuluで視聴できます。