ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

ここが嫌い!米在住7年目にして思うアメリカの非常識

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この間、日本に帰省した際、久しぶりに日本に帰って思う日本の非常識について書いた。

久しぶりに日本に帰国してギョッとする、日本の非常識

公平を期すためにも、今度はアメリカの非常識について書いてみたい。

時間が経って非常識さに慣れてしまって思い出せなくなる前に。

私が思うアメリカの非常識

非常識度と言っても、主婦の私の極狭生活圏のなかの話なんで、すんません、ミクロの話になるかもしれません。

 

110kmで車間距離をあけないドライバー

まず一番最初に浮かぶのがやっぱりコレ。

運転マナー 

今日もフリーウェイ走ってきたんだけど、毎回フリーウェイを運転するたびにイライラしたり「ったく」とか言ったり「ちっ」とか舌打ちしてます。

だって本当に信じられないことするんですよ、こっちのドライバーは!!

渋滞の少ない昼間なんで、110~120kmくらいで走ってるんですけどね。

アメリカ人の皆さんは車間距離を取りたがらないのか、先を急いでいるのか何なのか、前方車にぴったりとくっついて走ってるんですよね。

車間距離を取らないからブレーキを頻繁に踏む。

そうすると自然渋滞になるじゃないですか。

そういうのお構いなしなんですよ。

おまけにちょっとでも間隔があいてれば、平気で割り込むわ、頻繁に車線変更する。

これまた自然渋滞を誘発する。

私は自分の前に車間距離を広く取っておきたいタイプなの。

いつも。

だけど、その私の車間距離である my buffer に割り込んでくるの。

だから私がアクセル離して再び安全な車間距離を取るでしょ。

そうすると、また別の小型車かセダンが割り込んでくるの。

フンガー!!

それは私のバッファーであって、お前のためにあけたバッファーではないわ!!

ってな具合で、非常にイライラします。

まあ、そういう車はまたすぐに他の車線に移動してくんですけどね。

で、たまに先の方でその車が事故起こしてたりしてんですけどね。

やっぱり100km以上出してて一般道みたいな車間距離じゃ危ないですよ。

あとね、信号待ちしているときに、青信号になったり、前の車が進んだら、すぐに動かないと、後ろからすぐクラクション鳴らされるの。これもすごいイヤです。8秒とか経っても動いてないならわかるけど、3秒くらいで鳴らされるんですよ。どんだけ我慢できないの?

アメリカの運転マナーなどについてはこちらの記事をどうぞ。 

 

客の列が長くなっているのに急がない店員

お次はこれです。

このブログでも何度か登場しているであろう、アメリカの店員軍団。

客の長蛇の列ができ始めても、いっこうに急ぐ気配がない。

ましてや商品棚の整理とかリストックとか他の仕事をしている店員が、慌ててレジを新しく開けることもない。

お客とお客の間でお喋りしちゃったりする。

どゆこと?

日本の「お客様は神様」系も気持ち悪いし、好きじゃないけれども、たとえばこうゆう思考回路にはなりませんか?

・客をあまり待たせてはならない

・今やってる仕事は後ででもできるから、レジを優先させよう

というふうには、ならないかな?

なりたい?

なるとき?

なれば?

長蛇の列ができているのにちんたらやってて、それで「待たせてごめんなさい」とか言われても、あんた絶対悪いと思ってないでしょ。

しかもこういうのは店員さんだけじゃなかったりする。お客さんでもいるんですよ。

何を話しているのか、なんの用事なのかははっきりわからないが、自分の後ろに5~6人並んじゃっても、店員とずっと楽しそうに世間話をしちゃってるお客さんとかいるの。

最近はさ、「はぁ~・・・」って大きい溜息ついちゃうんだよね、この頃。

 

自分の責任をなすりつける

某友人がアパートに住んでいた時の話。

アパートに猫がいました。

飼い猫らしいんだけど、やせ細ってて栄養失調のよう。

友人がかわいそうに思ってネコ缶を買ってきて、あげてたらしいんですよ。

そしたらネコが段々元気になってきたそうで。

1年くらいエサあげてたんだって。

そしたら、その猫が友人の車を分かるようになって、車の駐車スペースをウロウロするようになって、タイヤにおしっこをするようになってしまった。

自分の車ならいいけど、駐車スペースのほかの車にオシッコしたりすると困る。

なので、やむを得ずエサをあげるのを止めた友人。

そんなある日、アパートに帰ってきた時。

入り口で中年のオバサンに呼び止められた。

「エクスキューズミー」

友人はもしかして猫がそのオバサンの車にオシッコしちゃったかなと思ったらしい。

そうしたらそのオバサンが

「なんで私の猫にエサあげるのやめたの?困るわ。」

ですってよ。

友人はオバサンの飼い猫にエサをあげなくなった理由をご丁寧に説明しました。

そしてしばらくたってから

「ん?なんかおかしくね?」と気が付いて

お前のネコだろうが!!と怒っていました。

 

電話のマシン

最近はなんでもかんでも機械化が進んでいますね。

日本でもご飯をよそるマシンなどが登場してますけど。

ご飯は人によそってもらいたいな…

ここアメリカでは電話のカスタマーサービスがまずマシンです。

生きている人間にたどり着くまでが長い!

たどり着くまでに何度もカテゴリ選択でプッシュしたり、間違っちゃったりして最初からやり直しとか、フーッ!!!て思います。

カテゴリ一つくらいならいいんですけどね。

 

ドラマにのめり込みすぎ

ドラマで悪役を演じてしまって、印象が悪くなってしまった俳優さんとかいますよね。

日本ではそこまでヒドイ悪役を作りこめないのもあって、あまり思いつきませんけど。

ちょっと昔の松下由樹さんとか。

ドラマで悪役を演じた結果、嫌われるというのは、それだけ演技力があるということですよね。

それなのに。

アメリカではドラマにのめり込みすぎて、悪役の俳優さんに文句を言ったり非難するフトドキモノがいるんです。

たとえばウォーキング・デッドで、主人公リックの嫁ローリを演じたサラ・ウェイン・キャリーズ。プリズン・ブレイクでサラを演じていた女優さんです。

ウォーキング・デッドで演じたローリは、旦那が死んだと思って、旦那の親友シェーンとすぐにベッドインしてしまい、挙句の果てに生きて戻って来た旦那と初夜でさっそくHしちゃったり、あるいはグループ内で女王蜂のようにふるまったり、いわゆるビッチキャラだったんです。

したがってウォーキング・デッドのファンからも嫌われてしまいました。私も嫌いでした。

それは仕方ないとしても、演じた女優さんであるサラさんは、買い物をしているときに「旦那の親友と寝るなんて信じられないわ!」とか非難されたりしたそうです。

これは酷くありませんか。

また、ゲーム・オブ・スローンズでとてつもなく嫌われる女王様サーセイ・ラニスターを演じているレナ・ヘディさんも、「あんたなんて大嫌い」と言われるそうです。

これは酷すぎます。

レナ・ヘディさんは「私がこれだけ嫌われるということは、いい仕事をしたという証拠だと思って気にしない」と大人のコメント。

まったくその通りです。

日本だったら、いくらコアなファンで悪役を嫌ってても、ドラマと現実の区別もつかずに悪役俳優さんに暴言を吐くとかあまりないですよね。

そんなファン、残念すぎる。

 

以上、主婦の小言でした。