ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想もガッツリ書いている国際結婚&アメリカ在住女のブログです。

グローバル資本主義を生き抜くためにあなたが今すぐしなければならないこと

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グローバル社会の本質とは

2000年頃からマスコミがこぞって持ち上げてきたグローバル社会とはなんだったのか。それは多国籍企業が世界を席巻することに他ならない。多国籍企業は今や裏から国をコントロールするほど巨大な存在となった。

一部の多国籍企業はもはや国を凌駕するほど巨大化している。

アメリカを牛耳っているのはアメリカ政府ではない。アメリカの多国籍企業である。アメリカの多国籍企業が多額の献金をしてアメリカの政治家を操り、自分たちに都合のよい法案を通させるのである。

多国籍企業にとって何よりも邪魔なのが関税や国境そして国の伝統や文化などの多様性である。日本人に寿司の代わりにマクドナルドを食べさせ、緑茶や麦茶の代わりにコーラを飲ませ、着物の代わりにリーバイスのデニムを履かせるためには、関税を撤廃し、人気俳優を使った広告宣伝を朝昼晩テレビで流し、リーバイスや最新のiphoneがいかにクールであるかを宣伝する。日本の着物やインドのサリーといった多様性をなくし、画一的なものにする必要がある。

言語も英語に統一することで、交渉する上でのアドバンテージになる。

そして企業が利益を最大限にする上で欠かせないのがコストカットである。コストカットリストの一番上にあるのは人件費だ。グローバル企業は人件費を抑えるため最低賃金に照準を合わせる。月給20万の日本人と月給3万の東南アジアの人でパフォーマンスが殆ど変わらないのであれば、経営者は迷わず月給3万の人を雇う。

グローバル企業のユニクロの柳井社長はすでに「仕事ができなければ日本人であっても年収100万は仕方ない」と公言している。

アメリカの株を買え

2015年の平均年収は440万だったが、今後平均年収は300万時代になるとも言われている。前述のユニクロ柳井社長のように平均年収100万円時代が来てもおかしくない。

富裕層が持っていて、貧困層が持っていないもの、それは何か。不動産と株である。バブル終焉後、日本の不動産は買った瞬間に価値が下がっていくので、逆立ちしても資産にはなりえない。まして賃金の上昇も見込めないどころか、非正規雇用が増えている中で、数千万の負債を抱えるのは自殺行為に等しい。

米国不動産は資産として推したいところだが、いまは外国人が銀行からローンを借りることができなくなった。言語の壁や、法律が異なることもあるし、日本に居住する一般の人が米国不動産を購入するのは難しいだろう。

一方、アメリカの株は一株から購入できる。たとえばコカ・コーラの株は一株45ドルだ。そして一株につき、3.12%つまり35セントの配当がでる。アメリカには年利3~5%の配当を出す優良企業がごろごろしている。銀行預金の0.01%ではインフレは相殺できないが、3%であれば日本のインフレ目標2%を相殺してもお釣りがくる。

「定期預金ならば減ることはない、わざわざリスクを負う必要はない」と思う人もいるかもしれない。しかし政府は明確にインフレを目指している。インフレ目標2%ということは、現金預金が2%目減りすることだ。

私にしてみれば、何もせず預金だけしている方がよっぽどリスクの高い選択だと言える。

ここにきて資本主義の限界とも思われる事象が世界でも相次いでいる。しかし、資本主義の後にくるものがまだ見えてきていない。さらにアメリカを中心とする多国籍企業は、不況不況と言われながらも過去最高の株価を更新中である。

2012~2014年にかけて中国産鶏肉の偽造問題で日本で大問題となったマクドナルドはどうなのか。90ドル台でしばらく横ばいを続けていたマクドナルドは2015年10月に過去最高高値を更新し、現在130ドル付近である。

中 国産鶏肉の問題が大幅に報道されたとき、マクドナルドの株をもつ人たちが心配している中、私は「マクドナルドの日本シェアは中国・オーストラリアとあわせ て僅か8%に過ぎない。日常生活でマクドナルドの客足を見ていてもアメリカでは衰えの兆しは一切見えない。影響はない。」と断言していたが、まさにその通 りになった。その後まもなく過去最高値をつけ、中国産鶏肉の問題などどこ吹く風だったわけだ。

日本にも優秀な企業はあるのだが、消費が増えない、内需を拡大できない、少子化を止められないのないないづくしなので、私は日本の将来には悲観的だ。また企業秘密など情報の管理が全くできていない企業が多く、中国や韓国にまるっきりパクられても何もできずに赤字を抱えるなど無能な経営も目立つ。それゆえ日本の企業の株は一つも持っていない。

一方アメリカは先進国で唯一人口が増えている国であり、若年層も多い。世界に名だたる多国籍企業のほとんどはアメリカで生まれている。実際にアメリカに暮らすとわかるのだが、アメリカのイノベーションを生み出す力は他国の比ではない。一般の人々を見ていても、アメリカの底力というべきパワーを感じられるのだ。

資本主義が終わったらどうなるのか。資本主義が終わっても、人々はガムを噛み、歯磨きをし、ビールを飲み、たばこを吸うだろう。数十年で人間の習慣が変わるとは考えられない。人々がガムを噛まなくなり、ビールを飲まなくなり、たばこを吸わなくなって資本主義が終焉を迎えるとしたら、そのころには現金の価値もなくなっているだろうからお金の心配をする必要もない。

国が破たんしても、多国籍企業は生き残る。私たちよりも長く生き残る可能性の方が高い。

アメリカの多国籍企業は間違いなく国よりも強く、国そして私たちよりも生き永らえる。

円をドルに換えよ

円が78円になった2012年、私がしたことは資産の95%を米ドルに換えたことだ。2012年12月に安倍政権が発足することが分かった時点で、私たち日本人は全力で円をドルに換えなければならなかったのだ。

2015年の中国のバブル崩壊から始まった円高への振り戻しだが、今年になってFRBが利上げを見送り、さらに日銀が金融緩和をしなかったことで円高がさらに進み、107円まで円高に振り戻っているが、これもそう長くは続かないだろう。短期的にみれば、円高がもっと進む可能性もある。しかし5年・10年のスパンで長期的に見れば、経済が分かる人なら最終的に円安になることは確約されたも同然だということが分かるだろう。

したがって、一時的に降り戻っている今が絶好の買い場であり、ドルを買うことは大事な資産防衛である。

インフレと円安に向かうことが分かっているのに、資産を現金預金と円で持っていることのリスクを理解しなければならない。

あなたがしなければならないことのもう一つは、今すぐ持っている預金のほとんどをドルに換えることだ。