ミセスGのブログ

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時代に合った日本人男性の好みのタイプの変化

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こちらの面白い記事を読ませて頂きました。

ハイスペックなモテ男が数年付き合った彼女と別れ、他の女性と結婚したのはなぜか、妖怪男ウオッチさんが実際にハイスペックなモテ男さんにインタビューした貴重な記事です。

数年付き合った彼女と別れ、別の女とすぐ結婚するハイスペモテ男にインタビューしてきた - 妖怪男ウォッチ

以前、私の過去記事で、アメリカ人男性が好きなタイプについて書きましたが、その中で「日本人男性の好みのタイプの変化」についても少し触れました。

www.realoclife.com


その中で、私はこのように書きました。

 

実は、好みのタイプというのは時代によって変化します。

日本は戦後70年間、幸いにして紛争や戦争を経験することなく平和な状態を満喫することができました。日常的に危険が訪れることもなく、家族の身の安全を常に心配しなくてもよい状態が続いてきたのです。

原始的に言えば、家族を守れるような強いパートナーを選ばなくても、狩りに安心して行ける状態が続いてきたということです。パートナーとなる女性に「強さ」を求める必要がなかった。むしろ自分が守ってあげたいような女性を選ぶことができてきたのです。

アメリカ人男性にモテるタイプの女性とその理由とは? - ミセスGのブログ

 

日本人男性の好みタイプの変化

「妖怪男ウオッチ」さんの記事を見て、確信しましたね。日本人男性の好みは確実に変化していると。

時代が変化し、好景気が不景気になり、世の中が混乱して平和や安全が脅かされるような日常になると、男性は強い女性を求めるようになります。自分がいなくても家族を守っていける身体的にも精神的にも強い女性が必要になるのです。

賃金が上がらないまま消費税が上げられ、インフレも加わって、二重の負担が国民に課されているのですから、妖怪男ウオッチさんの記事で紹介された男性陣のように、仕事を頑張っている女性を選ぶのは当然のことと言えます。彼らは年収にして800万と日本人の平均年収を大きく上回っているのですが、それでもパートナーには仕事で頑張るという女性を選びたいというのは注目に値するでしょう。

また、今のように世界中が暴力に巻き込まれ、混沌としていく中で、意思の疎通は非常に重要になってきます何か起きたときに瞬時にコミュニケーションが取れないということは、命を危険に晒すことにつながるからです。

妖怪ウオッチさんの記事で紹介された男性陣は、女性の「察して」という受け身姿勢に嫌気がさしているようでした。外で狩りをしているときに、パートナーの状況を「察する」余裕などありません。パートナーが状況を正確に話してくれれば、どんなに安心して狩りができることか。また、非常事態には「察する」時間は致命的となります。家族の身の安全を守ろうとしているときに「察する」ことがいかに非合理的か。彼らはすでに気付いているのでしょう。

 

時代を反映した日本人男性の好み

彼らにとって、狩りもできない、察してほしい女性は、あまりにもリスキーな時代になりつつあるのかもしれません。

日本人男性が同じように一生懸命働いてくれて自分の意見も言ってくれてしっかりと意思疎通ができる相手を選ぶのは、時代に照らしてみると非常に合理的な判断だと言えます。パートナーとして、適切なコミュニケーションをとりながら、共に狩りをし、建設的なアイデアを出してくれて、食卓に食料を調達するのを手伝い、子供を一緒に守っていきたい。そんな心の声が聞こえてきます。

たとえ自分が倒れても、家庭を切り盛りしていけるような相手に安心感を抱き、惹かれ、結婚を決意するのは当然のことのように思います。

この先、日本人男性は、自分で人生を切り拓いていくような、より強い女性に惹かれていくと私は予想しています。