ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想もガッツリ書いている国際結婚&アメリカ在住女のブログです。

お騒がせセレブ「キム・カーダシアン」の強盗事件に誰も同情しないアメリカ人

f:id:oclife:20161006033822j:plain

アメリカのお騒がせセレブ「キム・カーダシアン」さんがパリで強盗に遭った事件がメディアで騒がれています。

日本では知名度は低いのですが、アメリカでは知らない人はいないほど有名なお騒がせセレブです。

キム・カーダシアンの強盗騒ぎに誰も同情しないアメリカ人

銃をつきつけられて10億のジュエリーを盗まれた!となれば大事件ですし、気の毒だと思うのが人間というものです。現に日本では「かわいそう」「トラウマになる」「これは酷い」「早く心の傷が癒されるといいね」「無事でよかった」と優しいコメントばかり。

しかし、ここアメリカ人の反応は物凄く冷ややかです。それはもう物凄い馬事雑言が並んでいます。同情しているのは、カーダシアンさんのファンやセレブ友達のみです。一体なぜなのでしょうか?

事件の経緯とともに、カーダシアンさんがセレブに登り詰めるまでの経歴を振り返ってみます。

事件の経緯

キム・カーダシアンさんがスタイリストと二人でホテルにいたところ、数人の強盗が侵入してきました。銃を突き付けられたキム・カーダシアンさんは、バスルームに閉じ込められ、手足を縛られます。

その間に強盗達はキム・カーダシアンさんのジュエリー10億円相当を奪って逃走しました。キム・カーダシアンさんは「小さい子供がいる、命だけは助けて」と命乞いをしたと言われています。(そらするわ。)

当時、キム・カーダシアンさんのボディガードは、キムさんの姉妹であるコートニーさんとケンドールさんに付き添って外出中でした。

キムさんが夫の蟹江カニエ・ウエスト氏から贈られ、ソーシャルメディアで自慢していた4.5億のダイヤモンドの指輪とともに、ほか6.7億のジュエリーも強奪されました。

こちらが4.5億のダイヤの指輪です。この石ころが4.5億とか、もう意味わかりません。

f:id:oclife:20161006022845j:plain

盗まれたのはジュエリーだけではなく、キム・カーダシアンさんの携帯も盗まれてしまいました。これは怖いですね。知恵のある強盗っぽいので、携帯のデータを丸々盗まれてしまった可能性もあり、キム・カーダシアンさんが今一番恐れているかもしれません。

キム・カーダシアンさんは毎日セルフィーを取ってソーシャルメディアにアップしています。たびたびヌードもアップしていますので(大事なところはブラックアウトして)、携帯にはフルヌードがたくさん入っているでしょうし、画像加工前の写真も入っているでしょう。

しかしキム・カーダシアンさんはすでにソーシャルメディアで惜しげなくヌードを披露していますし、彼女がスターダムにのし上がったきっかけも「セックス・テープ」でしたので、写真や動画のリークは別に怖くないはずです。

携帯のメッセージは気になるところかもしれません。他のセレブの悪口など…キム・カーダシアンさんを越えるセレブの悪口なんかがリークされると、セレブ社会から凋落する可能性も無きにしも非ずですね。

単なる悪口と侮るなかれ。アメリカのメディアや芸能界はけっこうシビアで、damage control が徹底しています。悪気のないたった一言でも、仕事を干されたり追放されたりすることが多々あります。

キム・カーダシアンてそもそも誰?

キム・カーダシアンさんは現在36歳。シンガーのカニエ・ウエスト氏と結婚していて、二人の間には小さい子供が二人います。

キム・カーダシアンさんはそもそも無名でしたが、実の父がOJシンプソンの友人でもあり弁護士であったロバート・カーダシアン氏です。なので、もともと裕福な家でした。

キム・カーダシアンさんは20代半ば過ぎ頃からパリス・ヒルトンさんと仲良く遊んでいるところをパパラッチに撮られるようになります。そのころはスタイリストをしていたと思います。

当時はパリス・ヒルトンさんは頂点に立っていた感じ。「パリスと一緒にいるあの子は誰?」みたいな感じで、名前もあまり知られていませんでした。

今では立場が逆転してしまい、メディアでパリス・ヒルトンさんの名前を聞くことは皆無。いわばパリス・ヒルトンを踏み台にしてのし上がった人ですね。親友だった二人は今は口を聞くこともないとか。

f:id:oclife:20161006024851j:plain

この頃はお尻もふつうのサイズでした。

顔も今とずいぶん違いますね。

もともとの美貌とカーヴィなボディもあって、だんだんメディアへの登場が多くなります。

また、この頃から整形や豊尻をし始めたようで、その大きなお尻がクローズアップされるようになり、どんどん有名になっていきました。もちろん豊胸もしています。

(妹のクロエ・カルダシアン、異父妹のカイリー・ジェナーも豊尻してます。)

キム・カーダシアンさんはリアリティ番組で「豊尻はしていない」ことを証明するためにレントゲンを撮って見せましたが、実はウエストと太ももの脂肪吸引をしてお尻に入れる手術をしているのでレントゲンには映りません。

