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映画「明日、君がいない」(原題2:37)の感想

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「明日、君がいない」(原題: 2:37)を視聴しました

2006年、オーストラリアの映画です。

監督は新鋭ムラーリ・K・タルリ

本作「明日、君がいない」が初監督作品です。

ヤフーでも☆が4つ以上と、評価が高いです。

冒頭は、高校のトイレで誰かが自殺を図るというショッキングなシーンから始まります。

カギのかかったトイレのドアの向こうから血が流れてきます。

一体、何があったのだろう?と興味をそそられます。

ハリウッドにも進出して絶好調のテリーサ・パーマーが主役っぽい感じですね。

テリーサ・パーマーは最近よく目にするので、売れてきた感いっぱい。

最近では「トリプル9」や「君がくれた物語」にも出演しています。

本作「明日、君がいない」の私の点数は60点です。

「明日、君がいない」あらすじ

一見、悩みとは無縁に思える6人の高校生だが、それぞれ誰にも言えない悩みや問題を抱えていた。インタビュー形式で6人の生徒の話を交えながら、6人の一日を追う。そして、午後2:37、一人の生徒が命を絶つ。

 

「明日、君がいない」登場人物

マーカス

明日、君がいない登場人物マーカス

メロディの兄。成績優秀でピアノも得意だが、両親からのプレッシャーを感じている。マーカスには秘密がある。

 

メロディ(テリーサ・パーマー)

明日、君がいない登場人物メロディ"

素直で優しいマーカスの妹。両親が兄にばかり期待していることに不満を抱えている。メロディも誰にも言えない秘密がある。

 

ルーク

明日、君がいない登場人物ルーク"

学業は振るわないがスポーツが得意で、女性の人気が高い。美人の彼女サラがいる。しかしルークにも誰にも言えない秘密があった。

 

ショーン

明日、君がいない登場人物ショーン

ゲイであることから男子生徒にからかわれている。マリファナを吸っている。

 

サラ

明日、君がいない登場人物サラ

ルークと付き合っている。メロディがルークを狙っていると思い、メロディに辛くあたる。サラも問題を抱えている。

 

スティーブン

明日、君がいない登場人物スティーブン

イギリスから引っ越してきたスティーブン。足が悪く、尿を我慢することができずに学校でお漏らしをしてしまう毎日。

 

絶対にネタバレなしで見てください。

以下ネタバレなので、映画を見ていない方は映画を見てから御覧ください。

 

「明日、君がいない」感想(ネタバレ注意)

いやちょっとビックリしましたね。

なんていうか…高校生の話ですが、扱ってるテーマは年代を問わないもので、とりわけ重いです。

最後の方で、命を絶った生徒が誰かが明らかにされるのですが…

えぇ~!!そんな…と肩透かしを食らった気分になったと同時に、よく考えるとあぁ~!なるほど!!とうんうん頷いてしまうような、よく出来た映画だと思います。

メロディの秘密が明らかになった時に衝撃を受けすぎて、その他の人々のことを一瞬忘れてしまいました。これはルークの「悩みがある時、他人がお構いなしになる」というメッセージを私自身が疑似体験しているような感じで、そこがこの映画の構成のすばらしさでもあります。

(私たちは名前も知らない)あの子が自殺した…まさかあの子が…そう、残された人たちがよく口にするような、そんなあの子です。

ケリーという名前のあの子だけは、唯一、最初から最後まで他の生徒のことを気遣っていた子でした。6人の生徒がインタビューで悩みを語る中で、ケリーのインタビューだけは、笑顔で明るく楽しい話をしていました。しかも姉とその子供の話。自分の話ではないんです。

彼女は何を悩んでいたんだろう?

なんで自殺したんだろう?

と6人の生徒だけでなく、私たちが「あの子がなぜ?」と、やはり疑似体験する映画です。

「明日、君がいない」という邦題もよく考えられていますね。原題は2:37でしたが、映画を見た後は、邦題の方がしっくりきます。

登場人物の役者さんでは、メロディを演じるテリーサ・パーマーに惹きこまれました。やっぱり売れるわけですね。ただ綺麗なだけじゃなくて、ひきこまれる魅力があります。

メロディがインタビューで話していた一言が心に響きました。

「家族や友達にも話せない秘密があるとき、孤独に感じる」と。

今回は珍しく吹き替えで見たのですが、女優さんの泣き声の吹き替えがちょっとどうにかならんものかなと思いました。

こういう題材を見ようと思って見た人なら高評価かもしれませんが、そうでない人は低評価になりそうです。感受性の高い人なら、この映画を理解できるし、共感するものを感じるでしょうが、感受性があまりないうちの旦那みたいなタイプは、「なんで自殺すんの?意味わかんねー」とか言うはず。人を選ぶ映画かもしれませんね。

しかし19歳でこの映画を作り上げたとは、恐るべしです。