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【ホームランド】シーズン6 第2話のあらすじ&感想(ネタバレ)

ホームランドシーズン6第2話キャリー

「ホームランド」のシーズン6が放映開始されました。

前回のあらすじ&感想はこちらです。 

 

『ホームランド』シーズン6第2話のあらすじ&感想

ソール

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第2話では、ソールがキャリーの職場を尋ねてます。

キャリーが次期大統領の安全保障政策に影響を与えていると批判して口論になる二人。

ソールを怒って追い返したキャリーですが、キーン大統領にはイランの核交渉問題を調査するのに「ソールは信用できる」と担当人事にソールを推すキャリー。

キャリーのこういうところがニクイ。

 

クィン

キャリーは、クィンの世話をマックスに頼んで、仕事に行きます。

マックス↓好き!

ホームランドシーズン6第2話マックス

クィンはというと、家を抜け出して店内でひきつけを起こして倒れてしまいます。マックスが助けに入り救急車を呼びます。マックスは、クィンのキャリーへの屈折した思いを伝えます。

クィンは、キャリーに自分がなぜこんな状態になったのか尋ねます。

クィンはサリンガスで死にそうになったことを知らなかったんでしょうか?

キャリーはその動画をクィンに見せます。

クィンは「なぜ助けた?」と聞きます。

キャリーは「なぜって…」と何度も言いながら、涙を流し、クィンの胸に手を優しく置いたあと、上の階に戻って行きます。

ああ、このシーン、もう号泣でした。

なぜって…

クィン、なぜって…!!

クィンがたとえこんな状態になったとしても、やっぱりクィンへの愛は消えないわ。

まあ、できれば普通の人くらいに戻って、やっぱりキャリーとくっついて欲しい。

工作員に戻ることは無理でも、キャリーのパートナーとして活躍してほしいな…

というか、クィンをどうしたいんだろう、製作陣は…

言葉は悪いけどこのままクィンをキャリーの足手まといとして使うのか、凄腕の工作員をこんな目にして、一体何がしたいんだよ!とやっぱり怒りたくなります。

それにしてもクィンを演じるルパート・フレンドはすごい役者です。

前から思ってたけど、彼は最も過小評価されている俳優の一人だと思う。

パイレーツ・オブ・カリビアンのキーラ・ナイトレーが彼と付き合ってた時は、キーラがすごい売れてたから「え?キーラの彼氏にしては、ずいぶん普通すぎない?」と思ったんですよね。

でもルパート・フレンドは演技をすると物凄い存在感を出します

彼を見ると、演技でこんなにも変わるものかと思います。

「縞模様のパジャマの少年」でもドイツ高官を演じていましたが、圧倒的な存在感でした。あの映画は実は好きじゃないんですが、ルパート・フレンドだけは良かったと思う作品でした。

 

セクー

アメリカ批判の動画をネットにアップしたため捕まったセクー。

セクーのベッドの下から5000ドルが見つかります。実はこのお金はセクーの友人がFBI捜査官コンリンに頼まれてセクーに渡した金でした。いわば不当逮捕ですよね。

でもコンリンに邪魔をするなと言われます。

ホームランドシーズン6第2話コンリン

セクーの友人サードは、コンリンに頼まれてセクーに金を渡したことを認めるのですが、証言はしないし二度と連絡するなと言います。

「司法取引すれば7年」と言われてセクーは絶句。しかし裁判になれば、おそらくその倍の禁固刑が待っていると説明するレダとキャリー。

ホームランドシーズン6第2話レダ"

ちょ…セクーの立場なら、これは到底受け入れられないですよね…何もしていないのに!!?インターネットに政府に批判的な動画をアップロードしただけで7年とか…

「ジハードに参加するための方法」とかキワドイ内容だと「扇動罪」になるのでしょうか。そのあたりの線引きが難しそう。こういう難しい題材を扱うホームランド、勇気あるなぁ。

この先どうなるんだろう!?

ちなみに日本では、特定保護法案に扇動罪が入れられています。

なお、ホームランドはHuluで視聴できます。