こちらがキム・カーダシアンさんのお顔の経年変化。2008年ころが一番かわいかったように思います。そこでやめときゃよかったのに…鼻と目が明らかに違いますね。

f:id:oclife:20161006025658j:plain

f:id:oclife:20161006030330j:plain

f:id:oclife:20161006032817j:plain

お尻も今ではこんなに進化してしまいました。

アメリカ人男性は大きな胸&大きなお尻のグラマー体型が大好きなので、豊胸はとても多いです。カーダシアンさんの影響もあってか、豊尻もトレンドとなっています。

www.realoclife.com

 

さて、キムさんですが、こんな彼女を一気にスターダムにのし上げたのは、当時付き合っていたフットボールプレイヤーのレイJさんとのセックステープでした。要はレイJさんとのセックス動画がリークしてしまったわけです。キムさんの名前はアメリカ中に知れ渡ります。

後日判明したことですが、このセックステープは故意にリークされました。リークしたのはキムさんの母でもありマネージャーであり、カーダシアン帝国を支配するクリス・ジェナーさんです。

間もなくキム・カーダシアンさんを中心としたカーダシアン家のリアリティ番組が2007年に始まります。リアリティ番組は現在シーズン12まで放映されていますが、2016年現在、ここにきて視聴率が低下し始めたことから、キャンセルの噂が囁かれています。

さて、冒頭の「なぜアメリカ人がキム・カーダシアンさんの強盗騒ぎに誰も同情せず、馬事雑言を浴びせているのか」ですが…

ずばり、アメリカ人の多くはカーダシアン家にうんざりしているためです。

アメリカ版ヤフーを開けばカーダシアン家のくだらないニュースが必ず掲載され、スーパーやウォールマートに行けば、ゴシップ雑誌の表紙に必ずカーダシアンが掲載されている。ファッションシーンやレッドカーペット、パーティ、イベントには必ず登場します。つまりカーダシアン帝国がメディアを席巻している状態が10年近く続いているわけです。

カーダシアン家の人々はミリオネアなので、リアリティ番組を見ていても、汗水たらして働くようなことはありません。生活レベルを落とせば、もう働かなくてもいいほどリッチです。

カーダシアン家の皆さまがソーシャルメディアにアップロードするのは豪華な暮らしぶり、高価な所有物などです。先日は末っ子のカイリー・ジェナー(19歳)がなんと12億の家を購入したとPRし、たいそう叩かれておりました。

日本でいえば、ちょうどゾゾタウンの社長と交際しているサエコさんのような感じでしょうか。プレイベートジェットや豪邸などをソーシャルメディアにアップして叩かれているようですが、カーダシアン家に比べたら本当にカワイイものです。(実際はキム・カーダシアンさんで年収60億くらいなので、サエコさんの彼の方がよっぽどお金持ちですが。)

今回の事件もクリス・ジェナーが裏で糸を引いている「ヤラセ」と見る人がアメリカ人の中には多かったりします。これでブランジェリーナの離婚劇がタブロイド紙のトップからはじき出されるからです。

アメリカ人の名誉のために言っておきますと、アメリカ人からは

「他にもっと重要な事件やニュースがたくさんあるだろが!もうカーダシアンはうんざりだ!」

というコメントが多くみられます。

どれだけアメリカ人がカーダシアン家にうんざりしているかがよくお分かりになると思います。

経済的な背景を考慮してみますと、奇しくもカーダシアン家のリアリティ番組が始まった2007年の翌年2008年にリーマンショックが起きています。

アメリカ政府がギャンブル経営していたメガバンクを救済する一方で、99%の国民は家を失ったり路頭に迷い始めました。私の友人にも、建設関係の仕事で会社を失い、家を失った家族がいます。

一方で1%の富裕層は、底値でウロウロしている優良企業の株式をここぞとばかりに買い漁り、さらに私腹を肥やすことになりました。

一般の国民は株式どころか、毎月の収支でいっぱいいっぱいなわけです。

そんな中、メディアやソーシャルメディアで来る日も来る日もカーダシアン家の豪邸や高価な車、ゴシップが目に入ってくるのです。大衆は怒りを通り越して、うんざりしているのです。

こういった背景から、キム・カーダシアンさんの強盗騒ぎに同情するアメリカ人がいないという事態になっているわけです。

かくいう私もカーダシアンという名前を聞くだけでお腹いっぱい状態です。

節約のためにTVケーブルを解約したので、カーダシアン家のリアリティ番組は目にしなくて済むようになりましたが、娘にも絶対見させたくない番組です。日本でカーダシアン家が有名になりませんようにとお祈りしています。

ソーシャルメディアの危険性

最後に、今回の事件はソーシャルメディアで高価な私物を披露したことで犯罪者が目を付けたことを指摘しておきたいと思います。

去年、モデルの道端ジェシカさんとジェンソン・バトンさんがフランスのホテルで催眠ガスで眠らされ、5千万の指輪などを盗まれた事件がありました。道端ジェシカさんもインスタグラムなどで指輪や休暇中の居場所を常にアップしていました。

犯罪者にとっては、ソーシャルメディアは自分からリサーチしなくても情報をゲットできる宝庫です。気を付けたいですね。