ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想もガッツリ書いている国際結婚&アメリカ在住女のブログです。

【知らなきゃマズイ】日本でマイホームは購入するな。アメリカで家を買え。

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南カリフォルニアに住んで早6年。

住宅価格が底を打った2012年あたりから家の購入を考えてきたが、まだ購入には至ってない(諸事情あり。今度またお話ししたい。)

南カリフォルニアの住宅価格はすでにリーマンショック前の水準に戻ってるので、ロスアンゼルスとオレンジカウンティあたりはかなり高額になって、私たちのような普通の人たちが手が届かない金額になってる

ここ数年のカリフォルニアの住宅価格の暴騰の理由の一つは、中国人投資家による現金買いがある。2015年から中国株が暴落し始め、その余波がアメリカの住宅価格にどう影響してくるかも注目しているのだが、ここ1年くらいは横ばい。

住宅価格の高騰に伴い、ファーストタイムバイヤーと呼ばれる、家を初めて買う人たちも少なくなり、ローン新規申込者の数も減っている。売却数はほぼ横ばいなので、とすると現金買いの買い手が多くなっているということになる。とにもかくにも住宅価格がここ1年くらい横ばいの状態でホッと一息ついているのは私だけではないはずだ。物件所有者は除いて…

サンフランシスコは平均住宅価格が1億を突破していて、フツーの人たちはどうしてるんだろうと考え込んでしまう。

 

アメリカの平均住宅価格

2015年の平均住宅価格を見てみよう。(分かりやすいように1ドル100円換算で)

全米平均: 2230万

カリフォルニア全体: 4820万

サンフランシスコ: 1億3600万

オレンジカウンティ: 6300万

ロスアンゼルスカウンティ: 4850万

数年間で千万単位で高騰しているため、オレンジカウンティでは5千万以下で買えるコンドミニアム*タウンハウス*がこのところ売れ行きが良い。

*コンドミニアムとは、日本でいうマンションに近い。一戸ずつ所有者は異なる。投資物件としても人気があり、バケーションレンタルとして観光客に貸し出すのが最近のトレンド。もちろん、固定資産税を払う義務はしっかりある。↓はフロリダのコンドミニアム。

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*タウンハウスとは、2戸がくっついた家。壁を共有している。イギリスでは semi-detached house と呼ばれてた。↓の写真がタウンハウス(semi-detached house)。右と左に玄関がそれぞれあるのが分かる。

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ターゲットエリア

私たちが今住宅購入を考えているのは、リバーサイドカウンティと呼ばれる、ロスアンゼルス&オレンジカウンティから内陸に入ったエリアだ。韓国でセウォール号沈没事件があったが、あの船舶会社の社長がリバーサイドに数百軒家を所有している。ロスアンゼルスやオレンジカウンティからリバーサイドカウンティに流れる人口も多くなってきている。家族ぐるみで親交のあった私の隣人も、年々上がる高い賃料に嫌気がさし、昨年リバーサイドに引っ越していった。今は1エーカー近い広大な土地で、大型犬2匹とのびのびと暮らしている。

ただし、砂漠に近くなるため、夏はかなり暑く、36度以上になることもある。日本ほどではないものの、冬も結構寒い。ロスアンゼルスやオレンジカウンティは夏もそれなりに暑いが、ビーチからの風が吹いてくるので、そこまで暑くはならない。

 

賃貸かマイホームか

賃貸かマイホームかと聞かれたら、アメリカなら「マイホーム」と答えるだろう。但し、いまのオレンジカウンティは高すぎて手が出ない。他のエリアに比べて小さい家、小さい土地、古い家にそこまで出す気にもなれない。したがって、予算と条件のバランスが取れた家が見つかれば購入するつもりだ。(しかし、売り手市場ではこれがなかなか難しい。今後、買い手市場に様変わりしてくれればいいのだが。)

日本でも賃貸かマイホーム購入か、の議論が延々と繰り返されているが、私の意見はこうだ。今、日本でマイホームは購入すべきではないと考える。

日本が高度成長期にあった時代は、サラリーマンも終身雇用が保証されていた。まじめに勤めていればクビになることもないので、ローンの支払いを心配する必要はなかった。

しかし、バブルは弾けた。企業は一斉にコストカットに走る。コストカットのターゲットは人件費である。人件費を削るために従業員を解雇し始める。あるいは人件費の安い外国人労働者を雇う。高度成長期の日本が誇った終身雇用や年功序列といった制度はガラガラと音を立てて崩れ始めた。いつクビを切られるか分からない状況では、マイホーム購入どころではない。人々も毎月の収支を合わせようと節約し始める。将来を心配する中で、買った途端に価値が下がっていく家など買うわけがない。資産ににはなり得ない。

日本で家を購入すべきでない理由は、この3点に集約される。

・買った瞬間から価値が下がっていく

・人口減少に伴う需要の低下

・日本の将来に対する悲観的な観測

 

アメリカで家を購入すべき理由

・歴史的にみてアメリカの住宅価格は右肩上がり

・アメリカは先進国で唯一人口が伸びている国

・不動産に関わる法整備が優秀で税控除の恩恵が大きい

理想としては、日本では賃貸に住み、アメリカで家を購入、アメリカの家を賃貸に出してインカムゲインを得ながら、数年たったら売却してキャピタルゲインを得る。ただし、アメリカ国外に住む外国人による不動産購入はローンが下りなくなったようで、現金でないと難しいようだ(カリフォルニアだけなのか米国全体なのかは分からない)。銀行ローン以外にハードレンダー、プライベートレンダーなどもいるので何かしら手はあるはず。

私たち家族は数年後に日本に戻ることを検討している。そのため、アメリカにいる間に家を購入し、日本に帰るにあたって賃貸に出すというのが理想だが、ここ数年家探しに悩まされていることや、目下探しているエリアが住みたいエリアというわけではないので実は家の購入には消極的になっている。かといって5千万も出してオレンジカウンティでタウンハウスやコンドミニアムを買う気にはならない。

悩ましい問題である。