ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想もガッツリ書いている国際結婚&アメリカ在住女のブログです。

【コロニア】エマ・ワトソン主演の事実を基にした監禁拷問カルト映画(画像あり)

コロニアエマワトソン映画

ネットフリックスに加入してみたので、さっそく気になる映画を見てみました。

ハリーポッターで有名なエマ・ワトソン主演のサスペンス映画です。

コワ~イ史実を基にしています。

映画「コロニア」のあらすじ

コロニアエマワトソン映画

© Screen Media Films

1978年、フライトアテンダントのレナ(エマ・ワトソン)は、チリで市民活動を続ける恋人のダニエル(ダニエル・ブリュール)に仕事がてらに会いに行きます。再会を果たし、喜ぶ二人。しかし突然、軍によるクーデータが発生。ダニエルが反対勢力として捕らえられ、コロニア・ディグニダッドと呼ばれる強制収容所に連行されてしまいます。ダニエルを救うべく、レナは自ら収容所に潜入するのですが…

史実

私もこの映画を見るまでは全然知りませんでしたが、元ナチスのパウル・シェーファーがチリに逃げ、そこでコロニーを作りました。メンバーは殆どがドイツからの移民者でした。カンボジアのポルポト派とも並ぶ人現侵害、強制労働、強姦、児童虐待、拷問、殺人が行われた場所です。

詳しくはこちらのサイトでとても詳しく説明されていますので、是非お読みになってみてください。

南米チリに築かれた“ドイツ人帝国”の実態

映画「コロニア」の感想

史実を基にしていると考えると、背筋が冷たくなるような怖さがあります。

しかし映画の出来栄えとしては微妙かな?

本来なら物凄くハラハラドキドキするはずなんだけど、どうもいまいち恐怖感を感じなかった…それがキャストのせいなのか、演出のせいなのかはハッキリせず…

でも考えてみればコロニアはカルト的ナチスドイツ帝国であってもコミュニティなので、人々は抑圧されながらもそこで毎日暮らしているのですね。だからこそそこまでハラハラドキドキを感じなかったのか…

レナとダニエルがいざ脱出しようとする時も、明日決行とか決めてするわけではなく、あくまでも成り行きでチャンスができた時に「今だ、今行くしかない」みたいになります。レナの気持ちでいたので「え?今?マジで今行くの?」みたいな。

逃げられない恐怖であれば、「クーデター」や「ラスト・キング・オブ・スコットランド」の方が断然上ですね。まあクーデターやラスト・キング・オブ・スコットランドは自分がターゲットになっていて逃げる極限状態なのでハラハラドキドキは当たり前か。

軍部によるクーデターという恐ろしい事態で、街中で人々が片っ端から整列させられて拘束されているというのに、それを数メートルくらいまで近づいて行ってカメラで写真を撮るという自業自得な展開もなんだか同情をそそりませんでした。私がレナだったら殴ってますね。

まあ最終的には写真をあきらめなかったことで、証拠として世間に明るみに出たのでしょうから、一概に悪いとは言えないのかもしれませんが、自分が死んだら終わりなのに…

一番イヤだったのは、レナと少し友達みたいになった女の人がコミュニティの男性たちにリンチされるシーン…ちょっとこういのは嫌だわ…しかもシェーファーはまずその女性の恋人(だったかな???)に殴らせるんですよ…しかも思いきり!!男性も自分の身可愛さにやむを得ず暴力を振るうんですが…それからシェーファーは他のコミュニティの男性たちにも集団で殴らせます。怖い…

フライトアテンダントの真っ黄色のユニフォームがめちゃカワのエマ・ワトソン!

"コロニアエマワトソン映画

ちょっとセクシーなエマ・ワトソン。雰囲気がガラリと変わりますね。

コロニアエマワトソン映画

カメラを離さないダニエル。ヤメレ!

コロニアエマワトソン映画ダニエル

何着ても似合うな~。

コロニアエマワトソン映画

コロニアの入り口。

コロニアエマワトソン映画

このおっさんがシェーファーの役。何度か映画で見かけたことあるな。

コロニアエマワトソン映画シェーファーアルゼンチン

女性は皆こういう格好。この人の幸薄そうな演技が良かった。生まれた時からコロニアにいるという女性。

コロニアエマワトソン映画

© Majestic / Ricardo Vaz Palma

頭がおかしくなったフリをして仲間のフリをするダニエル。この男性集団の集いが怖い。

コロニアエマワトソン映画ダニエル

© Majestic / Ricardo Vaz Palma

キャスト

主人公レナを演じるエマ・ワトソン。愛らしくて華奢で天使のような風貌。とてもかわいいです。エマ・ワトソンは悪くなかったと思います。しかし、ルールを破ったり勝手な真似をすればリンチ、拷問、死が待っている無慈悲な場所でけっこう勝手に動きまくっているのに「あ~エマ・ワトソンだから大丈夫だったね…」というような安心感がどこかにあって、いまいちハラハラドキドキしませんでした。

ボーイフレンドのダニエルは最初「え?この人がエマ・ワトソンの相手?」と拍子抜けするぐらい存在感がないというか、普通~の青年です。ところが、電気ショックの拷問を受けたあとは、自分の身を守るために、知能遅れになってしまったフリをずっとします。そのフリがなかなか上手でした。普通じゃできない感じ。

シェーファーを演じる俳優は、髪の毛も落ち武者のようにして雰囲気はありましたが、どうもコミカルな面が抜けませんでした。笑うところなの?と思うようなシーンが度々ありましたけど…

 

コロニアはU-Nextで視聴できます。